お久しぶりです。実は事故で親指をエンコ詰め状態にしてしまって投稿が遅れてしまいました。勝手ながら少しペースが落ちてしまいます。
こちらが黒いビナーの存在に驚いていると、こちらを敵だと判断してようでビナーは口の中にあるビーム砲から光を貯えて、攻撃しようとしている。
「まずい!ユメ先輩避けて!」
ホシノが攻撃に気づき、ユメさんに叫ぶ。しかし、ユメさんは避けようとしたが間に合わず、ビナーの黒いビームをもろに食らってしまう。
「うぅ...くっ!」
「ユメ先輩っ!」
なんとか盾でビームを防いでいるが時間稼ぎにしかならないだろう。その間に私は黒服にユメさんの救助を命じて、トマホークをビナーの喉に投擲する。ホシノも合わせるように両手のショットガンをビナーの顔に向かって打っている。
「■■■■■■■■■■■―――!」
ホシノの放った銃弾はすべて弾かれてしまったが、私の武装色を纏った斧はドンッという鈍い音を立てながら、ビナーの喉に突き刺さり悲鳴を上げながらのたうち回っている。
「ユメさん。失礼いたします」
「えっ?わぁ!?」
ビナーが苦しんでいる間に黒服はユメさんの手足に黒玉を纏わせて、ビナーにつぶされないようこちら側に引き寄せる。
「ユメ先輩ご無事ですか!?」
私と一緒にビナーに押しつぶされないところまで逃げてきたホシノは慌てたようにユメさんに駆け寄る
「……大丈夫。問題ないよ」
体を見回したのちにそうホシノに返す。
「よかった。先輩になにかあったらどうしようかと....無事ならさっさとあの黒ムカデ倒しましょう」
「うん。そうだね....でもホシノちゃんあれは蛇だと思うよ?」
お互いの安全確認が済んだあたりで、私が声を掛ける
「じゃあ、そのための策を考えようか?」
「そうですね。闇雲で突っ込んでも犬死するだけでしょうからね」
「でも、どうやって倒すの?相手はすっごく大きいよ?」
その策はすでに考えてはある、黒服に目配せをして考えを伝える。
「……どうやら、社長に考えがあるもようですよ?」
ユメさんにまとわせていた黒玉を回収している。どうやら、私の考えを明確に読み取ってくれたらしい。
「どうなの?教えて、教えて」
「一様、話だけでも聞きましょう」
「じゃあ、聞いてくれ」
かくして、私はビナー攻略戦の概要を語った。
―――――――――—――――――――――――――
「■■■■■■■■■■■―――!」
「くらえ!蛇野郎」
私は背負っていた弓矢を放つ命中した後、弓のスイッチを押して矢じりについている爆薬を起動させる。そしてビナーの注意を私に向けさせる。まず、作戦において前提としてビナーは機械であり生きている。そのため、必ず動力となる部品が存在して、そこが弱点となる。
「死ねぇ!」
ホシノも同じようにビナーの胴体に攻撃する。今度は弾かれずに銃弾がビナーの体内へと突き刺さる。次に、動力源がどこにあるかというとおそらく、精神の具現化ヘイローがついていることと、先ほどホシノの銃弾が弾かれたことから頭部あたりだろうと思われる。ここからが大変だ。黒いビナーの頭部は固い装甲で守られている。仮に攻撃が通ってもすぐに再生せれる。では、どうするか、それを解決するカギは黒服の黒玉にある。
「・・・・・・・」
「大丈夫ですか?」
黒服はユメの言葉も聞こえないほどに集中していた。変幻自在の黒玉を砂粒ほどの大きさに分解しているのだから、ビナーの頭部装甲はたしかに硬いだろう。ホシノの射撃をもろともせず、トワの武装色を纏った斧ですらすぐに傷がふさがってしまったのだから、しかし、
「■■■■■…!?■■■―!!」
ビナーは体の異変に気がついたが、もう遅かった。頭部のパーツがバラバラになり、中から
「ヨシ!計画通りかんぺき~」
「馬鹿言ってないで、攻撃するよ」
頭部が完全に蘇生する前に私とホシノで総攻撃をする。
『嵐脚・凱鳥』
「鎮圧する!」
私の放った蹴りの斬撃と、ホシノの両手連続射撃は、すべて命中。当たったエンジンは爆発し、いとも簡単に破壊できた。エンジンの消失と共にビナーはヘイローと目の光を失い、機能を停止した。
「勝ったぁ!」
「当然の勝利ですよ、ユメ先輩」
「はぁ、はぁ。成功しましたね」
「お疲れ、黒服。後は休め」
それぞれが勝利の余韻に浸っていた時そいつは現れた。紫の光でブラックホールのように渦を巻き中央にぽっかりと漆黒の穴が開いている存在。
「?...なんでしょうあの光。あれが調査対象ですかね」
「ホシノちゃん。危ない!!」
ホシノが疑問に思っていると、その光が心臓のように躍動し光を放つ。それはホシノにあたることなく、とっさにかばったユメさんに命中してしまう
「っ!!このくそ野郎!!」
私は急いで色彩に近づきエデンの果実を使って、色彩を私の体内に封じ込める。
「あ...ぅ...あぁ...」
「ユメ先輩!ユメ先輩!気を確かに!」
地面に倒れ伏して、苦しむユメさんにホシノが必死に呼びかける。
「……」
しかし、突然ユメさんは黙りこくり、立ち上がる
「ユメ先輩?」
ホシノの声に一切の反応を示さず、虚ろな目でホシノを見つめるユメさん。まずい、また間に合わなかった!
「・・・・・」
ユメさんは無言で盾を振り上げてホシノの目の前までくる。
「なにをっ...ふざけてるんですか?...」
ホシノは今の現状を理解しきれておらず、ユメさんに話しかけている
「・・・・・」
「ユメ先輩!正気に戻ってきださい!!」
変わらず声は届かず、無情にもユメは盾をホシノに打ち下ろした.....盾はホシノにあたることは無かった。
「えっ?...トワお前何して...?」
盾は当たることは無かった...ユメがホシノを傷つける前にトワがユメの心臓をブレードで突き刺すことによって...
「っ...!」
生徒を傷つけた感触を噛みしめながら、トワはブレードを引き抜く。音を立ててユメだったものは前かがみに倒れていく、それをトワは避けホシノが受け止める。
「ねえ、ホシノちゃん。」
ホシノに抱かれる形になりながらもユメが最後の力を振り絞って、ホシノに語り掛ける
「私ね、ホシノちゃんと初めて会った時、これは夢なんじゃないかなと思って、何度も頬をつねったの。」
胸から血を流しながらも最後まで後輩を思う先輩としてあろうとするユメ。トワにはそれがあまりに痛々しかった。その光景を作ったのは自分自身なのだから
「ホシノちゃんみたいな、可愛くて強くて、頼れる後輩がそばにいてくれるなんていう夢みたいなことが、本当に嬉しくて……うーん、上手に説明できてないかもだけど…ただこうしてホシノちゃんと一緒にいられることが、私によって奇跡みたいなものなの。」
「……毎日毎日、こうして一緒にいるじゃないですか。昨日も今日も、
だから、いなくならないでくれと思うホシノ。しかし、ユメの血は流れ続け、体は段々と冷たくなっていく
「はぅ……だって……。」
今わの際なのにいつも道理の雰囲気のユメ。ホシノを心配させまいとふるまうがそれが逆にホシノの焦りを募らせていく。
「『奇跡』よいうのはもっとすごくて、珍しいもののことですよ」(奇跡でもなんでもいいから、ユメ先輩を助けて!)
「……ううん、ホシノちゃん。私は、そうは思わないよ。ねぇ、ホシノちゃん。いつかホシノちゃんにも可愛い後輩ができたら、その時は――」
―――守ってあげて。
そう言った直後。まだ生きていたビナーが動き出し、どこかに移動しようとする。
「まずい、二人が巻きこまれる!黒服!」
「承知しました!」
このままではホシノとユメがビナーのまき散らした砂に持っていかれると判断し、黒服がホシノだけでもこちら側に連れてきた。
「はなせぇ!ユメ先輩を殺したお前らに助けられるなんて嫌だ!」
その言葉が針のようにの胸に刺さりながら、生者の非難を優先する。少し離れたあたりで振り返るとユメさんがビナーの動きに巻き込まれてどこかに流されていた。すぐに姿は見えなくなり遺体の回収もできなくなった。
~ ~ ~ ~
その後、三人はアビドス高校まで帰還して、連邦生徒会に報告をした。そして、十六夜ユメは失踪扱いとなり、アビドス砂漠の異変はビナーのせいとなった。そして、便利屋は依頼失敗として、報酬金は受け取らず黙ってアビドス高校を去ることとなった。
「……待てよ、トワ」
声を掛けられて振り返るとホシノがいた。
「…意図してユメ先輩を殺したわけじゃないのはわかってる。でも、お前のことも許せない。だから、もう二度と私の前に現れるな。破ったら、お前を“殺す”」
「そうか、わかった。ありがとう恨んでくれて」
そういって二人はそれぞれ反対の道を進んだ。
死に際のキャラが長くしゃべるのは物語あるある
★解説
・ユメ先輩の遺体
まだ生きてると現実逃避したホシノが探して、砂漠の中で遺体を発見する。二日ほど寝込み、ユメ先輩の遺言に従って、後輩のことを考え立ち直り、ユメパイを忘れないがために原作通りの性格になる。
・トワ二度目の生徒殺害
一回目は先生の時に“魔女”を今回でユメ先輩を、トワ、お前が守れたものはなんだ?
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ