敵「フフフ…このカードでこの世界を支配する!」俺「ループ証明します」   作:yugeち

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投稿が遅れました。ゆるして。


友と思いと勝利宣言

ドラグハート…それはその刀身に龍の闘志、歴史、魂を宿し剣。本来霧札勝己がこの力を手に入れるのは未来の出来事だったはずだが、過去へと介入した『略奪者』と世界の理をすべて無視したような『異端』の影響によってその運命は少しずつ変わり始め…ここから先は、少し先の出来事のようだ。

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「カツキングが灰色になってる?!テキストも読めない!」

 

あまりに唐突な異変に俺は混乱しながらも、何故こんな事になったのかこれまでの出来事を振り返るが、心当たりなんて一つしかない。

 

(あの男、望さんにカードを渡す前にこのカードに『ナニカ』をしていた。でもソレがなにか分からない!)

 

「なんで今まで気付かなかったんだ俺は!」

 

そう叫ぶ勝己だが、ふと己を呼び出した人物の事を思い出す。

 

「流星さんならこれを解決できるんじゃないか?」

 

そう、今彼が向かっているのは現在デュエル・マスターズについて最も詳しいであろう男であり、同じ特別なカードに選ばれし者のいる場所である。

 

「急ごう」

 

そう結論づけた勝己はパンドラ社へと向かう足を速めるのだった。

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「ㇷ、フフフ…ハハハハハハ!」

 

一方その頃望は…

 

「ハハハハって笑えるかぁ!

 

 自らを取り巻く異常に頭を痛めていた。

 

「なんでメルカ○からカード届くんだよ!おかしいだろ!」

「…アレ?そもそも俺のスマホに通知が届いたよな?つまり俺のスマホは前の世界からの情報を受信していた。前の世界から変わっていない…!!」

 

−瞬間、望の脳裏に電流走るッ…!

 

「メ○カリは…開ける」

「商品は…買える」

「じゃあ、このメル○リで買ったこの世界で希少なカードを売れば金が浮く…」

 

「支払いは電子マネーで払えばいい。そのくらいこの世界にもある。そして俺はあっちのカードを適正な値段で買ってこっちで適正な値段で買い取りに出す。誰も損はしないだろうしそもそも誰もルートを把握出来ない!」

 

−そう、適正…適正なのである!買いも…売りも…適正な値段なのだ…ただ世界が、価値観が違うだけで!2つの世界を繋ぐ○ルカリとスマホがなければ成立しなかった筈の奇策が今この瞬間、彼には許されてしまった!

 

「カードを買って、それを売る!そしてその金でカードを買う!永久機関が完成しちまったなぁ~!!!」

 

▼日暮 望は しきんげんを てにいれた

 

「ハッハ…ン?デュエマの新弾で革命チェンジ復活?レジェンドスーパーデッキ発売?鬼丸「覇」解除ってマジで…?サガ殿堂!?

 

▼日暮 望はべんりな じょうほうを てにいれた

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「流星さん!」「来たか、勝己。しかし慌て過ぎではないか?」

 

「そんな事よりも、俺を呼んだ用件って何ですか?カツドンのカードがこうなった事と、何か関係があるんですか!?」

 

「…何?それはどういう…!!勝己、伏せろ!」ガシッ

 

「え?うわ!」

-ドゴォ!

 

 けたたましい音が鳴ると同時に社長室のドアが破壊される。そこに現れたのは、ローブを纏った謎の集団だった。

 

「おや、そんなガキンチョを護衛につけるなんて、よっぽど追い詰められてるのね社長サ〜ン。パンドラスペースとの繋がりを絶たれたらそんなモンなんですネ~」

 

「パンドラスペースとの繋がりを絶たれた!?どういう事ですか流星さん!」

 

「…数日前に新規開発中だったドラグハートの一部が何者かに盗まれ、パンドラスペースとこちら側を繋ぐゲートを破壊された。結果私の持つ戦力の殆どがあちら側に取り残された状態だ。だからこそこれ以上の被害を出さない為、君を呼んだのだが…」

 

「今俺の切り札のカツキングは使えない…」

 

「おや、ソレはいいコト聞いたわ。つまり今アンタ達は『真のデュエル』はおろかフツーのデュエルをすることすら満足に出来ないと。じゃ、さっさと『ガイギンガ』をいただくとしますかねえ。」

 

(どうする…こんな時、デッキさえあれば…!)

 

「待て」

 

「アアン?何だよガキンチョ。人が機嫌良い時に」

 

「お前にカードは渡さない」

 

「ップ、ハハハハハハ!何だ、デッキも十分に機能してないガキが俺を止めるのか?舐められたモンだな!」

 

「デッキなら…ここにある!」

 

「だったらどうした。結局はソイツも魂の無いタダの紙切れじゃねえか。そんなモンで止められるとでも?」

 

「止められるとか、止められないとかじゃない。ここで引いたら、きっと俺はずっと後悔する。だからお前はここで止める!」

 

「…ああそうかい。だったら真剣(マジ)にやってやろうじゃあないの」

 

『デュエマ・スタート!!』

 

 その叫びが響くと同時に辺りは異様な雰囲気に包まれる。『真のデュエル』が始まった合図だ。

 

勝己 ターン1 マナ0 手札5

「俺のターン。マナチャージしてターンエンドだ」

 

 

??? ターン1 マナ0 手札5

「俺のターン。ドロー、マナチャージ。ターンエンド。」

 

勝己 ターン2 マナ1 手札4

「ドロー、マナチャージして2コスト、『メンデルスゾーン』発動!効果で山札の上から2枚を表向きにして、その中からドラゴンを全てマナゾーンに置く。」

『ボルシャック・ドラゴン』『ボルシャック・NEX』

「2枚ともマナゾーンに置いてターンエンドだ」

 

??? ターン2 マナ1 手札5

「ドロー。2コストでフェアリー・ライフ。山札の上から1枚をマナに置き、ターンエンド」

 

勝己 ターン3 マナ4 手札3

(段々苦しくなってきた…早く勝負を決めないと)

「俺のターン!マナチャージして5コスト、『お清めシャラップ』。山札の上から1枚をマナへ、その後、どちらかのプレイヤーの墓地にあるカードを1枚以上選んで山札に戻す。お前の墓地にある『フェアリー・ライフ』を戻してターンエンドだ。」

 

??? ターン3 マナ3 手札4

「俺のターン、マナチャージ…おや、随分苦しそうじゃあないの。魂の無い紙切れで俺に歯向かうからそうなるの。…っと忘れてた。呪文『スケルトン・バイス』。お前は手札を2枚捨てろ。」

 

勝己 ターン4 マナ6 手札1

「俺のターン。…マナチャージして、ターンエンド…」

 

??? ターン4 マナ4 手札3

「俺のターン。マナチャージして5コスト、『腐敗無頼トリプルマウス』を召喚。1枚マナブーストしながらお前の手札を1枚選んで…あれぇ?君の手札が1枚しか無い?いやあ選ぶ手間が省けて良かった良かった!ターンエンド!」

 

勝己 ターン5 マナ7 手札1

「…ターンエンド」

 

??? ターン5 マナ6 手札2

「…ハァー、何だか拍子抜けだよ。その程度の実力で、その程度の覚悟で歯向かってきて…やっぱりガキはガキか…マナチャージ、7コストで召喚。」

 

      龍覇 イメン=ブーゴ

 

「登場時に超次元ゾーンから『邪帝斧 ボアロアックス』を装備。このウェポンをバトルゾーンに出した時コスト5以下のクリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出す。『鎧亜の咆哮 キリュー・ジルヴェス』。登場時に味方のクリーチャー全員にスピードアタッカーとスレイヤーを付与する。『イメン=ブーゴ』の攻撃時に『ボアロアックス』の効果発動。マナゾーンから『光牙忍ソニックマル』。登場時に『イメン=ブーゴ』をアンタップする。Wブレイク。」

「…シールドトリガーは無い。」

「もう一度攻撃時に『呪紋のカルマ インカ』を出してWブレイク。」

「…」

「『トリプルマウス』で最後のシールドをブレイク。」「…」

「お前はつまらない奴だったよ。ガッカリだ。『キリュー・ジルヴェス』でダイレクトアタック。」

「さっきから黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって…」

「…!?」

「その程度の力だと!?その程度の覚悟だと!?勝手に決めつけてガッカリすんな!!」

「俺はまだ諦めていないし!負けてなんかねえ!」

 

 そう勝己が叫んだ時、突如としてカードが眩い光を放ち始めた!

 

(なんでこのガキのカードが力を持ってやがる!?今の今まで隠していやがったのか?いや違う!)

 

(勝己のカードは確かになんの変哲も無いただのカードだった。今カードが輝いているのは別の要因!彼は今まで幾度となく特別な力を持つカードやクリーチャーと共に闘い続けてきた。我々よりもずっと多く!そうして闘う内に、きっと彼自身も普通ではなくなってしまったのだろう。)

 

(このガキは…)

 

(勝己、君は…)

 

((己のカードに魂を与えたんだ!!!))

 

「…ッだからどうした!シールドの無いテメエにもう抵抗の手段なんかねえだろうが!」

 

「俺は弱い。このままじゃお前にも負ける程度に。」

「だからこそ!」

「今この瞬間!」

「俺は俺に革命を起こす!進化する!」

「革命ゼロトリガー宣言!俺は山札の上から1枚目を表向きにして、それが火文明の進化ではないクリーチャーならそのクリーチャーをコストを支払わずにバトルゾーンに出し、その上に進化する!山札の上にあるカードは…」

 

    切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜

 

「…カツキングの上に進化!」

 

     ボルシャック・ドギラゴン

 

「まず進化元のカツキングの効果発動!山札の上から5枚を見て、その中から1枚を相手に見せてから手札に加える!」

 

      蒼き団長 ドギラゴン剣

 

「こうして加えたカードが火か自然のカードなら、相手のクリーチャーを1体手札に戻す!『キリュー・ジルヴェス』をバウンスだ!」

 

「そしてボルシャック・ドギラゴン自身の効果発動!相手クリーチャー1体とバトルする!『インカ』とバトルして破壊だ!」

 

「バ、バカな!?クソッ、ターンエンドだ!」

 

勝己 ターン6 マナ7 手札6

「俺のターン!7コストで召喚!」

 

      超戦龍覇 モルトNEXT

 

「登場時に『爆銀王剣 バトガイ刃斗』を装備する!そしてボルシャック・ドギラゴンが攻撃するとき、革命チェンジ発動!」

 

      蒼き団長 ドギラゴン剣

「登場時にファイナル革命発動!効果で『流星のガイアッシュカイザー』を場に出す!『ボルシャック・ドギラゴン』の効果でソニックマルとバトルして破壊、その後キリュー・ジルヴェスをアタックして破壊!次にモルトNEXTのアタック時、自身の効果でアンタップ!さらに『バトガイ刃斗』の効果発動!山札の1番上を表向きにして、進化でないドラゴンならバトルゾーンへ!出て来るのは…」

 

       勝利宣言鬼丸「覇」

 

「鬼丸「覇」だ!このターン2体目以降のドラゴンが出たので『バトガイ刃斗』は龍解して『爆熱王DX バトガイ銀河』になる!モルトNEXTの攻撃先は『イメン=ブーゴ』!バトルしてイメン=ブーゴを破壊!」

 

「鬼丸「覇」で攻撃時ガチンコ・ジャッジ!」

 

      勝己 6 VS 2 ???

 

「俺の勝ち!追加ターンを獲得する!そのままTブレイクする!」

 

「舐めるなァ!シールドトリガー『霊騎コルテオ!』『バトガイ銀河』をタップする!」

 

「ターンエンド。そして…」

 

勝己 ターンEX マナ7 手札7

「追加ターンだ!鬼丸「覇」でアタック!もう一度ガチンコ・ジャッジ!…!?」

 

勝己 3 VS 7 ???

 

(不味い、ここでの負けは勝己の流れが止まる!)

 

「…残りのシールドをブレイクする!」

 

「…お前は良くやったよガキンチョ。でも…」

 

       DNA・スパーク

 

「結局、テメエじゃ俺に勝てないんだよ!」

 

(違う、勝己のあの顔はまだ…勝ちを諦めていない!)

 

「キリフダッシュ、発動!」

 

      勝熱英雄 モモキング

 

「クリーチャーの攻撃終了時にそのクリーチャーがシールドをブレイクしていれば、コストを支払いバトルゾーンに召喚出来る。モモキングそのターン始めて攻撃するときに効果で自身をアンタップする。シールドをブレイク!」

 

「シールドトリガー!『地獄門 デス・ゲート』発動!効果で『勝熱英雄 モモキング』を「モモキングの効果」…!?」

 

「このクリーチャーは多色でない呪文の能力または多色でないクリーチャーの効果によって選ばれない!ダイレクトアタックだ!」

 

「グッ…俺の、負け…だ…」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「俺が負けた?こんなガキに?なんで…なんでコイツはここまで足掻ける?ここまで本気になれるんだ?」

 

「お前は強いよ…俺とお前に違いがあるなら…思いの強さ、そして…ちょっとの出会いの差だ。それだけだ。」

 

「……認めない、認めないぞそんな事。そんな事で俺が負ける訳がない…覚えていろクソガキ…いずれお前を叩きのめし、俺の正しさを証明する…そして…いつかは…」

 

 そう言い残すと男はその場にカードを1枚残し消えていた。

 

「イメン=ブーゴ…ドラグハートの身代わりか…やられたな、確かに真のデュエルに敗北したからといってそう安々とドラグハートは手放さないか。」

 

「何だったんだアイツ…?人の事散々バカにして逃げて行きやがった。…ん?」

 

 その時、カードが光輝くと、先程のクリーチャー達が現れた。

 

「………」

 

「カツキングに鬼丸…知らないクリーチャーもいるけど……いや、違うか。」

 

「違う?…どういうことだ勝己。」

 

「コイツらの相棒は俺じゃない…もっと別の誰かです。なんとなくだけど…そう感じる。コイツらはその人の相棒でいられることをきっと誇りに思ってる…そんな気がするんです。」

 

 その言葉に答えるようにカツキングが頷く。

 

「俺もなれるかな。自分の相棒に誇って貰えるようなデュエリストに。」

 

 その問に彼らが答えることは無く、彼らは光となり1箇所に集まり、やがて1つのカードになった。

 

      龍覇 グレンモルト

 

「そっか、俺頑張るよ。」

 

 そにカードを手に取ると、まるでメッセージを受け取ったかのように、勝己はそう呟いた。

 

「色々起こった後ですまないが勝己、聞いてくれるか?」

 

「え、さっきのが俺を呼んだ用件じゃないんですか?」

 

「そうなんだ、今日ここに君を呼んだのにはもう一つ理由があってな―」

 

−−自由を求め戦ったE3(エピソード)は幕を閉じ、新たなる物語が始まった。

 

−−いつかはこの世界に劇的な終焉(ファイナル)が訪れるかもしれない。その危機に立ち向かい、奇跡(かくめい)が起きるかもしれない。

 

−−そして歴史を変えてしまうような情熱をもった(キング)が、思いを束ねて剣を振るい、自由の弾丸を放ち、戦うのかもしれない。

 

−−だが、それはまだ先のお話

 

−−今、少年はゴールのNEXT(その先)に向かい進み始める

 

−−少年の龍との英雄譚(ドラゴン・サーガ)は今、幕を開ける。―!




おまけ 設定集

???
DS編のラスボス。たぶん。パンドラコーポレーションからドラグハート盗んだ上でパンドラスペースと繋がる装置を破壊した。鬼丸「覇」とかカイザー「刃鬼」とか使えたら困るので…ボアロアックスを使っていたが絶対に使いこなせていない。

霧札 勝己
なんか今回急に新たな力を使った男。カードに意思と力を付与出来る。が、今回彼が使ったシータモルネクがただのグレンモルト1枚になったあたり多分不完全。

邪帝斧 ボアロアックス
ガバガバセキュリティのせいでソッコー盗まれたカード。クソ強い上にまだパワーアップを2回残している。今回龍解できたのに見落とされた上任意効果だったためスルーされた。

龍覇 イメン=ブーゴ
ボアロアックスのお供。身代わりにされて取り返されたのでしばらく出番はない(筈)。

真のデュエル
急に出てきた新要素。死ぬことはないがシールドブレイクの度にダメージを喰らったりする。イメージとしては遊戯王の闇のゲームに近い。負けると勝者が敗者から問答無用でカードを奪い取れる。特別なカードを持ってないとダメージを喰らう。イメージとしては漫画デュエルマスターズの勝太対バサラ(ドキンダムX)の時みたいな感じ。

日暮 望
今回メルカリではしゃいでいただけ。書いていてコイツが本当に主人公なのか疑わしくなった。本人の知らぬ場所でデッキが1つお亡くなりになった。

銀河大剣 ガイハート
DS編の重要カード。ガイアールの亡骸から魂と力の残滓を集めた物。魂がガイアールそのものであるため完全体となればサイキックリンクの応用でパンドラスペースと繋がる事が出来る。そのためDS編ではコイツを完全体に成長させることが主人公陣営の目的となる。めっちゃ強い。


次回は望くんが活躍する…筈()
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