翌日の早朝。私と黒服は五時に起床し朝食を食べ、すぐにホテルを出てアビドス高校の二人の下に向かうことにした。別に何時に集合とは言われていないがこうゆうのは速い方が良いので、通常学校に登校する7時半くらいにアビドス高校に到着することにした。
「社長。いささか伺うには早いのでは?」
「いいんじゃない?ちょっと遅く来てホシノに小言いられたくないし」
黒服を言いくるめ、近くにいた不良たちをボコボコにしながらアビドス高校に到着したが...
「予定よりも少し早いな」
そういって、腕時計を見たら長い針はまだ7時を回ったばかりで、短い針が3時を指していた。とうぜん教室内にはまだ二人の姿はなかった。
「座って待つとしようか?」
「承知いたしました...昨日の遊戯王の続きをいたしましょうか?」
いいね!今度も私が勝たせてもらうよ?
「いくら社長と言えども今度ばかりは負けられませんよ」
そういってしばらく遊戯王で遊んでいたら、7時半ピッタリにホシノがやってきた。
「あなたたち早いんだね。来ないかと思った」
意外と言いたげな顔をするホシノ、ほんとに信頼ないんだなと感じる。
「ひどいな~。おじさn...あぁ、まって謝るからその目はやめて」
私が未来のホシノの真似をしたら睨まれた。水が氷になるんじゃないかと思うほどに冷たい目だった。ホシノの警戒心は薄れたみたいだけど、好感度は下がってるからもうやめておこう
「おや?暁のホルスではありませんか?」
「ちょ!おまっ、そ、それをどこで!」
暁のホルス呼びで慌てふためくホシノ。なんだったかこのあたりじゃ有名人らしいみたいだけど、なんでも短期で好戦的、必要以上に攻撃してくるってさっきボコした不良たちが言って気がするな?(すっとぼけ)
「いえ、小耳にはさんだだけですよ。ただ聞いた特徴からあなただと憶測しただけです」
「くそ!よりによってこいつらにばれるなんて....お前ら、ユメ先輩にだけはいうなよばれたらまずいんだからな」
冷や汗をかきながら口止めをするホシノ、イライラを不良にぶつけてストレス発散していることがユメさんになんとかしてもばれたくないんだろうな
「いいよ。別に、でもただってわけじゃあねぇ?」
首をかしげながら、ホシノに手の平を差し出す。
「チッ!これでいいか?」
「まいど♪」
とワンコインを渡されて文句なくそれを懐にしまう。こういう時、通貨は便利だ。何の禍根も残さずに約束できる。相手はお金で安心できて自分は儲けが出る。win―winというやつだ。
「ごめん~遅くなちゃって~」
といい時間にユメ先輩がやってきた
「もう遅いですよ、二人まで待たせちゃって」
「うん。ほんとごめんって~ってんー?」
不思議そうに首をかしげるユメ先輩。
「どうしたんですか?もう遅刻のことは毎度のことなのでもういいませんよ」
ホシノが尋ねるとユメさんは素直に答える
「なんだか?ホシノちゃんトワさんと仲良くなった?」
「はぁ!そんなわけないでしょ気のせいですよ」
心外だという風に答えるホシノ
「そうかな?前より距離が近いように感じるんだけど気のせい?」
「たぶん気のせいですよ。さっ、早くいきましょう?」
「そうかな~?」
とニコニコしながら不満顔のホシノ後を追うユメさん
「なにしてるんですか?早く来てください。こっちはお金を払ってるんですから相応の働きはしてもらいますからね?」
「はいはい。わかってるよ、これでも仕事だからね」
そういって私はホシノの隣を歩きながら目的地の砂漠まで向かうことになった
遊戯王の下りは完全にネタです。夜に作るといつもふざけだしてしまう。ちなみに作者は初代の頃しかやってませんので最近の世代はわかりません。
☆解説
・暁のホルス
若おじの二つ名。不良をボコボコにしていく内にそう呼ばれるようになった。おじさんの黒歴史。なお口封じにチップをもらったのは同意しても口約束だけだと疑心暗鬼のホシノは信用しないと思ったから。仮にユメ先輩が知った場合「不良になちゃった~」とずっと泣き続けることになる。優しい先輩を泣かせるとはなんてやつなんだ暁のホルス!
・ホシノの好感度
対人関係において少数の間に秘密を持つと距離が近くなるので、それを利用して便利屋はホシノと仲良くなるために多少強引な手を打ったわけである。まぁ足舐めて好感度上がるやついるし問題ないでしょ
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ