お待たせいたしました!
今回は名探偵コナンとのコラボエピソードをお届けします!
全4話の予定です
それでは、どうぞ!!
彼岸花と小さな名探偵 第1話
〜喫茶リコリコ〜
クルミ「ミカ、それは依頼か?」
ミカ「ん? あぁ……」
クルミ「あんまり乗り気じゃ無さそうだな。そんなに危険な依頼なのか?」
ミカ「依頼内容では無い、問題は……」
千束「せんせー! おっはよ〜!!」
たきな「おはようございます。」
ミカは今回の依頼内容……ではなく、依頼の来た地名に頭を抱えていた
その場所とは……
ミカ「千束、たきな、依頼内容は確認したか?」
たきな「はい、米花町にある宝石店の店主から宝石を守ってほしいとの依頼だと。」
千束「ちょ、ちょい待ち!! たきな、今なんて!?」
たきな「え? ですから宝石を守ってほしいと……」
千束「その前! 何処からの依頼なの!?」
たきな「米花町の宝石店からの依頼ですけど……」
たきながそう答えると千束は身体をプルプル震わせ、何か言いたげな表情をしていた
千束「キタキタキタッ!! 遂に来ました、たきなさん!!」
たきな「来たって、何がですか……?」
千束「米花町からの依頼だよ! 遂に名探偵チサトの出番だ〜!!」
たきな「……店長、千束は何故あんなに……」
ミカ「たきなは米花町について知っているか?」
たきな「あまり聞いたことはないですね。」
クルミ「8年連続で世界一の治安を誇る日本、そんな日本でも犯罪件数が非常に多い場所が存在する。それが米花町だ。」
クルミはたきなに米花町について話す
米花町は、世界一の治安を誇る日本の中でも凶悪犯罪が絶えない町で、DAも手を焼いているエリアなのだ
千束「DAや警察の力を持っても防げない凶悪犯罪が蔓延ってるんだよ!? これは行くしかないじゃん!!」
たきな「何で楽しそうなんですか……?」
ミズキ「こいつ、その米花町に憧れてる探偵がいるのよ。」
千束「あ〜ミズキ! それはまだ言わないでって〜!!」
ミズキ曰く、千束は米花町に憧れている探偵が居るそうだ
ちなみに、千束が10年前に出会った探偵とは別人である(※Episode0 ファーストコンタクトを参照)
たきな「まぁいいです、早く例の宝石店に向かいましょう。」
千束「ちょっ! たきな、興味なさげ〜?」
ミズキ「宝石店までは私が送るわよ。」
ミカ「それじゃ頼んだぞ、皆。」
千束「は〜い! 行ってきま〜す!」
千束は米花町の名探偵に憧れを募らせながら、たきなとミズキと共に依頼を受けた宝石店に向かうのであった
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〜米花町某所、宝石店〜
?「ったく、まだ見つからねぇのかよ?」
?「もうちょっと待って。欲しいって言ってた宝石がこの辺りに……」
?「あ〜、これじゃないの?」
?「本当だ! 見つけてくれてありがとう、コナンくん!」
米花町にある某宝石店
店内を散策していたのは、小学生の江戸川コナンと彼を引き取っている高校生の毛利蘭とその父である毛利小五郎
今日は蘭の友人へ送るプレゼント選びに宝石店を訪れていた
千束「たきな、例の宝石店どこ〜?」
たきな「あった、ここですね。」
ミズキ「意外とこぢんまりした所ね。」
?「いらっしゃいませ、喫茶リコリコの方ですね。私、オーナーの高田と申します。」
宝石店のオーナーである高田は、千束たちを招き入れる
店内にはコナンたちを含め、他に3名の客が来店していた
高田「お話は奥で伺いましょう、どうぞ。」
千束「失礼しま〜す!」
蘭「何かしら? あの子たち……」
小五郎「おっひょ〜! すげぇ美人連れてるじゃねぇか〜!」
ミズキ「び、美人!? 私のこと!?」
蘭「もう、お父さん!」
コナン(相変わらずだな、おっちゃん……)
高田は千束たちを店の奥へ案内する
その様子を蘭は不思議そうに見つつ、小五郎はミズキにアプローチをかけていた
それに対し、心の中でツッコむコナンなのであった
千束「ふむふむ、宝石については分かりましたけど、私たちに依頼した理由を聞いてもいいですか?」
高田「実はこんな物が、うちの宝石店に届けられていたのです。」
たきな「これは……!」
ミズキ「ルパンの予告状だわ!!」
コナン(っ…! ルパンの予告状……?)
ミズキを残し、話を聞いていく千束とたきな
オーナーの高田が喫茶リコリコへ依頼した本当の理由、それはルパンから宝石を守ってほしいからであった
そしてその会話を、コナンは僅かに開いている扉から聞いていた
高田「ですが、予告までまだ時間があります。少しティータイムでもいかがですか?」
千束「良いんですか!? わーい!!」
たきな「千束、私たちは仕事なのですから、あまり相手からの頂き物は……」
千束「いいじゃんいいじゃん! じゃあこのクッキーいただきまーす!!」
高田は予告までまだ時間があるということで、千束たちと一緒にティータイムをしないかと提案した
たきなはその提案に戸惑うも、千束が完全に乗り気だった為、そっと菓子を堪能することにした
千束「このクッキー美味しいですね! どこのなんですか?」
高田「こちらはヨーロッパでの遠征の際に見つけたんです。お値段は張りましたが、悪くないでしょう?」
千束「ウチでもこんなクッキーを使った新メニューを出したいなぁ……」
高田「ははっ、それは何とも美味しそうな……うっ……!?」ドサッ!!
たきな「高田さん……?」
千束「高田さん? 高田さん! 大丈夫ですか!?」
千束たちと楽しく談笑していた高田は突然呻き声をあげると、そのまま床に倒れてしまった
そこにすぐさま駆け寄って行ったのは、部屋の外でこっそり会話を聞いていたコナンだった
たきな「高田さん、しっかりしてください!!」
千束「たきな、不用意に触らないで! それにこの香り……」
コナン「青酸カリだ!!」
小五郎「何だ何だ? 凄い音がしたぞ?」
蘭「……! 人が倒れてる!」
千束「皆、この匂いは吸っちゃ駄目! 青酸カリだよ!!」
千束は高田からした匂いが青酸カリだと気付き、駆け込んできたコナンたちに匂いを吸わないよう忠告する
こうして千束たちが依頼を受けた宝石店で、一つ目の事件が発生してしまうのであった
1話目はここまで
早速事件が起きてしまいましたね(汗)
8年連続世界一の治安を誇っていると言っても、事件を全て事故に隠蔽できない場所……それが米花町なのです(独自設定)
一応全4話の中編を予定していますが、いつかは本編として長編も描きたいなと思います
それでは、また次回!!
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