そんなわけでトワ元大先生視点です
最初にこの構想を思いついたのはナギサと偶然出会えた時に大まかな流れを思いついた。前々からアリウス分校の惨状をどうにかしなくてはならないと思ってはいたがそのためにはどうしてもベアトリーチェを殺して、アリウス地区を解放する必要があった。しかし、例えあの目玉お化けを消したところでアリウス生徒に施された洗脳教育は残ってしまう。それ以前に支配者のいなくなったアリウス地区は誰が支配するのかという懸念も残ってしまう。そこで私はまず知り合いになったナギサを利用させてもらうことにした。ナギサにアリウス分校の噂や情報を流してそのことに意識を向けさせた、もちろんそれだけでは弱いので聖園ミカの耳にも届くように噂を流した。このころのミカはまだアリウス地区への行き方を見つけていなかったのかエデン条約のようなことはとくに起きなかった。逆にティーパーティーの話し合いで「どうにかしない?」と積極的に議題に出すようにすらなった。一番懸念材料だったのはセイアだったのだが未来視によって未来が見えていたのか反対派せずむしろ賛成気味だった。どちらかというと早く終わらせて欲しかったというのが本音だと思われる。紆余曲折ありながらアリウス分校はトリニティ総合学園の分校の一派として取り込むこと、手に入れた後アリウス分校の開発に力を入れることが決まった。もともと金と力はあるトリニティだったが、さらに多くの自治区と生徒が増えるとなれば反対せず大賛成でアリウス地区を欲しがるだろうと予想したが案の定この話に飛び乗ってくれた。洗脳教育の件についてはもう手を打ってある。後はベアトリーチェを殺すだけでいい、そのための策も準備も整ってある
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「……と、まぁ、そんなわけなのですよ」
長々とした説明が終わる。黒服は紅茶を飲みながら待っているがアルは混乱している。いきなり話されてもわからないだろうね。黒服に目配せする
「…アルさん、大丈夫ですか?」
「アルウス?分校?わけがわからないわ...」
黒服がトワの言いたいことを察してアルに助け船を出すがもうすでにダメみたい。
「簡単に言うとですね、アリウスと言う学校があったんですがそこの生徒たちが悪い大人に利用させているというわけです」
悪い大人代表がなんか言ってらぁ...こっち睨まないでよ
「だいたいわかったわ」
「本当に大丈夫?」
「大体は大体よ(汗)」
ダメそうだ。まぁ今はこちらの指示を理解すればいいか、
「とにかくアリウス分校の解放よろしくお願いしますね」
「うん。でも一つ聞いてもいいかい?」
「何でしょう?」
紅茶を飲みながら質問を許可するナギサ
「なんでトリニティの組織を使わないの?いっぱいあるでしょ」
なぜ正義実現委員会などの組織を利用しないのかそればかりは今だに謎なのだ。
「それですが...」
「どこの組織も忙しくて手が空いてないそうだ」
言い淀んだナギサの代わりにセイアが答える
「セイアさん…」
「いいじゃないか、嘘は言ってないだろ?」
どうやらどこもやりたがらなかったようだ。よく考えればわかることだ未知の土地で死ぬかもしれないとなればどこもやりたがらないだろう。特に正義実現委員会はゲヘナの風紀委員のようにいつも仕事に追われているのだ。一人でもないくなって欲しくはないのだろう。つまりは厄介事が押し付けられてきたということ、よくあることだ。特に私にとってはね
「まぁ、大方わかりました。それでは私たちのやり方で仕事をさせていただきます」
「えぇ、よろくしくお願いしますねトワさん」
ナギサはペコリとお辞儀をした後よだれを垂らして寝ているミカをおこす。それを眺めながら二人を連れて決戦の地アリウス分校に向かう
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ