夜の帷が消えるまで   作:発狂する雑草

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【前章までのあらすじ】

Z地区へ遠征することが決まった不死者殲滅隊隊員たち。
その裏では狗星飛鳥、雪村日向の二名を殺そうとした”裏切者”の影があった。
同時に、この世界の施設。その実態に触れる叶恋。飛び交う思惑
様々な思いが複雑に絡みあうなか、等々Z地区遠征を迎える。


無慈悲な雑草の一言«もうすぐこの話おわるぅぅぅぅ終わっちゃうぅぅぃあ”あああああああああああああああああ(っ´༎ຶД༎ຶ)っ


第八章 綻ンダ待雪草
第一節 第一項


「つっかれたー」

「おなかすいたー」

「…」

 

任務から帰ってきた誠、紡、律の三人は疲れたように土埃のついたジャケットを手で払う。紡はというと動いた後だからか先程からずっと腹をぐーぐー鳴らしている。

その音はまるで地響きのようだ。

時刻は午後7時。食事時だった。

風呂に入るか先に食事をとるか考えていると、ふと食堂のほうが騒がしいことに気づく。

 

「今日はなんか食堂が騒がしいな…」

「どうしたんだろう?」

 

不思議そうな顔をしながら三人が食堂を覗くと、食堂には大量の隊員であふれていた。

 

「わっ、すごい人!」

「いつも賑わってるが今日はいつも以上だな」

「…Z地区遠征前祝だと」

 

普段から食堂はにぎわっている方だが、その比にならないほどの人口密度に首をかしげる紡と誠。そんな中、律はふと食堂の上、天井から吊るされた布を見てつぶやく。その布には【Z地区遠征前祝・奮発全品無料!】という文字が並んでいた。

よく食堂のカウンターを見ると大きな皿に大量の料理が乗っている。

どうやら今日はビュッフェスタイルらしい。

大人数に無料提供。しかもビュッフェスタイル。相当な労力と金がかかっていることだろう。

 

「マジで奮発してんな」

「ぜ、全品無料!?てことは甘いものも無料!?」

「ほどほどにしとけよ。俺らは別に遠征行くわけじゃねぇんだから」

「ごはんん”ん”!」

「聞いてないな」

 

ぶわっと口から大量の涎を流し、食堂のカウンターに置かれたきらびやかなお菓子に釘付けである紡。その様子では誠の声も律の声も聞こえていないだろう。

いつものこととはいえ、食に関しての執着が強すぎる紡に対し呆れる二人

 

「は、早くいかなきゃ!なくなっちゃう!」

「先風呂入ってからな」

「おふろーーーー!」

 

ばびゅんっと先程の疲れなど感じさせないほどの速度で走り去っていく紡に誠は「元気だなあいつ」とつぶやき、律は無表情でうなずくのだった。

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

「…………」

 

わいわいと賑わう食堂

その片隅で一人の少女は食事をとっていた。

他と違い、食べている量は非常に少なく、食べている本人の顔も暗い。

だからだろう。周りに人が近寄る様子はない。

ただ淡々と食事をとる少女。そんな彼女の前に一つの小さな人影が現れた。

 

「ミユちゃん!」

「…筑波君」

 

顔を上げた充幸(みゆき)の前に座ったのは先程大急ぎで風呂に入りに行った紡であった。

どうやらこの短時間で彼は風呂に入って戻ってきたらしい。

頭をろくに拭いていないのかぽたぽたと髪先から水滴が落ち、肩に掛けられたタオルに吸い込まれていく。

水気を含んだ彼の手には、トレーが持たれており大量の食事が盛られた皿が何皿も置いてあった。

それどころか、頭にまで皿の乗ったトレーを乗せている。こんなところで抜群のバランス能力を発揮しないで欲しい。

 

「行儀が悪いですよ」

「えへへ、つい」

 

へらっと気が抜けるような笑みを浮かべながら紡は頭に乗せていた皿を机におく。

 

「…頭はしっかり乾かさないと風邪を引いてしまいますよ」

「大丈夫!僕風邪ひいたことないんだ!」

 

えっへんと胸を張る紡

充幸は「あなたはいつも通りですね」という。

そうして、わずかに俯いた。その様子に紡は首を傾げる。

 

「どうしたのミユちゃん。何処か痛いの?」

「痛くはないです…ただ心配、なんです」

 

持っていたフォークを置き、彼女は自分の手を握りしめる。その手は微かに震えていた。

 

「亜怜さんは、元々待機組だったんです。

ですが…遠征組に組み込まれてしまって…。

……別に、あの人を信頼していないわけじゃないんです。亜怜さんはとても強い人なので、Z地区へ行くことになろうと、きっと帰ってきてくれる…信じています。信じているんです…でも…っ」

 

身を震わせ、泣きそうな顔をする彼女

その姿は幼い少女のようで、簡単に壊れてしまいそうだった。

彼女の震える手を、紡は優しく両手で包み込む。

 

「大丈夫だよ、ミユちゃん」

 

紡が安心させるように、柔らかい声でいう。

 

「だって亜怜さんは強い人だもん。そんな人が負けるわけない。

それに何かあったら皆で助けに行けばいいんだよ!」

「皆で…」

「そうしたら百人力!最強!ねっ!」

「……ここからZ地区は遠いのでそう簡単に増員できませんけどね」

「えっ、そうなの?!ハコちゃんで行くんじゃないの?」

「……途中からはハコビを使いますが、ここからは別の手段で行きますよ」

「そ、そっかぁ」

 

紡はその話を聞いて「じゃぁねぇ、うーんっと」と次の策を…充幸を安心させるための策を考える。

その様子がなんだか可笑しくて充幸はクスリと笑った。

 

「ごはん、冷めますよ」

「あっほんとだ!」

 

そういってバクバクと慌てて食べ始める紡

 

「……ありがとうございます。紡くん」

「え?」

「いいえ、なんでも…これ、美味しいですね」

「うん!これも美味しいんだよ!」

 

楽しそうに、心底幸せそうな顔でどれが美味しいのか教えてくる紡

話を聞く充幸の顔は、幾分か明るいものに変わっていた。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「あいつ、もうあんな食ってるし…」

「どこにあの量が入るんだ?消費量が多いとはいえ食べたところから消費されるわけじゃない。一旦は胃袋で溜める必要がある……人体は謎が多い」

 

風呂を上がって食堂にやってきたらしい誠と律は食堂の一角で充幸と食事をとっている紡を見て呆れた表情を浮かべた。

 

 

『誠君』

『なんだよ』

 

 

同時に、紡、そして充幸の二人を見て、誠は入隊当時のことを思い出す。

 

その日は、確か任務の終わりだった。

紡と律と別れて、どういう流れでそうなったのかは覚えていないが彼女、坂谷(さかや)八生(やよい)と二人で食堂に寄ることになったのだ。

特に何か頼むわけでもなく、二人は一杯のお茶を片手に雑談をしていた。

その雑談で八生が誠に聞いたのだ。

『誠君ならもしも願いが一つ叶うとしたら何をお願いする?』と。

質問の意図がわからず誠が八生を怪訝そうな目で見れば、彼女は何を勘違いしたのか『あっ、願いを増やせ、とかは無しね!』と付け加える。

 

『なんだよ急に…』

『いいからいいから』

 

目の前にいる八生は笑顔を浮かべて言ってくるものだから誠は一つ溜息を吐き、答えてやる。

 

『不死者がいなくなれって願う』

『やっぱり誠君はそれだよねぇ』

『文句でもあんのかよ』

『ううん。いいお願いだと思う』

 

頬杖をついて八生は笑う。そうして自身が飲んでいた茶のグラスを人差し指でつつく。

どこか物悲しそうに、寂しそうに。グラスの中に入った氷がガラスにぶつかってカランっと音を立てる。

その雰囲気が、普段の彼女と少し違って妙に落ち着かない。

 

『…そういうお前は何を願うんだよ。つっても、お前もどうせ俺と似たようなもんだろ。もしくは不幸な人がいなくなって欲しい、とかか?』

『…それもいいなぁ』

『違うのかよ』

 

彼女はちらりと誠を見る。そうして目元を和らげ

 

 

『私のお願いは_____』

 

 

「あら、充幸に友人が出来たのは聞いていたけど…本当に仲がいいのねぇ」

「わっ、あ、亜怜さん!?」

 

背後から声をかけられ、誠の意識が過去から現在に引き戻される。

弾かれるように振り返ればそこには亜怜の姿があった。

彼女もまたトレーを持っていて食事の乗った皿を数枚乗せていた。

突然声を掛けられて驚いた様子を見せる誠と無言で驚く律に亜怜はフフっと笑みを零し「驚かせてごめんなさいね」と謝る。

 

「それにしても、充幸を交流会の補佐に選んだのは正解だったわね。

交流の輪が広がるのはいいことだもの…ちょっとほっとしちゃった」

「……充幸さんってあんまり交流広くないんですか?」

 

おずおずと誠が聞けば亜怜は困ったような表情を浮かべる。

 

「ええ、いうことを聞いてくれるいい子なんだけど、少し引っ込み思案なところがあってね。

昔は好奇心旺盛で物怖じせずに誰にでも話しかけるような子だったのよ?」

「充幸さんが…」

「意外かしら?」

「少し」

 

誠の中の充幸は規律を大事にしていて、それでいて何処かこちらと一線引きたがる。好奇心旺盛というよりどこまでも慎重派。そんな印象だからだ。

亜怜は「そうよねぇ」と笑う。

 

「貴方たちの前ではああだけど、普段は結構抜けてるのよ?特にお兄ちゃんの前になるとね」

「お兄ちゃん…?充幸さんって兄がいるんですか?」

「ええ。5つ上にね。すごく仲が良くて、休日は二人でよく出かけるのよ。

前に服を買いに行くからって言われてね。お金を渡したんだけど、ペアルックの服を着て帰ってきたときは驚いたわ」

「…ペアルック…あの充幸さんが」

 

楽しそうにクスクスと笑いながら話す亜怜

充幸の意外過ぎる一面に誠は驚いたような顔をする。

 

「人間一面だけじゃない。他人と家族に向ける顔は違う。そういうことだろ」

 

律がそう締めくくると誠は神妙深そうな顔で頷いた。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「すみません。それ取ってもらってもいいですか」

「これですか?どうぞ」

「ありがとうございます」

「いやぁ、甘いもの食べたの久しぶりですね」

「美味シいネ」

「叔母さんたちに感謝しないと」

 

一方、別の机では楓、護、天緒(てお)の開発部隊の三人に加え、(さく)、蓮、(かい)叶恋(かこ)の断罪部隊の四人が一緒に食事をしていた。

楓以外全員Z地区に行くということで遠慮なく普段有料でしか食べられない甘い物に加え、他の料理もしっかり味わっていた。

 

「あの、叶恋のこと…どう思うっすか」

 

ふと、會が何処か緊張気味に声を潜めて五人に声をかける。

言われた五人は一斉に叶恋の方を見る。

彼女は先程から食事に手を付けることなく、じっと一点を見つめているのだ。

その視線の先を辿っていくと、そこには一人の少年の姿

 

「あれは…確か勅使河原(てしがわら)律くん……でしたっけ」

「そうっす。交流会に出てたやつっす」

「叶恋は律をみてるみたいですねぇ…」

「何デだロ?」

 

交流会に参加しておらず、あまり律のことを知らない蓮や朔、楓は不思議そうに叶恋たちをみて首を傾げる。

一方彼らに直接関わったことのある護と天緒は神妙な表情で顎に手を当てた。

 

「そういえばあの二人、交流会じゃペアでしたよね」

「あんまり喋ってるところは見たことないけど…ふとした時に二人でいるところを何度か見たことが…」

 

そこまで護と天緒がいって…再びその場にいた全員が叶恋を見る。

そうして

 

「へぇぇ?」

「なるほど?」

「ほぉ」

 

にやぁっと、まるで新しいおもちゃでも見つけたような、そんな笑みを浮かべる。

 

「お祝いすルべきだよネ。てことで僕、ケーキ取って来ル。でかいやつ」

「じゃぁ俺はジュースでも取ってくるっす」

「それじゃぁ俺は取材の準備でもしますかね」

「いいですね。では私は指輪でも用意しましょうか。まずは彼らの骨を」

「いや何する気ですか楓さん…そっとしておきましょうよ」

「うん。暖かく見守るの大事」

 

完全に面白おかしく引っ掻き回してやる気満々の断罪三人と悪ノリする楓

このままじゃ後輩たちが大変な未来になりかねないと護と天緒が慌てて四人を止めたことで事なきを得た。

一方、当人である叶恋はというと。

 

(う、うーん…話しかけたい、けど…どうやって話しかければいいんだろ。

そもそも話しかけて何話すの?この間のこと?だからなんだって言われそうだし。う、うーん…)

 

ただ律に話しかけるかどうかを悩んでいただけであった。彼らの完全な勘違いである。

 

「え、なにぃ?そんなに見つめてぇ…」

「いやぁ?」

「なんでもぉ?」

「…ケーキ食べル?」

「食べる」

 

即答する叶恋に、ニヤニヤと今後の進展を考えて冷やかす気満々の一同と突然降って湧いた後輩の恋を見守りたい二人

残念なことにその思考自体が勘違いだと指摘してくれる人間はいないわけで。勘違いは加速するだけなのであった。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「あー!!!楽しみすぎる〜!!!!今からドキドキが止まんねぇ!!!!」

「うるさいです。そんなことより早くやってください」

「ま、まてまて!!焦んなって!!」

 

所変わって不死者殲滅隊東基地にある和真の部屋では所謂菓子パーティーが行われていた。

 

「Z地区遠征前だっつのに菓子パたァ、吞気すぎんだろ」

 

舌打ちしながら部屋の隅の方で甘い菓子を食べながら飛鳥はいう。

Z地区は死の地区である。そんな場所にいくというのにあまりにも緊張感の薄い空気に飛鳥はケッと顔を顰める。

 

「食堂でも前祝だとか何とか言ってうるせェし、酒くせェし…どんな神経してんだか」

 

そして西同様東でも現在食堂にて前祝として豪勢に食事が用意されていた。

西のようにワイワイ楽しくやっているわけではなく、酒盛りのような状態になっており

現在化学部隊部隊長である環は隊員に大量に酒を飲まされたようで早々に潰れ

戦闘部隊隊長である堤は淡々と酒を飲んでいたりする。

その他にも悪酔いして叫びだしたり暴れたりとある意味の地獄絵図となっていた。

それを思い出したのだろう。飛鳥はうざったそうに顔を歪める。

 

そんな飛鳥を同じく菓子パーティーに参加していたらしい彼方はニヤニヤしながら言う。

 

「菓子で簡単に釣れた人がなにか言ってるでござる〜」

「どうしてもっつーから参加しただけだろうがァ!

断じてチョコクリームドーナツに釣られたわけじゃねェ!!!」

 

口にクリームをつけながらいう飛鳥だが、はっきり言って説得力は皆無だった。

和真とオセロをしている茉莉(まつり)も「期間限定のドーナツがあると言った瞬間掌を返した方が何を言うんですか」と鼻で笑った。

 

「とはいえ、こんなに沢山の菓子、しかもその多くは行列ができるほどの人気品…よく手に入りましたね神楽城(かぐらぎ)萌」

 

名指しされた萌はびくりと肩を揺らし、もごもごと口を開く。

 

「そ、それが…今日、見回りの任務を任されたんですが、その時にうっかりリングのボタンを押してしまって、銃が飛び出ちゃいまして、慌てて直そうとしたら地区の子供にぶつかり誤って引き金を…」

「何やってんだテメェは…」

「それで?」

「それで…その、銃弾が飛んだ方に、偶々不死者が出てきて…その、当たったんですよね」

 

えへ、と頬を掻く萌

四人は無言で顔を合わせる。

 

「奇跡だな」

「奇跡ですね」

「奇跡でござる」

「すっげぇな萌!!豪運すぎるだろ!」

「……自分でもそう思います。それで気づけば凄いと持て囃され、お土産を…」

 

そこまでいって萌は腹を押さえて蹲る。

 

「僕何もしてないのにっ!!!なのに皆さん”ありがとう”って言ってくれるんです!!いい人すぎる!何もしてないのに罪悪感がっ!いや何もしてないからこそ罪悪感?痛い。心が痛いっ!!!」

「という感じで死にそうな顔をしていたかぐらんから話を聞いた直後にマーカズから菓子パーティーのお誘いを受けたので菓子をもって参加したってわけでござるよ!」

「成程、そういうことですか」

「偶にはこういうデザート系も美味いよなぁ。

実家じゃよく食ってたけど殲滅隊は行ってから専らチップス系とかバリバリ食ってたからさ~」

 

そういってムースを口に運ぶ和真

茉莉もまた、サイドテーブルに置いてあった紅茶を飲む。そして和真を見る。

 

「そうですか。それより早く次の手、打ってもらってもいいですか」

「ぐるぐるって頭回してんだから!!ちょっと待てよ!」

「回したって僕の勝ちは揺るぎませんが」

「わ、わかんねぇだろ!」

 

「……うめェ」

「甘いものを食べたら無償に辛い物が食べたくなるでござる~」

(生菓子は持って帰れないけど、チップス系なら…余ったら持って帰ってもいいかな)

 

こうして東もまた、楽し気な空気のなか、前祝を行うのだった。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

どこもかしこもにぎやかな中、善は自室で一人、寝転んでいた。

ぼんやりと天井を眺める善。その目がゆっくりと瞑られ、歌を口ずさむ。

小さな声が静かな室内に響く。

 

「久しぶりに聞いたね。その歌」

「!」

 

入ってきた声に目を開け、善が扉の方を見れば

 

日向(ひなた)日向(ひゅうが)

 

日向(ひなた)日向(ひゅうが)の二人だった。

その手にはトレーが置かれていて大量に食事が乗せられていた。

 

「……なんでここに」

 

体を起こしながら善が聞けば日向(ひなた)はにこりと笑みを浮かべる。

 

「食堂に行きたいけど空気壊しそうで怖いから自室に引きこもってるお馬鹿な善のためにご飯持ってきたんだよ」

「ついでに一人は寂しいだろうから。一緒に食ってやろうと思ってな」

「頼んでないんだけど…」

 

なんて口では言いながらも善はベッドを下りるとベッドサイドに置かれていた小さなテーブルを引っ張る。

 

「甘い物とってきてくれた?」

「勿論」

「お前が好きそうなフルーツケーキな」

「やった」

 

普段のようなへらへらとした笑みではなく、思わず漏れたような、年相応の笑みを浮かべ善もまた日向(ひなた)日向(ひゅうが)たちと共に食事をとるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして明日の、Z地区遠征は

 

 

 

 

 

 

 

「楓」

「急に廊下に引っ張ってきて…どうかしましたか?朔くん」

 

 

 

 

 

 

 

この物語を

 

 

 

 

 

 

 

「必ず遠征を成功させる」

 

 

「わしの計画を完璧なものとするのだ」

 

 

 

 

 

 

急速に終わりへと

 

 

 

 

 

 

「明日ね」

「楽しんでいこか」

 

 

 

 

 

 

 

 

________誘う。




はいこんにちは雑草です。
いえいいえい。えー、クリスマスですね。
別に意図していたわけではないんですが、今回は結構ほのぼのした回となっています。やったね。
さて、本題に入りましょう。皆さん。本日は12月25日。クリスマスですが、どうですか?誰かと過ごしていますか?どうせクリぼっちでしょう?はは、ざまぁないですねლ(◉◞౪◟◉ )ლ

え、雑草はどうなんだって?
雑草はね。お母さんの料理食べてますよ。ええ、一人じゃないんですよねこれが。ははは。
なんですか?母親はカウントしちゃいけないって?……うるせぇ!!!
そうだよ!クリスマスといえども課題とランデブーする以外約束ねぇよ!クソがぁ!!(台パン)



あ、因みに余談ですが皇充幸は現在21歳です。
そして早緑茉莉は23歳らしいですよ…………おやぁ??
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