やりたかっただけの話
「ぐっ!…うぅ」
最後の不良生徒が倒れる。渡り廊下での銃撃戦は一息で片付いた。周りには多数の銃痕と地面に倒れ伏す生徒。
「はぁ…めんどくさい。」
空崎ヒナは独り言ちる。ヒナは圧倒的な強さから、普段、喧嘩を売られることはないが高校に上がりヒナのことを知らない生徒はその小さな見た目から舐めてかかることが多いのだ。そのため今のように銃を向けてきた生徒を正当防衛で返り討ちにしている。
「今日だけで、何回も絡まれるのかしら?…はぁー、」
ホームルームが終わり、学校から家に帰ろうとしたときに、何人かの不良に絡まれそのまま芋ずる式に敵が増え、4,5人の不良生徒が一斉にかかってきのだ。ヒナにとってその程度なら一瞬んで片づけられる範囲だった。
「早く帰ろ..」
そう思い、後の救急医学部に処理を任せれ、帰ろうとしたとき…
「ん?あれって…」
ふと、下の中庭の方を見た時に不良が生徒に絡んでいるのに気が付いた。それ自体は特に珍しくはないのだが、絡まれている生徒は違った。
(あの子はたしか…平等院トワだったかしら?)
同じ1年のクラスメイト、特に関りはないが印象的だったのは覚えている。なにせギヴォトスの住人でありながら銃が使えないというのだがら。普通、支援がメインな者でも最低限銃器の扱い方は心得ているものだ。それなのに銃をまったく使わないというのはとても珍しかった。実際彼女は見る限り武器の類は持ち合わせていないようだった。……あまり気が進まないが、いじめられているのを見て見ぬふりするほど性根は腐ってはない。助けてやるか、そんな軽い気持ちでクラスメイトを助けに中庭に向かったのだった。
~ ~ ~
下の中庭に到着したころには、すでに決着がついていた。というのも、ヒナが最初に視界に入れてたものは地面の草原に倒れ伏す不良生徒だった。少しばかり驚いたが、素手でも強い生徒がいないわけでもない。それでも素手で銃で武装した生徒を一方的に倒せるということはかなり強いことがわかる
「意外と強いのね…助け船はいらなかったかしら。」
そう思った言葉をつい口に出したヒナ。その声に気づいて、こちらを振り向いた平等院
「あれ、ヒn…空崎ヒナさんじゃん」
意外なことにこちらのことを覚えているらしい。さっき何か言いかけた気がしたが、気のせいだろう。そんなことを考えていたら、平等院さんは
「ちょうどいいや。この子たちを救急医学部に運ぶの手伝ってくれない?」
そんなことを言い出した。
「別に..いいけど、それは放っておいても勝手に回収してくれるわよ?」
率直な疑問を口に出すヒナ、しかし彼女は
「いや、このまま野ざらしなのも可哀そうだと思ってね」
当たり前のようにそう答えた。どうやら少しお人よしらしい
「優しいのね。わかった、手伝ってあげる」
~ ~ ~
その後、救急医学部に不良生徒を引き渡し、平等院さんと一緒に歩いていた
「そういえばさ、さっきヒナちゃん私のことを助けようとしてくてたよね」
「いえ..ただいじめられていいて可哀そうだなと思っただけよ」
正直に答えるヒナ、すると彼女は
「そうなんだ!ヒナの方が優しいね。かわいいし」
明るい顔で私んもことを褒めた
「か..かわいいって…冗談はよして..」
あまり褒められなれていないヒナは照れて顔を真っ赤にした。
「えぇー冗談じゃないのにー。まあそれはそうとしてせっかくだから、モモトーク交換しようよ」
そういわれ、先ほどの可愛い発言のことを考えているのか素直に応じるヒナ。モモトークを交換して、すぐ友人は自分に帰路についた。
ヒナちゃんは泣き顔と照れ顔が似合うと思います。異論は認める
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ