10月ですね、最近はずっと花の塔を聴いてます
やはり、何度聴いても良い曲だなと実感しますね
さてさて、今回は千束とルパンたちの潜入作戦のお話です
どうぞ!!
イメージBGM
ミッションスタート
睦月周平
(リコリス・リコイル、オリジナルサウンドトラック2より)
〜マッド博士の研究所〜
「マッド博士の研究のお手伝い……?」
千束「はい! 私、マッド博士の研究に参加することが夢だったんです!」
研究所の前では、綺麗な真紅のドレスを身に纏った千束と黒いボディーガード風なスーツを着たたきなの姿があった
今回はマッド博士の研究の協力者と扮装し、正面の警備を突破しようと考えたのだ
「名前は……山葵則子さんですね、そちらの方は?」
たきな「山葵さんのボディーガードをしています、蒲焼太郎と申します。」
千束「マッド博士へ実験のお手伝いをしたいって電話したはずなんですけど〜!」
「ハハハ、お客さん、電話したはずでは困ります、ここはお引き取り願いま……」
プシュー!!
千束は警備員を催眠ガスで眠らせた
千束「おぉ〜、よく効くねぇ〜! 少しだけおねんねしててちょうだいね。」
たきな「眠らせるとはいえ、これ犯罪じゃないですか?」
千束「命大事に!でやるから大丈夫、それに今回はルパンさんからの依頼だし、マッド博士の闇を暴いちゃおうよ!」
たきな「ルパンさんたち、ちゃんと動いてますかね……?」
ちなみにルパンと次元は地下から研究所へ侵入し、途中で千束たちと合流する予定だ
ルパン「しかし、どうも引っかかるんだよなぁ〜……」
次元「何がだ?」
ルパン「マッド博士の警備、やけに甘いと思わねぇか?」
次元「地下には警備を敷いてなかったんじゃなかったか?」
ルパン「それがおかしいんだよ、危険な人体実験をしてる噂のある奴が何でがら空きな警備なのか……」
ルパンは長年の経験から、この警備システムに疑念を抱いていた
そしてマンホールを抜け、地上へと辿り着く
千束「あれ、ルパンさん?」
たきな「何故ここに? 作戦ではルパンさんたちが裏手に回るはずだったのでは?」
ルパン「地下を進んでたら、ここに辿り着いたんだよ。」
次元「何だか嫌な予感がしてきたぜ。」
?「ハッハッハッ! やはり来ましたな〜。」
その時、研究所内に不気味な声が響き渡る
よく見ると、目の前にガラスケースに入れられた不二子とマッド博士の姿があった
たきな「あれがマッド博士……!」
ルパン「てやんでぇ〜、不二子を返しやがれ〜!」
マッド「泥棒なら奪い取ってみればよいではないか。」
次元「何だと、このっ……!」
千束「ちょっ、次元さん!?」
次元はマッド博士に向けて、銃を発砲する
しかし、弾はマッド博士の身体に当たらず、全てすり抜けていってしまった
次元「ど、どうなってやがんだ……!?」
たきな「ホログラム……? となると……」
千束「ここに、マッド博士は居ない……?」
ルパン「んだと!? じゃあ不二子もホログラムってわけか!?」
マッド「ハハハ、残念だったね、今の日本では研究が難しそうだったのでな、ここを発たせてもらったよ。」
マッド博士は既に日本を飛び出しており、海外に潜伏していたのだ
そのため、この研究所の警備が手薄になっていたのだった
マッド「そちらのお嬢さんたちはリコリスか、君たちにも少し協力してもらおう……!」
千束「うぁっ、ちょっ!?」
たきな「な、何ですかこれ!?」
千束とたきなの頭上に現れたのは、2機のドローン
しかしドローンは2人の頭の上に乗り数秒……直ぐに排気口へと消えていった
ルパン「2人とも、大丈夫か!?」
千束「うん、なんとか。」
たきな「な、何だったんでしょう……?」
次元「おい、次から次へとドローンが出てくるぜ!?」
2機のドローンが去った後、同じ排気口から再び別のドローンが現れた
そのドローンには、バルカン砲が搭載されている
マッド「また会おうルパン、もっともここから逃げられればの話だがな、ハッハッハ〜!!」
ルパン「待て〜!!」
そうして、マッド博士と不二子のホログラムは姿を消した
そして4人を待ち受けるのは、大量に武装したドローン
千束たちの脱出作戦が幕を開けるのだった
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イメージBGM
AFRO"LUPIN"68"Arrange Ver
山下毅雄&大友良英
(LUPIN ZERO オリジナルサウンドトラック Vol1より)
次元「くそっ! 弾を避けちまいやがる!」
たきな「ちゃんと狙ってるはずなのに……!」
ルパン「AIが自分で判断して、弾を避けてるってわけか〜。」
千束「っていうか、あのドローンのバルカン砲を何とかしないと! いくら私でもあんな数は避けられないよ〜!」
たきな「となると敵は、千束同様に弾を避けられると……?」
そう、事実上マッド博士のドローンは弾を避けてしまうため、千束と全く同じ能力を持っているということになる
たきなも、まさか相棒と同じ能力を持つ敵と戦うことになるとは思っていなかったため、どう攻略すればいいか分からない
ルパン「……俺に一つ考えがあるぜ、たきな、射撃に自信はあるか?」
たきな「ドローンの避ける機能が無ければ、この距離からでも撃ち落とせます。」
ルパン「千束、俺と一緒にあそこまで走るぞ。」
千束「いいけど、ルパンさん当たっちゃわない?」
ルパン「気合いで何とかする!」
次元「気合いはそう万能なものじゃねぇぜ……」
千束はともかく、弾を避けられる能力のないルパンは気合いで避けると宣言し、次元は呆れつつも、弾の装填を始めた
ルパン「とにかく行くぜ、千束も準備はいいな!?」
千束「ルパンさんこそ、弾に当たらないようにね!」
そして、一斉に二人はドローンの前を走った
ドローンは二人を銃撃してくるが、負けじとルパンたちもドローンに向けて発砲する
案の定、弾は全て避けられてしまったが……
たきな「今です!!」
次元「おうよ!!」
ルパンと千束が撃った弾を、次元とたきなが発砲して跳ね返した
すると、ドローンはその動きを予測できなかったのか、弾は命中した
跳弾と呼ばれるものである
千束「お〜! いいぞ〜、たきな〜!」
たきな「千束、前向いてて下さい!」
千束「はいよ〜!」
次々と相棒との連携でドローンを破壊していき、残るは2機だけになった
ルパン「最後は俺たちの良いところも見せようぜ!」
千束「そうだね、たきなたちばっかりにやらせとくわけにはいかないもん!」
ルパンはドローンに発砲し、その弾を千束が撃ち返して1機を仕留めた
そして今度は、千束が発砲した弾をルパンが跳ね返してドローンを全滅させた
千束「ふぅ……何とか片付いたみたいだね。」
ルパン「ここはな……」
たきな「千束、大丈夫ですか?」
千束「大丈夫大丈夫! 結構スリリングだったよね〜!」
次元「ここを乗り切ったはいいが……どうやって出るんだ?」
マッド博士のドローンたちを制圧したはいいものの、この研究所からの脱出方法が分からなかった
先程ルパンたちが通ってきた地下もシャッターがかかっており、通れなくなっていた
ルパン「こんなことになるなら、五エ門に頼んどくべきだったな〜。」
千束「……いや、まだ助けの綱は残ってるよ?」
次元「どういうことだ?」
たきな「えぇ、この研究所が電波を通さないのなら……」
クルミ「お〜い、迎えに来たぞ〜。」
開かずの扉と化していたはずのシャッターが開き、クルミたちが現れる
ちなみに、ミズキとミカも来ている
クルミ「千束とたきなの無線の発信が消えたから調べてみれば……やっぱりマッドって奴の研究所だったんだな。」
千束「さっすがクルミ! 頼りになるなぁ〜!」
ミズキ「てゆうか、ルパンさんたち全然戻ってないじゃない。」
ルパン「博士はもう逃亡済みだったよ、全くどこに行っちまったんだかな〜……」
ミカ「とりあえず、一旦ここから引き上げようか。」
ともかく、マッド博士がこの場に居ないことは確定していた為、千束たちはこの研究所を後にするのだった
さぁ、はたして不二子と博士はどこに……?
ルパン三世PART3の[死神ガープと呼ばれた男]という回には、千束と全く同じ能力を持った敵キャラが登場しています
気になる方は観てみるといいかもしれません
それではまた次回!!