ラブライブ!の世界に転生した俺はトップアイドル兼プロデューサー!? 作:とある幻想郷の暇人
目標は、最後までやり遂げることです。
転生
-----俺は愛されたかった。家族は生まれたばかりの俺を教会へ預け、どこかへ行ってしまった。シスターや神父は俺を可愛がってくれたが、俺を愛してくれてるとは思えなかった。-----俺は家族としての愛が欲しかったんだ。
そう思いながらも俺は毎日を楽しく過ごしていた。友達と馬鹿やって、部活をして、恋をして・・・。そんな日々がいつまでも続くと思っていた。だが、そんな日々は急に終わりを告げてしまう。
変わらない日常なんて、ない。
日も落ちて、暗くなってきた時分、俺は自室でギターを弾いていた。アンプにはつなげていなかったためか、あることに気付いた。---教会の方がやけに騒がしいと。 不審に思って向かってみると、シスター達が手を頭上に挙げて震えている。そして、彼女らの前には黒い服を着た、180cmある俺よりもデカい男が刃渡り20cmほどのナイフをもっていた。
それを目にすると、俺の体が勝手に動き始めた。俺の中で何かがキレた。
「俺の家族に何しやがんだテメェ!!!!!」
初めて彼女らを本当の家族だと思った。こんな事態になるまで思えないなんて、俺はバカだ。
強盗に飛びついた俺は何とか強盗を殴り飛ばし、家族を解放することができた。そして、近くからパトカーのサイレンも聞こえる。誰かが通報していたのだろう。安心してしまった俺は、
「良かった・・・。俺は、家族を救え「グサッ!!!」・・・え?」
背中にナイフが刺さっていた。心臓へ届いている。
もう、俺は助からないだろう。
俺を刺した強盗はにやりと笑うと、倒れて気を失った。最後の力だったのだろう。
俺の体から力が出ない。俺は膝を着き、前のめりに倒れた。-----もう、何も感覚がない。
「あかつき!暁!」
俺を呼ぶ声が聞こえる。シスター達の声だ。いや、家族の声だ。
俺は家族を見つけた。そして、俺は家族に愛されていた。それを知ることがやっとできた。思い返すと、シスター達は俺の入学式や卒業式、参観会や発表会には毎回必ず全員で来てくれた。俺が小さいころに喧嘩してしまったら俺を叱って、一緒に謝りに行ってくれた。誕生日には大きなケーキを作ってくれた。
今までありがとう。俺のためにそんなに泣いてくれてありがとう。愛してくれて、ありがとう。
生きててよかった、と思える人生だった。
それを最期に、俺の意識は完全になくなった。
***
目が覚めると、俺は神秘的な言葉で表せないような世界にいた。暑くも寒くもない心地よい場所だ。そんな世界で俺は寝転んでいた。
「知らない天井だ。・・・なんてね。ここは・・・どこなんだ?」
「あ、あの!ごめんなさい!!!」
透き通ったきれいな声が聞こえた。あわてて立ち上がって振り向くと、淡い水色の、サイドテールの真っ白なシルクの羽衣を着た、雪のように白い肌の、誰もが振り向いてしまうような美少女が土下座している。
・・・・・え?えええええ!? 突然のことで慌ててしまう。
「あ、頭を上げろよ! 何やってんだ!?」
「私は日ノ本の神々を統べる神、天照です。私が暁さんの出生の時に間違って不幸体質にしてしまったのです。だから暁さん家族に捨てられ、強盗に殺されてしまいました・・・。」
そういって天照は悲しい表情をし、眼尻に涙を浮かべる。この子が神?俺が死んだのはこの子が原因?・・・そんなのはどうでもいい。
俺の前で女の子が泣いている。その方が重要だ。泣かしてしまった俺がゆるせねぇ。
「泣くなよ。天照が神だか何だか知らねぇが、女の子はうれしいとき以外泣いちゃいけねぇ。それにな?俺は俺が死んじまったのは俺が原因だと思ってる。シスターや神父・・・家族を守ることができたんだ。神に感謝することはあっても恨むことはない。」
俺が言いたかったことをすべて言い切ると、天照は俺を顔を赤くしてうるんだ瞳で上目遣いで見上げ、手を祈るように胸の前で組んだ。
「暁・・さん/// ありがとうございます!私、とっても嬉しいです!(暁さん、素敵な人だな)」
「そうか。それはよかった。それで、俺はこれからどうすればいいんだ?というかここはどこだ?」
「は、はいっ!ここは群馬の野望の間。別名、転生の間です!」
「ぐ、群馬のやぼっ!?てか、ここ群馬かよ!」
なんだよ・・・。群馬帝国とかホントにあったのかよ・・・。
「はいっ♪それでですね、暁さんには早速転生してもらいます!」
最高の笑顔でよくわからないことを言われた。
「て、転生!?」
「はいっ♪暁さんには次の人生を幸せに生きてもらう義務がありますっ!」
そんな義務あるのか?その前に俺は既に幸せなんだけどな。
「いや、俺は既にしあ「どんな世界がいいですか?戦争がない世界がいいですよね?・・きいてねぇ」
そうだな・・・。なら、俺が愛してやまないみんなで叶える物語の世界に行きたいな。
「なら、俺をラブライブの世界に転生させてくれ。彼女たちの成長を近くで見てみたい」
そういうと、天照は人差し指を顎に当て、首を傾けた。
「ラブライブ・・・ですか?スクールアイドルという、学校生活を送りながらアマチュアで活動するアイドル達が活躍する世界ですよね?実際のアイドル並みに人気があるという・・・。」
「そうそう。俺、ラブライブのμ'sっていうスクールアイドルグループが好きなんだ。彼女たちの一歩一歩全力で進む姿が大好きなんだよ。」
「そうなんですか。(暁さんに好かれるなんて羨ましいです・・・。) じゃあ、ラブライブの世界に転生するということで、特典は何にしますか?〈幸運〉は付けるとして・・・。」
特典なんかくれるのか。何にしようかな。戦争があるわけでもないし、闘うチカラなんていらないしなぁ。
「じゃあ、〈愛〉を付けてくれないか?転生した世界では最初から愛されたいんだ。」
「〈愛〉ですか。(みんなに愛されるってことですよね。特に女の子にとか。嫉妬しちゃいますけど暁さんが欲しいって言ってますし、いいかしら。)・・・わかりました。他にはどうしますか?」
「うーん、転生したら前世の記憶を消してくれないか?新しい人生として生きたいし。」
それに、μ'sの未来も知ってるから楽しみが少し減ってしまうかもしれないしな。
「記憶を・・・、そうですか。わかりました。少し残念ですが、消しておきますね。」
「ありがとう。もう後はいいよ。」
後は転生するだけだなと思い、俺は目を閉じた。
「・・・暁さん。私、少しの間でしたけどあなたに会えて嬉しかったです。それでは、転生させますね。えいっと!」
ポヨヨーンとい音と共に現れたのは大きいトランポリン。
そして俺はそのトランポリンの上に落っこちた。ーーーつまり、おれは遥か上空へ飛ばされることに。
「う、嘘だろ!!!?」
そして俺は遥か上空へ飛ばされ、星となった。
「暁さん、私、あなたのことが好きでした。たとえ短い時間であっても、私には初めての感情でした。いつか会えることを信じて、待っています。」
天照の目からは涙が溢れ、その日、止まることはなかった。だが、本当の親に捨てられた暁の方が今の私より辛かったはずだ、と思い、空に向かって微笑んだ。
「お幸せに」
実は、この話は7月の中旬には出来てたんですよ。でもなかなか投稿する勇気が出なかったので投稿していませんでした。これからは週1回以上の更新を目標に頑張ります!