彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 ありがとうございます!!

 さてさて、いよいよ第3章が開幕です!

 それではどうぞ!!







第三章 da capo
Re:ZERO


 

 

 

ルパン「こ、ここは〜……?」

 

 

 

 ルパンが目を覚ましたのは、コンピューターなどが置かれた部屋だった

 

 隣には、まだ意識が朦朧としたままの次元がいる

 

 そして、自分の両手足が椅子に固定されていることにルパンは気がついた

 

 

 

ルパン「起きろ次元、ここはどこだ!?」

 

次元「る、ルパン……!? 何だここは!?」

 

?「気がついたかね、お二人さん?」

 

 

 

 目の前に現れたのは、白衣を着た研究員風の男だった

 

 ルパンと次元は、この男と初対面だ

 

 

 

ルパン「誰だアンタ?」

 

マッド「私はマッド博士、その名の通りマッドサイエンティストだ。」

 

次元「そんなマッドサイエンティストが、俺たちに何の用だ?」

 

マッド「君たちに私の実験を手伝ってほしいのだよ。」

 

ルパン「実験だぁ〜?」

 

 

 

 マッド博士が近くにあるコンピューターを起動させると、ルパンと次元の真上から強化ガラスの筒が2人を囲う

 

 

 

マッド「これでもう逃げられないな。」

 

ルパン「やい! 俺たちをどうしようってんだ!?」

 

マッド「だから実験だと言っているだろう、大丈夫、死にはしないさ……多分な。」

 

次元「この野郎〜! 俺たちをここから出しやがれ!」

 

マッド「うるさい実験体だな、おい、アレを持ってこい!」

 

 

 

 そこからもう1人、白衣を着た女性が現れる

 

 その白衣の女性は、ルパンたちのよく知る人物だった

 

 

 

次元「不二子! やっぱりお前か……!」

 

不二子「フフッ、ごめんなさいねルパン、マッド博士がどうしても2人で実験したいってことがあるって言うから連れてきちゃった。」

 

マッド「そう、不二子くんは私の協力者だったのだよ。」

 

 

 

 マッド博士は不二子と共にパソコンを操作すると、2人の頭上から超音波が流れてくる

 

 ちなみに不二子とマッド博士は壁の仕切りの奥に居る為、超音波の影響は受けていない

 

 

 

ルパン「あらら〜……?」

 

次元「る、ルパ……ン……」

 

 

 

 2人は超音波の影響か、どんどん意識が薄れていく

 

 やがて、超音波の供給は止まった

 

 

 

不二子「少しやり過ぎたんじゃない?」

 

マッド「ふむ、少し効果が強過ぎたようだな、実験体を変えてみるとするか。」

 

不二子「2人はこのままでいいの?」

 

マッド「ただでさえ彼等の存在は大きいんだ、このままにしておくのが理想だろう?」

 

 

 

 こうしてマッド博士は、ルパンと次元をそのまま解放するのだった

 

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

 〜喫茶リコリコ〜

 

 

 

 

千束「千束が来ました〜!!」

 

ミカ「おはよう、千束。」

 

?「だから、俺たちが本物だって言ってんだろ!?」

 

千束「おわっ、何この声……?」

 

 

 

 店内では2人の少年がたきなに文句を付けていた

 

 もしかしたら、たきなの接客に関して何かクレームを付けられてしまったのかもしれない

 

 そう思い、千束が話に割って入る

 

 

 

千束「すみません〜、まだこの子入ったばかりの新人で〜……」

 

?「そんなことは分かってる、何で誰も俺たちを信用しないんだ……」

 

?「そりゃあ、こんな姿になっちまうなんて信じられねぇだろうしな〜。」

 

 

 

 クレームを付けていたのは、おそらく自分たちやたきなと同い年ぐらいの少年

 

 だが、どこかで見た気がする2人の雰囲気を見て、千束はある答えを導き出す

 

 

 

千束「分かった……あなたたち、ルパンさんと次元さんの子供でしょ!?」

 

?「「な訳あるか!!」」

 

たきな「息ぴったりですね。」

 

ミカ「はぁ……千束、たきな、その2人は正真正銘のルパンと次元だ。」

 

たきな「まさか……ルパンさんと次元さんは、もっと身長が高くて汚らわしい印象があったはずです。」

 

?「汚らわしいだぁ!? 俺はまだまだお兄さんだよ〜!」

 

千束「お〜、でも今の返しはルパンさんっぽい。」

 

ミカ「2人とも何があったんだ? 体が縮んでしまうなんて、余程のことがあったんだろう?」

 

たきな「じゃあ、お2人は本当に……!?」

 

ルパン「そう、ルパン三世と……」

 

次元「次元大介だ。」

 

 

 

 そう、リコリコを訪れていたのは、体が小さくなったルパンと次元だったのだ

 

 2人はマッド博士の若返りの超音波実験の実験台にされ、見事少年時代の姿にされてしまった

 

 

 

ルパン「俺たちが目を覚ましたらこのザマよ。」

 

次元「不二子の奴、若返りの為とはいえ、俺たちをこんな目に遭わせやがって!」

 

千束「元に戻る方法とかはないの?」

 

次元「あの博士を探し出す他ないだろうな、もしくは不二子だ。」

 

千束「ルパンさん、私たちも手伝うよ!!」

 

ルパン「本当か〜!?」

 

 

 

 千束はルパンたちの体を戻す為、マッド博士を探し出すと意気込んだ

 

 ルパンと次元、2人からの依頼として

 

 

 

ミズキ「ったく騒がしいわね……一体何事よ?」

 

千束「あ、ミズキ。」

 

ミズキ「……ルパンさんと次元さんって子供が居たのね。」

 

ルパン&千束(アンタもか……)

 

 

 

 なんだかんだ、ルパンと次元が2人の子供だと間違われるのはお約束のようだ

 

 よくよく考えれば、ミズキのリアクションは正しいのだが……

 

 事情は2階に居たクルミにも説明し、2人は理解してくれた

 

 

 

次元「ケッ、どうしてこんな目に遭わなくちゃならないんだ。」

 

たきな「次元さん、どこ行くんですか?」

 

次元「喫煙所だよ、タバコを吸いにな。」

 

千束「ちょ、ちょっと待った〜!!」

 

次元「何だよ?」

 

千束「次元さん、今は子供の身体なんだよ!? タバコなんて吸ったら悪影響だよ!?」

 

次元「俺はガキの頃から吸ってるから気にするな。」

 

たきな「ダメです、このタバコは没収します!」

 

次元「お、おい!?」

 

 

 

 千束とたきなはルパンたちが子供の体であることを考慮し、次元からタバコを取り上げた

 

 

 

ルパン「タバコってことは酒も……」

 

たきな「ダメです!」

 

次元「ちっ、とにかくこの体のままじゃ話にならねぇ、早く不二子をとっ捕まえてやらなきゃな。」

 

千束「よ〜し、じゃあまずは不二子さんを探さないとね!」

 

次元「探すって、どうやって?」

 

クルミ「ボクが調べる。」

 

 

 

 すっと現れたのはクルミ

 

 先程まで寝ていたのか、髪が少しボサついている

 

 

 

クルミ「不二子の写真とか持ってるか?」

 

ルパン「これなんて不二子のソロ写真だぜ?」

 

次元「ケッ、趣味の悪い写真だ。」

 

 

 

 クルミは不二子の写真をパソコンに取り込むと、カタカタとプログラムを打ち込み始める

 

 そしてエンターキーを押し、不二子の居場所を突き止めた

 

 

 

クルミ「……電波を遮る場所に居るみたいだ、詳しい場所までは分からないな。」

 

ルパン「とすると〜、不二子はまだあの研究所の中ってことか?」

 

クルミ「あとマッド博士についても少し調べてみた、マッド博士は違法な人体実験を繰り返していたとしてMI6をクビになってる。」

 

次元「マッド博士は元MI6の人間だったのか。」

 

千束「ま〜とりあえず、ルパンさんたちを元に戻そう大作戦スタートだね!」

 

 

 

 こうしてマッド博士と不二子の行方、そしてルパンと次元の体を元に戻す為の作戦がリコリコで始まったのだった

 

 

 

 

 

 







 本章のEDは、夕日をバックに千束&たきなと少年ルパン&少年次元がバイク2人乗りでかっ飛ばしてるのをイメージしてます(LUPIN ZEROのEDみたいな感じ)

 前述した通り、今回はLUPIN ZEROのパロディを多く入れてみようかと考えています

 それにともない、作者は畠中さんのルパン、武内さんの次元をイメージしながら描いてます

 こんな感じで進めていきますので、次回もよろしくお願いします!!





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