彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 今回からイメージBGMというのを考えてみました

 記載してあるBGMをイメージしながら読んでみると、面白いかもしれません

 あと、イメージOPも変更しました

 それではどうぞ!!



※イメージBGM

反撃開始 睦月周平
(リコリス・リコイル オリジナルサウンドトラック1より)
or
THEME FROM LUPIN III '97 大野雄二
(ルパン三世 キャラクターテーマコレクションより)


反撃開始

 

 

 

 

銭形「待て〜!!」

 

 

 

 銭形は逃げ回る七尾を追いかけていた

 

 だが、地下のような場所に辿り着くと、彼の姿を見失ってしまう

 

 

 

銭形「七尾の奴、一体何処へ……?」

 

 

 

 その時、大きな地ならしが足元からしてくる

 

 そこに姿を現したのは、巨大な飛行艇

 

 よく見ると、コックピットには七尾が乗っている

 

 

 

銭形「逃すか〜!!」

 

 

 

 銭形はお馴染みの投げ手錠を使い、飛行艇に巻き付けた

 

 

 

七尾「しぶといな、だがいつまでそこに居られるかな?」

 

 

 

 銭形は飛行艇の車輪の部分にしがみついたままで、この状態で空を飛ぶとなると、銭形の命が危うい

 

 

 

千束「はぇ〜、警部さん中々やるね〜!」

 

ルパン「さすがとっつあんだな〜! よし、俺たちも反撃開始と行きますか〜!」

 

 

 

 ルパンはバイクのハンドルを握り、全速力で崖から七尾の飛行艇に飛び出していく

 

 間一髪、バイクを乗り捨て、飛行艇には飛び乗れたが……

 

 

 

七尾「邪魔者が入ったか。」

 

 

 

 ズダダダ!!!!!

 

 七尾はコックピットを離れると、マシンガンで機銃掃射をしてきた

 

 

 

ルパン「危ねえ、危ねえっての〜!!」

 

千束「無駄撃ちしてくるね〜、あの黒幕さん。」

 

 

 

 千束は弾を避けられるので、勿論1発も当たっていない

 

 ルパンは気合い?で、弾には当たらなかった

 

 

 

七尾「チッ!」

 

 

 

 七尾は操縦室を飛び出し、機関銃を手にルパンたち目掛けて発砲してくる

 

 

 

千束「ルパンさん、こっちは任せて!」

 

ルパン「頼むぜ〜!」

 

 

 

 千束は七尾が撃ってきた弾を避けながら、徐々に距離を詰めていく

 

 そして銃を横に構え、七尾の身体に銃弾を撃ち込んだ……はずだった

 

 

 

七尾「フッ……」

 

千束「ちょ、ちょいちょい!?」

 

 

 

 七尾の身体には導火線がついており、千束が接近した時には既に着火した状態だった

 

 そして、七尾の身代わり人形は爆発した

 

 

 

ルパン「千束!!」

 

七尾「油断はよくないぜ? ルパン三世。」

 

 

 

 七尾はルパンの目の前まで近づいてきており、手には小型のナイフが握られている

 

 

 

ルパン「さすがピエロ、マジックも使えるってわけか。」

 

七尾「あぁ、お前もこのマジックの餌食にしてやるよ。」

 

 

 

 七尾は得意のマジックで、ルパンに迫る

 

 炎やトランプカードなどを使って攻撃してくるが、七尾の飛行艇は頑丈なので、そう簡単には壊れない仕様だ

 

 しかし、ルパンにその攻撃はかわされ続けている

 

 

 

ルパン「狙いはいいが、残念だったな〜。」

 

七尾「残念? フフッ、狙いはそっちさ。」

 

ルパン「!?」

 

 

 

 ルパンの足元には、投げ尽くしたトランプが散らばっている

 

 すると、そのトランプが発火し、大きな爆発を起こした

 

 

 

七尾「……下手な芝居を打つのはやめてもらおうか? お二人さん。」

 

 

 

 七尾は、倒れているルパンと千束に声をかける

 

 そう、こんな簡単に二人が死ぬとは考えていないからだ

 

 

 

千束「私、やられ役はあんまり得意じゃないんだよね。」

 

ルパン「そりゃ、バレちまうのも仕方ねぇか〜。」

 

 

 

 ルパンと千束は、すくっと立ち上がる

 

 二人は倒されたフリをしていたのだった

 

 

 

七尾「ルパン三世と……錦木千束と言ったか?」

 

千束「そうですけど、何か?」

 

七尾「面白い取引を思いついた、聞きたくないか?」

 

ルパン「取引内容にもよるけどよ、話してみな。」

 

七尾「ルパン三世と錦木千束が戦って、勝った方にお宝の在りかを教える、これでどうだ?」

 

千束「そんな面倒くさいこと……」

 

 

 

 千束が言いかけた時、ルパンが千束を狙って発砲した

 

 もちろん、千束は弾を避けられるため無傷である

 

 

 

千束「……ルパンさんは乗り気みたいだね。」

 

ルパン「ピエロたちのお宝だけじゃなく、DAの情報まで頂けるなんて、こんな好都合なことはないぜ?」

 

七尾「そうだ、お前にはこれを渡しておこう。」

 

 

 

 七尾が千束に投げつけたのは、実弾入りの拳銃だ

 

 

 

ルパン「分かってるじゃねぇの、どっちかが死ななきゃお宝の在りかは聞き出せねぇ仕組みだもんな。」

 

千束「私は誰かの時間を奪うのが嫌いだって、ルパンさん知ってるでしょ?」

 

ルパン「それなら、DAの情報は俺が頂くってことでいいのか?」

 

千束「それはダメ、司令に怒られちゃうもん。」

 

ルパン「だったら決着付けなきゃ……だよな?」

 

千束「はぁ……ま、やるだけやりますか〜。」

 

 

 

 千束は渋々、重い腰を上げた

 

 果たしてルパンと千束、勝つのはどちらなのだろうか……?

 

 

 

 

_____________________________________________

 

 

 

 

 〜原石島〜

 

 

 

 所変わって、原石島では次元とたきなが残されたピエロ軍団と対峙しようとしていた

 

 

 

次元「たきな、これだけの奴ら相手にして戦えると思うか?」

 

たきな「正直分かりません……けど、千束たちも戦ってるんです! 私たちも負けるわけにはいきません!」

 

次元「違ぇねぇ!」

 

 

 

 次元とたきなは息を合わせ、次々とピエロ軍団の残党を倒していく

 

 すると、次元が3人のピエロに囲まれた

 

 

 

五エ門「デヤーッ!!」

 

次元「遅かったな、五エ門。」

 

たきな「五エ門さん、皆さんは!?」

 

五エ門「もう時期来るだろう、それよりも……」

 

 

 

 気がつくと、更に多くのピエロ軍団に囲まれていた

 

 更には、銃火器を搭載した車までも現れている

 

 

 

「お、おい!? 何やってんだ!?」

 

「だ、ダメだ! 動かない!?」

 

 

 

 しかし、敵の使おうとしたメカは言うことを聞かず、誤作動を起こし続けている

 

 

 

五エ門「何が起こっているのだ?」

 

たきな「クルミのハッキングだと思います、早くここを乗り切りましょう!!」

 

次元「フッ、面白くなって来やがったぜ!!」

 

 

 

 こうして次元たちの、更なる反撃が始まるのだった

 

 

 

 

 

___________________________________________

 

 

 

 

ルパン「千束、早いとこ決着つけようぜ?」

 

千束「ルパンさんがその気ならいつでもいいよ。」

 

 

 

 ルパンが引き金を引くと、千束は弾丸をかわしていく

 

 千束は直ぐにでも接近したいところだったが、七尾から手渡されたのは実弾入りの拳銃のため、そう簡単に撃つことができなかった

 

 

 

ルパン「さすがだな〜。」

 

千束「ルパンさん、わざと外してるでしょ? もっと本気で来たら?」

 

 

 

 千束は、ルパンが狙いを外しているのを見抜いていた

 

 すると、ルパンは煙玉を投げつけてくる

 

 

 

千束「何これ、煙!?」

 

ルパン「光を通さない代物だ、これでお前さんの視界は封じたぜ。」

 

 

 

 千束はライトを使いながら、ルパンの姿を探す

 

 おまけに千束は実弾というハンデがあるため、中々手を出せない

 

 

 

千束「やるね〜、けど……!」

 

ルパン「!?」

 

 

 

 千束は僅かな視界からルパンを見つけ出し、一気に距離を詰めていく

 

 ルパンも発砲するが、それは案の定、全て避けられてしまう

 

 そして……!

 

 

 

ルパン「ぐっ……!?」

 

 

 

 千束は、ルパンの心臓に銃を押し当て発砲した

 

 ルパンは銃弾をくらった衝撃で、その場に崩れ落ちる

 

 

 

七尾「やったか……」

 

ルパン「まだだぜ……!」

 

千束「えっ……!?」

 

 

 

 ルパンは撃たれた箇所を押さえながら、千束に発砲した

 

 千束は背を向けていたため、ルパンが撃った弾を避けられず、そのまま倒れる

 

 対するルパンも、力尽きて倒れてしまった

 

 

 

七尾「相討ちか、おかげで邪魔者を消す手間が省けたぜ。」

 

 

 

 七尾はニヤリとすると、コックピットの方へと移動する

 

 

 

七尾「こちら七尾、そっちの状況はどうだ?」

 

【こちら、侵入者を拘束しました、どうしますか?】

 

七尾「雑魚に用はない、適当に始末しておけ。」

 

 

 

 七尾はそう告げると、飛行艇を自動操縦に切り替え、一息つこうとする

 

 そこに銃を向けた男がいた

 

 

 

七尾「おやおや銭形警部、まだ生きてたとはね……」

 

銭形「七尾、まさかお前が黒幕だったとはな……」

 

 

 

 かつての警察コンビが、今は互いに銃を向けている

 

 この戦い、果たしてどうなるのだろうか?

 

 

 

 

 

 







 さぁ、銭形警部と七尾が対峙しましたね

 イメージBGMに関しては、いかがでしたでしょうか?

 次回もBGMを考えていますので、楽しみに待って頂けると幸いです

 それではまた!!





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