「そういえば、今更だけどあいつらどうしたの?」
黒服から、コーヒーを受け取りながらそう答える。
「そうですね、二人とも前の記憶がなかったようなので、おいてきました。その後は全く音沙汰がないですね?」
黒服はそう答えたことで、私はとりあえず「そうか」と返してコーヒーを飲みながら、再びパソコンに向き直る。
――You've Got Mail!ピコン
おや、またメールが来た。依頼かなと思って開くと、
| 件名:先生へ |
| 貴社への入社を検討いただきたく存じ上げます《id:httips:/hosegee=32935#》結果はこちらまでお願いいたします。byマエストロ 追記ゴルコンダとデマルコマニーも会いたがっております |
( ゚д゚)
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「こっち見ないでください、そして現実から目を逸らさないでください何度見ても変わりませんよ」
なぜそんなにお前は落ち着いてられる?
「は、話が違うよね!記憶ないって言ったじゃん!」
「私が便利屋に入社した時にはなかったですよ、ただ今更になって思い出したようですね?」
「いやまあ、それはわかるけどあいつらも、えぇ...」
脳裏によぎるのは、あいつらの暴挙の数々...
~ ~ ~
『先生大好きクラブの結成ですよ!』
『先生。見ヨコレガ我ガ傑作。生徒ノ交ワリ!』
『先生あなたよいう存在そのものが“崇高”なのですよ。』
『そういうこった!』
なぜだろう、ろくでもない思い出しか出てこない(*´д`)=з
~ ~ ~
「まあ、それは私たちで止めるとしましょう。」
「お前もその原因筆頭だからな !」
そんな馬鹿な会話をしながら、アドレスにあった住所に向かうことにした。
――――――
メールに書いてあった場所までくると、そこは廃墟のビルだった。ボロボロで誰もいないのだ。こういう場所は大抵、不良やヘルメット団のたまり場となっているものだが、どういうことか人の気配がまったくしない。おそらく、二人が何かしらしでかしたのだろう。
「ここは、ゲマトリアのアジトですね」
「そうなの?もっといい立地ある気がするけど?」
実際私の記憶にあるゲマトリアのアジトはもっとちゃんとした建物だったのを覚えれる。
「キヴォトスに到着した時、最初にいたのがここだったんですよ。それで、地下に隠れる空間を作ってそこに住んでいるわけです」
たしかに、お前ら衣食住の内、最悪住むところだけで足りるものな?
「まあ、わたしやマエストロで服はどうにかなりますから、それでも食事を楽しむというとこは“生きる”上で欠かせないことですよ。特に人間性を保つためには…」
その辺の矜持は私にはわかりかねるが、大切だということはわかる。無粋なことばだったね
「かまいませんよ。」
そうして、黒服に案内される形で、廃墟ビルの地下へとはいっていくこととなった。
中は鉄壁で覆われており、それがびっしりと広がっている。そしてなぜか赤紫色の光で部屋中が輝いている。その壁をコツコツと二人で進んでいくと、
「待っていたぞォ!先生!」
マエストエロが興奮しながら私めがけて飛んできた。
「無慈悲だ」
綺麗の地面とキスするマエストロ
「わかりきっていることだったろう」
「そういうこった!」
後ろからゴルコンダとデマルコマニーの二人も出てきた。
「それで、先生私たちゲマトリアの便利屋吸収の件は決またか?」
「どうゆうこった!」
えっ?なんか話大きくなってない。まぁいいや。お前ら全員採用!今日から働いてもらうから。それと私のことはしばらく、社長と呼びなさい。
「承知した。先s...社長の下で最高の芸術を完成させると約束しよう」
「こちらも、武器や道具の提供は惜しまない」
「そうゆうこった!」
よしよし、いいだろう。それとどうせだからお前らも私の計画に付き合え、ゲマトリア大好きな“崇高”を使った計画だ。
アサシン先生の世界の総力戦はブルアカイチゴ味風味となっていました。
☆解説
・マエストロ
黒服がいなくなった原因を探ろうとして、トワをストーカー結果的に記憶がよみがえる。
能力は描いた芸術品に能力を付与する。しかし、なんの神秘がやどり、恐怖が芽生えるのかは作るまでわからない。
・ゴルコンダとデマルコマニー
マエストロと同じ理由で記憶がよみがえる。能力はデマルコマニーが「記号」(神秘や恐怖の概念)の抽出と付与(カット&ペースト)。そのものの「記号」を抜き取り、別のものに着けることが出来る。ゴルコンダは不死身。やられても謎の土管から蘇る残機∞
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ