リコリス・リコイルはシティーハンターの影響を受けていると言われてますが、最近あぶない刑事っぽさもあるんじゃないかと思ってる作者でございます笑
それでは本編どうぞ!!
ボス「な、何を言う! オレこそがこの島のボスだ! 戯言をほざくのはやめてもらおうか!」
ルパン「にしちゃあ、随分小物なんじゃあねぇの?」
ボス「言ってくれたな……! それならオレの本気を見せてやる……!」
千束「ルパンさ〜ん! って、何そいつ!?」
ルパン「千束! 来ちゃダメだ!!」
千束「えっ!?」
ボスは千束の背後を取ると、羽交締めにし、身動きが取れないようにした
おまけに、ナイフを突きつけられている
ボス「どうするルパン? お前がここから立ち去ってくれれば、この女の命は見逃してやるぜ?」
千束「あれ? 私って今人質に取られてる感じ?」
ボス「ごちゃごちゃ言うな! 本当にぶっ殺すぞ!!」
ルパン「やってみりゃいいじゃねぇか。」
ボス「は……?」
千束「ちょっとルパンさん!? 私のこと見捨てるの!?」
ルパン「こういう時は、相棒が来るのを待つしかねぇか。」
ボス「相棒……次元大介のことか?」
ルパン「あぁ、そうだぜ。」
ボス「良いことを教えてやる、次元大介は死んだ。」
千束「え……!?」
次元の死を知らされ、千束は動揺する
ボス「さっき部下から連絡があった、それとリコリス、お前にも良いことを教えてやる。」
千束「……!!」
ボス「井ノ上たきなは……オレの部下が射殺した。」
ルパン「……だとよ、千束。」
千束「ホント、悪い冗談はやめてほしいよね。」
なんと、この期に及んでルパンたちは相棒の死を信じようとしない
ボス「信用できないか、それならお前たちは自分の相棒を殺した奴に始末されるんだな。」
ボスが指をパチンと鳴らすと、サエジマとグンジが奥から出てくる
さっきまで、次元とたきなの相手をしていた男たちだ
ボス「2人とも、ターゲットは始末したのだろう?」
グンジ「始末しました。」
ルパン「嘘つくなよ〜、お前ら泥棒なんじゃないのか〜?」
サエジマ「盗賊と同じカテゴリーにされるとは、愚問だな。」
ボス「さぁ、2人とも! ルパンを殺れ!」
ルパン「ボスさんよ、最後に一ついいか?」
ボス「何だ? この期に及んで命乞いか?」
ルパンは自分が殺されるのを悟ったのか、ボスに取引を持ちかける
ルパン「質問なんだけどよ、お前さんに相棒って呼べる奴は居るか?」
ボス「相棒だと? くだらん、ミツシゲはしくじったが、オレにはグンジとサエジマという優秀な部下が居るんだ、そんなちっぽけな存在に命を預けはしないさ。」
千束「だってよ、ルパンさん。」
ルパン「あぁ、ボスは勘違いしてるみたいだな。」
ボス「何を間違えているというのだ? だったらこの状況から、お前たちを助けに来る相棒が居るとでも言うのか!?」
ルパン&千束「あぁ、俺(私)にはいるぜ!!」
2人が声を合わせると、グンジとサエジマが千束目掛けて発砲し、ボスは持っていたナイフを弾かれた
ボス「お前たち、一体何を……!?」
グンジ?「お前さんも、中々良い腕してるじゃねぇか。」
サエジマ?「先生のお陰?かもしれませんね。」
ボス「お、お前ら……!?」
ルパン「遅かったな〜、2人とも。」
千束「危うく、私たちやられちゃうところだったよ。」
グンジとサエジマは顔につけていたマスクを外す
なんとその正体は、変装した次元とたきなだったのだ
次元「色々探し回ってたら時間がかかっちまってな、遅くなった。」
たきな「私は危うくやられそうになりましたが、不二子さんたちが助けてくれました。」
ルパン「ヌフフ、来てくれると信じてたぜ!」
ボス「そ、それじゃあ、グンジとサエジマは何処だ!? 何処にいる!?」
次元「そいつらなら、リコリスに連行されてったぜ?」
千束「司令もやっと重い腰を上げた感じか〜。」
たきな「はい、そのようですね。」
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〜数十分前〜
たきな「うぅん……ここは……?」
サエジマ「目覚めたか、井ノ上たきな。」
たきな「あ、あなたは……!」
たきなが動こうとした途端、その動きは制限される
何故なら、たきなは椅子に縛り付けられていたからだ
たきな「この縄をほどきなさい!!」
サエジマ「それならひとつだけ、私の要求を呑んでもらおう。」
たきな「な、何ですか?」
サエジマ「私は君のような少女が好みでね、獲物として上物だと判断した。」
たきなはこの時、全てを察した
この人が、私を生かして捕まえたのもこのためかと
そこでたきなは、ひとつの作戦に出る
たきな「いいですよ、そんなに私が良いのなら……」
たきなは、少しスカートをはだけさせて足を組んだ
そう、たきなが取った行動はお色気作戦だ
サエジマ「おっ……?」
たきな「お願い♡、縄に縛られたままじゃ、あなたと触れ合えないわ♡、もっと深い関係になりましょ?♡」
サエジマ「あぁ、よくぞ言ってくれた!」
たきな「きゃっ!?」
サエジマは椅子ごとたきなを押し倒し、息を荒くして迫る
サエジマ「なぁ? 俺のことをもっともっと楽しませてくれよ〜!?」
たきな(ど、どうしよう、逃げられない……!?)
自分でもやり過ぎたのか、予想以上に相手を刺激してしまった
これでは別の意味で危険な状況である
その時だった
サエジマ「ぐっ……!?」ゴツン
たきな「なっ……!?」
サエジマは何者かに後頭部を殴られ、気絶してしまった
たきな「不二子さん!?」
不二子「ふぅ〜、危なかったわね。」
たきな「何でここに!?」
不二子「クルミがこの島に爆弾が仕掛けられてるのを突き止めたのよ、それを解除するために来たの。」
たきな「それなら、となりの塔にリコリスが閉じ込められてます、そっちの救出も……」
不二子「そっちならミカがやってくれてるわ、今頃はきっと……」
そして、反対側の塔では……
ミカ「フキ、大丈夫か? よく堪えたな。」
フキ「い、いえ、これくらい……////」
ミカが助けに来てくれたことに赤面する、フキの姿があったとか
不二子「けどあなた、中々良いアクセサリーを持ってるわね。」
たきな「アクセサリー?」
不二子「もっと深い関係になりたかったんでしょ?」
たきな「……////」カァァ////
その時、たきなは今まで誰にも見せたことがないくらい、顔を赤くしたという
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ボス「サエジマの奴……!」
千束「そんな可愛いたきなは後で見させてもらうとして……次元さんはどうやってここに?」
たきな「や、やめてください……////」
次元「俺は奴を倒してから来た。」
次元は遺跡の崩落に巻き込まれた……はずだったのだが……
グンジ(また侵入者か……)
グンジは島に入り込んだ侵入者を発見した
それは、先にヘリから降り立った五エ門だった
五エ門は、グンジの存在に気づいていない
グンジ(さらばだ……)
グンジは五エ門に狙いを定めて、引き金を引いた
しかし弾道は逸れて、五エ門には当たらなかった
グンジ(何故だ……!?)
グンジは戸惑いつつも、ハンマーコックを下げようとするが、その先端は見事にへし折れていた
グンジ「こ、これは……まさか……!」
グンジがすぐさま振り返ると、遠くにライフルを構えた次元が見えた
グンジ「バカな……! 奴は遺跡の下敷きになったはず……!」
次元「生きてるぜ、この通りピンピンしてるだろ?」
グンジ「何故だ!? あの状況からどうやって!?」
次元「撃ってやっただけだぜ?」
次元は遺跡が崩れた時、自分の所に落ちてきていた岩に発砲し、岩の軌道をずらし、難を逃れていたのだった
次元「どうした? 勝負はしねぇのか?」
グンジ「……私の負けだ、次元大介。」
次元「替えの銃なら、いくらでもあるだろ?」
グンジ「コイツだけが私の相棒だったんだ、コイツがやられたのなら私は戦えない。」
次元「……そいつは悪いことをしたな。」
グンジ「気にしないでくれ……ボスはさっきの洞窟のルパン三世が向かった先に居るはずだ。」
次元「そうか。」
次元はボスの居場所をグンジから聞き出し、ルパンの元へと向かおうとしたのだが、一つ問題が残されていた
次元「そういや、たきなはどうした……?」
たきな「次元さん!!」
次元「たきな! どうやら無事だったみたいだな。大丈夫か?」
たきな「大丈夫です、今不二子さんたちがこの島の爆弾を解除してくれてます。」
次元「爆弾? なるほど、それで五エ門が居たってわけか。」
これで、次元は五エ門を見かけた謎が判明した
たきな「そういえば、千束たちは大丈夫でしょうか……?」
次元「ボスの居場所はさっきのスナイパーから聞き出した、ルパンが向かった方の洞窟だ、おそらく二人もそこに居る。」
たきな「行きましょう!!」
そして二人は念の為グンジとサエジマの変装をし、ルパンたちの元へと辿り着いた……というわけである
あらすじの部分のセリフが初登場しました
この部分やっと描けた……!!
今回は、ルパン三世PART5のパロディを多く入れてみました、いくつ気づくでしょう?
さぁ、いよいよ大詰めです! 次回もお楽しみに!!