戦姫魔法絶唱シンフォギア lyrical NANOHA 作:古明地こいしさん
「ん...あれ、私...確か...」
確かみんなと一緒に戦って敵の爆発に巻き込まれて...意識を失ったんだっけ
きっとみんな心配してるよね
「どこか遠くに飛ばされたのかな。とにかく本部に連絡しないと。師匠!...あれ?繋がらない?」
故障?でもエルフナインちゃんが作ってくれたものだしそう簡単に壊れないと思うんだけど、通信機が無理なら携帯電話で誰かに
「って圏外!?これじゃ未来に連絡できないよ!?それよりここは...戦ってたのって夜だったよね、今の時間は分からないけどもう日が昇ってる」
眩しいくらいにお天道様が私を照らしてくれている。現状お先真っ暗な私を大丈夫と言わんばかりに
この辺を歩いてどこか知らないといけないかな
「海鳴市...」
たまたま見つけた掲示板で場所が分かった。けどそんな地名聞いた事ない...まぁ私、あんまりそういうの得意じゃないんだけど
「確かこういう時は使われてない倉庫とかで暮らすんだよね、クリスちゃんがそうしてたし」
クリスちゃんに言ったらまた叩かれると思う発言だね、はぁ...未来に会えないのは辛いよぅ
みんな探してくれてるよね
「子供?」
見ると子供3人が黒服の男達に連れられて私が行こうとしていた倉庫に入っていってる
さっき公園の大時計で確認したけどまだ朝の八時だったはず。この時間だと学生は学校に行ってるんじゃ、って私も行かないといけないんだけど
これってもしかして誘拐!?
「...悪いことしてる人がいるなら正さないと!」
裏口から見てみるけど...
「さぁて、身代金を要求するか」
「バニングスに月村の嬢ちゃん、2点セットでお得だな」
あんな小さな子供を脅して...
「待ってろ、今電話す...ガッ!?」
「どうした!?」
「そんな小さな子供を脅すなんてダメですよ!ちゃんと働いてお金稼いでください!」
数はあと3、離れてるのが1人と子供の傍にいるのが2人、だったら
「はぁああああっ!!」
私は突進にも似た突撃で子供近くの1人を気絶させる
そして回って拳を叩きつけもう1人を吹き飛ばす
「もう大丈夫だよ!」
「動くな!」
「!」
拳銃...避けるのは簡単だけど避けたら後ろの子達に当たっちゃう...
だったら!
「随分と派手にやってくれたじゃねぇか。コイツだけは使いたくなかったんだがな。音もデカいし」
師匠みたいに地面を盾にしてってのはまだできないけど、弾を見極めて蹴って軌道を逸らすぐらいなら!
「そらよ」
きた!
「はァ!!」
私は蹴飛ばし弾道を逸らした。そしてすぐさま拳銃の持ち主を気絶させて誘拐犯達を全員こらしめて子供達を縛ってる紐を解いて去ろうとすると
「待って!お礼させて!」
お礼...ご飯...お腹が鳴り、その子達に着いて行く事にした。
んー、なにか忘れてるような...まぁ、いっか!