TS転生アサシン先生   作:you are not

41 / 46
やっと最終章に入ります。時系列は時計じかけの花のパヴァーヌ編 2章が終わった後の最終章『あまねく奇跡の始発点』あたりです。クロコやプレ先が来ない代わりにトワ元大先生やゲマトリア組が暴れます。


裏切り者のレクイエム
☼☜ ☜☹  ✌☼ ☟


 

「失礼、少々遅れました」

 

黒服がゲマトリアアジトに顔を出す。

 

「かまいませんよ、あなたも便利屋の仕事で忙しいのでしょう?」

 

「そうゆうこったぁ!」

 

「構ワンカラ、会議ヲ始メヨウ」

 

「……皆さんお集りのようで、」

 

3人?から許しの言葉をもらい。早速席に着く黒服。

 

「それで…?例の者は見つけたのですか?」

 

「えぇ、カイザーコーポレーションよりも先に見つけることが何とか出来ました。」

 

ゴルコンダがそう答えると、マエストロが冷凍保存された箱を持ってくる。

 

「………間違いないようですね。一年ぶりです先生。」

 

そこには腐敗していない平等院トワの死体だった。不思議なことに所持品も一切風化していなかった。

 

「ノルママデニコレヲ我ガ作品トシテ作リ直ナオセバ良イノダナ?」

 

相変わらず、体を治していないため声帯が壊れたままなマエストロだがどこか浮かれているのがわかる。

 

「えぇ、そうです。その時間はおそよ数十時間とみてよろしいかと」

 

「俄然ヤル気ガ沸ク」

 

そういって、自らのアトリエに死体を運んでいく。

 

「はじまりますよ先生。」

 

そう宣言した。黒服は次の目的地の為にゲマトリアアジトを後にした。

 

 

~ ~ ~ ~ ~

 

「そろそろですか、始めましょう」

 

電子の海を漂っていた“天童ケイ”がそうつぶやく。彼女は“先生”の計画に協力し、あることを頼まれていた。

 

「先生、死なないでくださいね。またゲームしたいんですから」

 

そうして、彼女はある場所にハッキングを仕掛けた。

 

~ ~ ~ ~ ~

 

そのころ“シャーレ”の先生は、サンクトゥムタワーにて、各校の要人が集まった会議に出席するために、ヴァルキューレ警察学校によりヘリに乗っていた。もちろん皆も知る通り、このヘリはシャーレの先生を捕まえるためにカイザーコーポレーションが出した、偽装用ヘリである。そして、原作通り、シャーレの先生の持っているシッテムの箱の電源が落ちてしまい、先生はカイザーコーポレーションに捕まってしまう。ただし、原作通りではない、一つの特異点がそこにいた。

 

うーん?ここは.....確か、気持ちよくお歌を歌ってたはず、って待て、思考できる時点でおかしい。これは成功と見てまじかいないだろう。目を開けると、牢屋の中でだった。おそらくワルキューレ。しかも時系列的にアロナが動かない時、その時に目覚めるようにしておいたはずなのだから....おっと、懐かしい気配だ。起きておこうかな?

 

“やぁカンナ”

 

「ご無事で何よりです。…私のような三流悪党のことを覚えてくださりましたか。」

 

そういってカンナは檻を開けてくれた。まあ、カンナみたいな善人忘れずらいけどね、

 

その後も何事もなく、中務キリノと合歓垣フブキと合流してカンナの休息のために建物に身を隠すこととなった。そこで、前と同じようにカイザーコーポレーションが連邦生徒会を攻撃するという馬鹿な事を聞いた。まったく、前世と何も変わらないからちょっと拍子抜けしてしまったよ。

 

“じゃあ、そろそろ脱出しようか?”

 

「えっ?まってまって!先生の指揮がすごいのは知ってるけどさ…今の私達じゃPMCの相手は無理だよ。」

 

“知ってるよ、大丈夫。君たちを巻きこむわけじゃないから”

 

「それって?」

 

その瞬間。フブキの意識は暗転した。

 

「っ!?貴様誰だ!」

 

カンナはすぐに目の前の存在は私たちの知っている先生ではないと、勘づき銃口を向ける。しかし、銃を持っている腕を掴まれ、武装を解除させて地面に転がされてしまう。

 

「カンナ局長!」

 

キリノも応戦しようとしたが、

 

『指銃・撥』

 

突然、額に衝撃が走り気を失ってしまった。

 

「キリノ!」

 

“そうそう、「私が誰か?」だったけ?私の名前は平等院トワ。このキヴォトスすべての敵さ”

 

そう言って、カンナの首に弱めの指銃を叩きこんで気絶させた。それと同時に、外ではなにやら騒がしくなっていた。外の騒音が収まると同時に建物の入り口が開く。

 

「お迎えにあがりました。“先生”」

 

"あぁ、ベストなタイミングで現れてくれたね。黒服”

 

そこにはすべてのカイザー兵を破壊した黒服の姿だった。

 

「お召し物です。」

 

黒服が差し出したのは、黒いフード付きの服、そして、アサシンブレードだった。

 

「ほぉ...これは」

 

「改造型アサシンセットです」

 

「能力は?」

 

「これまでのアサシンの鎧以上の性能と、自動回復効果付与」

 

「ブレードは?」

 

「神秘付与による性能の強化と仕込み矢のギミックを追加しました」

 

「強度は?」

 

「巨大レールガンの一撃でも耐えられます」

 

「パーフェクトだ、黒服」

 

そういって、黒服の用意した服装に着替えた。その服には所々に白いムシトリナデシコの模様があしらわれていた。それを見てトワ元先生は苦笑いを浮かべた。おそらくマエストロが作ったのだろう。最後にアサシンブレードを手首につけて、軌道を確認した...問題ないようだ。

 

「じゃあ、カイザーの玉を取りにいくとしようか?」

 

そうして、最後の戦いが始まった。





☆解説
・白いムシトリナデシコの花言葉
『裏切り』ムシトリナデシコ全般の花言葉は『未練』

この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)

  • 黒服
  • 空崎ヒナ
  • 陸八魔アル
  • 小鳥遊ホシノ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。