さて遂に、リコリコ側からあのキャラが登場です!
そして、前章に登場したあのオリキャラも登場します
どうぞ!!
〜花丸軒〜
昌「どうだ? 何か掴めたかい?」
スイレン「理由は単純だったよ。」
夏織「単純ってどういうこと?」
沙里「喫茶リコリコには強力なマスコットが居たんですよ!」
夏織「……どういうこと?」
喫茶リコリコには千咲ときなこという、看板娘の千束とたきなの妹とような女の子が居ると話題になっていて、それがリコリコの集客が大幅に上がった理由ではないかとスイレンたちは説明した
夏織「マスコットね……」
昌「ウチにそんなこと出来そうな奴はいないね。」
沙里「あ、それなら栞ちゃんはどうですか?」
スイレン「あの子は本部所属のリコリスだから、厳しいだろうね〜。」
?「失礼します、スイレン先輩居ますか?」
昌「お、噂をすれば栞ちゃんじゃないか。」
店にやって来たのは、丁度話にも上がっていた桜木栞(さくらぎ しおり)
DA本部所属のリコリスで14歳のサードリコリス
本来は、スイレンの付き添いとして沙里や夏織と同様花丸軒に配属される予定だったが、見た目がかなりロリであることを考慮され、本部に残ることになったリコリスである
スイレン「やっぱり栞ちゃんも転属させるべきだったかな〜?」
昌「栞なら、リコリコのマスコットたちと良い勝負なんじゃないかい?」
栞「あ、あの……皆さん、何の話を……?」
夏織「栞ちゃんは知らなくていいわ。」
沙里「ここに来たってことは、何か本部から連絡があったってことだよね?」
栞「そ、そうです! 皆さん聞いて下さい!」
栞はリコリスである傍ら、花丸軒と本部を繋ぐ連絡員としての役割も果たしている
楠木司令が昌に連絡することもあるが、スイレンのことを敵視していて関係がよろしくない為、栞を介して依頼を伝達しているのだ
昌「なるほど、次の依頼だね?」
栞「はい、この近くにある月影という名前のライブハウスで武器や宝石の密輸が行われているらしいんです。」
スイレン「武器と宝石ねぇ。」
夏織「それで、そのライブハウスはどんな場所なの?」
栞「会員限定で運営してて、有名なバンドやアーティストも演奏したことのある実績がありました。」
スイレン「けどその裏じゃ、武器と宝石の密輸に手を染めているというわけか。」
沙里「会員制ってことになると、やっぱり取引相手は……」
夏織「その会員に間違いないわね。」
昌「よし、全員でそのライブハウスを徹底的に探ってくれ。」
こうして、花丸軒の任務が始まりを告げるのだった
_______________________________________
〜数日前、某国〜
?「はぁ……」
都会の喧騒から離れるように、静かな田舎街で一息つく男の姿があった
彼の名は真島
かつて延空木事件で千束と攻防を繰り広げた相手である
最終的にDAの存在を明るみにする作戦は失敗に終わり、彼は日本を飛び出し、この街で次の作戦を考えていたのだ
真島「しかし、あのハッカーも捕まっちまったしな〜……」
?「やっと見つけた、君が真島だよね?」
真島「あ? 誰だテメェ?」
静流「私の名前は静流、この写真の人を探してるんだけど。」
突如現れた謎の女、静流は真島にある写真を見せた
すると真島は不敵な笑みを浮かべながら、その人物について語り始める
真島「懐かしいな、またそいつとはやり合おうと思ってたところだったんだ……!」
静流「それなら都合がいいや、私と組んでよ。」
真島「お前、俺が誰だか知ってんのか?」
静流「世界中を駆け巡るテロリストだよね? 違った?」
真島「ヘッ! お前は俺のファンか?」
静流「そうかもしれないね、それと私は静流、手を組もうよ。」
静流は淡々と話しながら、驚くことに真島と手を組もうと提案してきた
真島「何でお前と手を組まなきゃならないんだよ? 俺にもお前にもメリットがねぇんじゃバランスが悪い。」
静流「私はこの女の殺しを依頼されてる、ターゲットを引きつけるためにあなたの力を借りたいの。」
真島「俺に武器の取引をしろってのか?」
静流「そういうこと、話が早くて助かる。」
静流は今回のターゲットである千束をおびき寄せるため、真島と手を組んで武器取引をしようと提案してきた
真島「しかし、ただの銃取引だけじゃリコリスの下っ端しか来ねぇと思うぜ? どうやって錦木千束を誘い込むんだ?」
静流「武器だけじゃなく、宝石も一緒に密輸する。」
真島「宝石ってお前がか?」
静流「違う、それはもう1人の協力者がやる。」
真島「へぇ、随分と仲間が居るんだな。」
?「違うわ、彼女と私はあくまでもビジネス上の関係よ。」
そこにある女が現れる
髪はセミロングで明るい茶髪、そしてサングラスに黄色いコートを羽織っていた
静流「彼女がもう1人の協力者だよ。」
不二子「峰不二子よ、あなたが武器取引の方の人ね。」
静流「こっちは真島、延空木事件の首謀者。」
真島「おい、何勝手に説明してるんだよ。」
静流「不二子はもう1人のターゲットの情報を流してくれたから手を組んだ、真島はどうする?」
不二子「錦木千束の情報なら私が持ってるわ、興味ない?」
真島「はぁ、まだお前たちを完全に信用したわけじゃねぇが……武器取引を手伝ってやるよ。」
静流「これで話はついたね。」
ひとまず静流は、真島と不二子が日本に武器と宝石を密輸、そしてターゲットを始末するという目的の為、手を組むことになった
真島「峰不二子だっけか?」
不二子「真島ね、よろしく頼むわ。」
真島「あいつは殺しの依頼を兼任してるそうだが、一体誰がターゲットなんだ?」
不二子「それはこの男よ。」
不二子が真島に見せた写真
そこには、ルパン三世が写っていた
_______________________________________
〜千束のセーフハウス〜
千咲「たきなおねえちゃんのかみ、さらさら〜!」
千束「だよね〜! たきなの髪っていつも綺麗で良い匂いもするし。」
たきな「きなこの髪も綺麗ですよ。」
きなこ「うん、たきなおねえちゃんに洗ってもらってるから……」
今日はたきなときなこが千束のセーフハウスを訪れている
リコリコの業務の後は各々帰る家があるが、最初は千咲ときなこをミカが預かっていた
そして次第に千咲は千束、きなこはたきなのセーフハウスで暮らすようになった
ちなみに時々、ミズキやクルミの家にも遊びに行っている
千束「それにしても、何で先生は私たちに一緒に居るよう指示したんだろうね?」
たきな「おそらく司令からの命令かと。」
千束「でも私さ〜、きなことはあんまり遊んだことなかったんだよね、今夜は宴だ〜!!」
たきな「ダメです、きなこは21時までには寝かせます。」
千束「そんな〜! 千咲はまだ起きてるよね!?」
千咲「〜……?」ウトウト…
きなこ「……」スゥスゥ…
千束&たきな「……」
千咲ときなこはお互いの肩を借りるようにうとうとしており、その光景があまりにも尊過ぎると、2人は目を合わせた
千束「たまには私たちも早く寝よっか。」
たきな「そうですね。」
千咲ときなこを布団に寝かせ、2人も床につく
しかし、深夜にリコリスの仕事が入ることも珍しくないので、2人は中々寝付けなかった
千束「……眠れないね。」
たきな「職業病というやつでしょうか?」
千束「ねぇ、たきなはきなこが来て変わったこととかある?」
たきな「そうですね、一緒に遊ぶ時間ができました。」
今までたきなが自宅ですることと言えば、実戦に備えたイメージトレーニングか千束に勧められた映画を観るぐらいだったが、きなこがやって来てからは2人との時間を多く取るようになった
千束「私も千咲と一緒に映画観たり、可愛い服をコーディネートしたりしてるんだ! やっぱり私に似て美人だからなぁ〜! 千咲は!」
たきな「私もこの前、きなこと服を買いに行きましたよ。」
千束「えっ、私抜きで!?」
たきな「別に千束が居る必要は無い気がしますが……」
千束「今度4人でお出かけしようよ! 美味しいスイーツとか皆で食べたいし!」
たきな「千束、そんなに大きな声を出すと……」
テンションの上がってきた千束は、つい大声でたきなと話し込んでしまう
それをたきなが注意したが、千咲ときなこはスヤスヤと夢の中だった
千束「姉妹ができるって、こういうことなのかもしれないね。」
たきな「そうですね。」
千束は千咲を、たきなはきなこをそっと抱きしめながら夢の世界へ旅立つのであった
ということで、遂に真島が初登場でした!
オリキャラの静流は3章の最終回に?表記で登場していたキャラです
もう1人のカタカナ表記の男は後々登場予定ですが、ひとまずは静流のみで
次回もお楽しみに!!