書いて欲しい幕間があればコメントください。
「いつもありがとおね~トワちゃん」
エプロンを付けた猫の店主が笑顔でお礼を言う。
「いえいえ、これも仕事ですから!」
トワはそう返して花屋の植木鉢をすべて運んでいる
ここの花屋は便利屋が出来て間もなかったころ、猫の花屋が年齢と人手不足だったことから、猫ばあちゃんはこのお店の手伝いを便利屋に依頼したのだ。それ以来、定期的にこのお店の手伝いをしているというわけである。
「これで全部だあよぉ~。お礼はいつも通り払っておくけんね~」
高齢猫の店主は懐から、3000円を出してそれをトワに渡す。
「あんとね~、お花の種ぇが余っちゃけん貰うてくれはるか?」
「いいですよ?なんの花ですか?」
私がそう聞く前に、猫ばあちゃんは店の奥に入って花の種を取っていってしまった。
「とおってきただよ~、たあしかぁ玉簾(タマスダレ)だっただよぉ」
玉簾(タスマダレ)……ゼフィランサスか、育てたことないな?いい機会だし、どこかに植えて育てるか…
「ありがとう、猫ばあちゃん。ありがたくいただくよ」
そう言って玉簾(タマスダレ)をいただいた。
~ ~ ~ ~ ~
「ど・こ・に・し・よ・か・なっ!」
玉簾(タマスダレ)を片手にどこにいえようかと、ゲヘナ学園を放浪していた。周りの生徒は私が通れば勝手に道を退いてくれるので、楽である(╥_╥)。なぜだろう、目から汗が止まらない。ひとえに私が便利屋の仕事で暴れすぎて、悪評が広まったからだろう。特に最近はひどい、あの新人とアルのコンビは絶対になんかやらかすせいで損害賠償がかさんで仕方ない( ꐦ◜ω◝ )。今月の賠償金なんて七桁に到達したぞ...腹いせに二人の給料を少しカットしたったわ(^Д^)
閑話休題
植物でも育てて心を休めよう、そうしよう。すると、一回の中庭に看板が立っていた。何々?...「ご自由に植物をお植えください」あぁ、温泉開発部と美食研究会がやらかしたやつか……嫌な事件だったね。…まだ植物一つ植えられてないんだろ?(´・ω・`)
まあ、冗談はそこまでにしてちょうどいいしここに植えちゃうか!
「まずは、『指銃・黄連』」
人差し指で硬い土にニ、三センチほどの穴を数か所同時に開けて、その穴の中に種を入れて土を被せたら、お~わり。やぁ、大きくなるのが楽しみだな!(≧▽≦)あとこれを数回繰り返すけど( `д´)ケッ
ん?この気配は……まさか!?
「トワ何してるの?」
キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ヒナたそだぁー! ※彼はシラフです。
「おはようヒナ。今ね、花屋さんから花の種をもらったから植えてるところだよ。まだ残ってるけど、ヒナもやる?」
「いいよ。今日は仕事が少ないからね」
そうして、私とヒナの二人で楽しく種植えをすることとなった。私が地面を掘って、その穴にヒナが種を入れて被せる。二人の共同作業でちょっと興奮する。※彼はシラフです
そうして、すべての種を植えたら近くの水道からジョーロを見ってきて、二人で水巻をする。
「お疲れさまヒナ」
「えぇ、お疲れ様トワ。楽しかったわ」
笑顔でそういうヒナ。よかった誘った甲斐があった。
「ねえ、トワ?」
「どうしたのヒナ?」
「来年になったらこの花たちが咲いたところを見ない?」
そう言ったヒナの言葉に私は体を強張らせた。おそらくその約束は果たされるか怪しいだろうだが、わたしは....
「うん。いいよ立派な花を咲かせたところを二人で見よっか?」
「約束よ?」
そして、小指を出してハリセンボンを飲むこと前提の指切りをした。
~ ~|来年|~ ~
「ただいま。今戻ったわ」
「おかえり委員長。どこいってたんだ?」
私が帰ってくるとイオリが出迎えてくれる。
「中庭で水やりしてたわ」
「いつものか、なんで毎日毎日やってるんだ?委員長も忙しいだろうに?アコちゃんも教えてくれないしさ」
「深い理由はないわよ?ただ大切な人との約束だからよ」
そうヒナは約束が果たされる日を『期待』するのだった。
猫おばあちゃんの口調は適当に訛らせてますので、とくに方言は決めてません。
それとトワちゃんはの内面部描写では顔文字が多いですがご容赦ください。
☆解説
・便利屋の依頼料
雑用―数千円(2000~3000)
潜入―十万~二十万
荒事―依頼者と要相談(場合によってはぼる)
なお、トリニティに対しては数百万ぶんどって、風紀委員には実質ボランティア状態。
・温泉開発部と美食研究会による中庭事件
まず、温泉開発部が「中庭にお湯の源泉がある」というデマで、中庭をキャンプファイヤーして、美食研究会が「中庭の雑草は食べられるのでは?」と検証しようとして、それが重なり戦争に発展。便利屋と風紀委員、ワルキューレが総出で鎮圧した事件。周りの校舎はぶっ飛び、中庭は荒地と化した。
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ