リコリコショートムービーのタイトルとメインスタッフが公開されましたね!
どんなストーリーになるか楽しみです!
さてさて、こちらも進めていきましょうか
どうぞ!!
〜喫茶リコリコ〜
ミカ「いらっしゃい。」
フキ「……失礼します。」
サクラ「どうも〜っす!」
喫茶リコリコに来店したのは、フキとサクラ
フキはミカに声を掛けられると、少し照れ臭そうに挨拶をした
千咲「いらっしゃいませ〜!!」
きなこ「いらっしゃいませ……!」
フキ&サクラ「……!?」
そう、フキとサクラが千咲ときなこに会うのは今回が初
2人は目を見開き、千咲ときなこを凝視する
フキ「千束……あいつ遂に……!」
サクラ「千束さんだけじゃなく、たきなさんにも居たなんて……!」
ミズキ「何驚いてんの? そいつらは千束とたきなじゃないわよ。」
サクラ「違うんスか!? でも見た目がそっくりっスよ!?」
ミカ「その2人は元々千束とたきなのクローンだった子だ、今は私たちリコリコの仲間さ。」
フキ「千束とたきなのクローン……!?」
サクラ「何か凄いっスね〜、映画みたいで!」
確かに2人がクローンであるならば、合点がいく
フキはまだ信じられない様子だったが、サクラは映画にありそうな展開だなと感じていた
千束「千束とたきなが戻りました〜!!」
たきな「ただいま戻りました。」
千束「あれ? フキとサクラじゃん、リコリコに来るの久しぶりだね〜!」
フキ「千束!!」
千束の姿を見つけたフキは、勢いよく千束の胸ぐらを掴んで壁に追いやる
千咲「千束おねえちゃん!!」
フキ「千束、あの子はお前の何だ!?」
千束「えぇ……どうしたの? そんな怖い顔して。」
フキ「いいから答えろ!!」
きなこ「はわわ……」
たきな「私たちの妹……家族のような存在です!」
サクラ「家族っていうか、クローンだからほぼ千束さんたちなんじゃ……」
フキ「……家族か。」
千束が話すよりも前にたきなが口を開いた
フキは千束から手を離すと、怯えながら身を寄せ合っていた千咲ときなこの元に歩み寄りそっと頭を撫でる
フキ「お前らは姉ちゃんたちのこと好きか?」
千咲「うん、だいすき!!」
きなこ「大好きです……え、えっと……」
千束「この人はフキって言うんだよ!」
きなこ「フキおねえちゃんのこともすき……」
フキ「……」
サクラ「あれ? フキさん、おーい……?」
フキは、千咲ときなこのあまりの可愛さに脳を焼かれてしまった
ここ最近、2人に癒される人に続出している現象である
サクラ「先輩、しっかり〜!!」
フキ「……サクラ、約束しろ。」
サクラ「な、何スか?」
フキ「千咲ときなこは命に代えても守るぞ!!」
サクラ「も、勿論っス!!」
こうして、千咲ときなこ親衛隊にフキとサクラが加わったのであった……?
ミカ「フキ、千束たちに話があって来たんじゃないのか?」
フキ「はっ……! ゴホン……今日は千束たちに話があって来た。」
たきな「千咲、きなこ、私たちはこれから大事な話があるのでクルミの所で遊んでてもらえますか?」
千咲「わ〜い、クルミおねえちゃ〜ん!」
きなこ「ま、待って、千咲ちゃん……!」
危うく本来の目的を忘れかけていたフキだったが、ミカの一言で我に返る
たきなはDAの仕事の話だと察し、千咲ときなこをクルミのいる部屋へと誘導した
フキ「この近くに花丸軒ってラーメン屋があるだろ?」
千束「あぁ、ウチと同じDAの支部ね。」
フキ「そこのリコリスと共同で、ある密輸を阻止してほしいとの命令だ。」
たきな「密輸ですか?」
サクラ「なんでも、この近辺で武器や宝石が違法に取引されてるらしいんス。」
その密輸がメインで行われているのが、ライブハウス月影
若者が多く賑わう場所だが、その裏で武器や麻薬、更には宝石の密輸などが秘密裏に行われているという
千束「そりゃ一大事だね、さっさと解決しなきゃ。」
フキ「さっさと解決……とはいかないかもしれない。」
たきな「どういうことですか?」
フキ「今回の件、首謀者が裏世界じゃ有名な殺し屋だ、おまけに……」
フキは犯人一味が写ったカメラ映像を千束たちに見せる
そこに写っていた人物は……!
千束「ま、真島……!?」
たきな「それにこっちは不二子さん……!?」
その写真には、例の殺し屋を挟むように真島と不二子が写っていたのである
全員変装を施しているが、素顔を知っている千束たちは直ぐに見抜くことができた
フキ「これから花丸軒の奴らにも伝えてくる、近いうちに作戦は司令から伝えられるはずだ。」
千束「分かった、連絡ありがと、フキ。」
サクラ「それじゃあ、千咲ちゃんときなこちゃんにもよろしくっス!」
真島や不二子も絡んだ密輸を阻止すべく、千束たちリコリスは作戦を練り始めるのだった
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〜ライブハウス、月影〜
静流「さてと、これで全部揃ったね。」
その頃、ライブハウス月影では武器や宝石の密輸が行われていた
真島「中々良い武器が揃ってるじゃねぇか。」
不二子「こんな宝石、日本じゃ滅多にお目にかかれないわ。」
静流「これくらいの量を持ち込めばDAも必ず動く、そこで一気にケリをつける。」
静流は写真に写った千束を見つめると、懐へしまう
真島「それにしても、あのリコリスに殺しの依頼とはねぇ……誰がそんなこと企てたんだ?」
静流「分からない、取引相手には干渉しないスタイルだから。」
真島「頼んでる側が正体明かさねぇなんてバランスが悪いな、そんな奴の言うことをお前は聞くのか?」
静流「私はあくまでも仕事だから、相手が誰だろうと依頼を成功させるまで。」
静流はホルスターにしまっていた拳銃を取り出すと、念入りに銃を分解していく
そして、何かを思い出したかのようにスマホを取り出す
静流「不二子、少しだけ気になってることがあるんだけど……」
不二子「何?」
静流「この錦木千束にそっくりな幼女は誰?」
不二子「その子は千束のクローンよ、今は自我を取り戻して千咲って名前でリコリコに潜伏しているわ。」
静流「何でこの子までターゲットなんだろ……」
真島「さぁな、よっぽど錦木千束に恨みであるんじゃねぇのか?」
静流「ふーん……今日はここまでにしよう、皆お休み。」
静流は不穏な表情を浮かべると、スマホの電源を切って自室のベッドへと潜るのだった
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〜花丸軒〜
スイレン「今回は中々の強敵らしいね、面白いじゃないの。」
沙里「何言ってるんですか!? 相手は裏世界で有名な殺し屋と峰不二子、そして延空木事件の真島ですよ!?」
スイレン「だからこそ面白いんだよ、何故か私は延空木事件の時、任務から外されてたし。」
夏織「日頃の行いが良くない証拠ね。」
スイレンはかなり好戦的な性格だが、基本的に相手を殺したりせず、生け取りにすることが多い
しかし度々問題行動を起こすため、延空木事件の際には司令からサードとしての仕事を黙々と命じられていた
スイレン「静流は殺しの依頼、真島は武器取引だろうね、本当に峰不二子は宝石の密輸が狙いなのかな?」
夏織「どういうこと?」
スイレン「峰不二子ってルパン三世の仲間なんでしょ? それならわざわざ静流たちと組む理由があるのかな〜って。」
沙里「確かに、峰不二子には別の目的があるってことですね!?」
栞「皆さ〜ん!!」
昌「栞、いらっしゃい。」
そんな話をしていると、栞が花丸軒にやって来た
スイレン「フキさんから聞いたよ、リコリコの人たちとの合同任務だってね。」
栞「聞いてたんですか?」
沙里「スイレンさん、さっきリコリコでのフキさんたちの会話を盗み聞きしたらしくて……」
夏織「敵は3人……これは手強いわね。」
スイレン「そんなことないでしょ。」
沙里「いやいや!? 普段私たちが相手してる連中とは格が違うんですよ!?」
スイレン「今回の仕事は実力が確かな千束さんやたきなとやるんだよ? そこに私たちが加われば百人力ってもんだよ!」
夏織「だからって油断は禁物だわ、まずは計画を立てないと……」
栞「あの〜、そのことでお話があるんですけど……」
沙里「話?」
栞「DA本部の命令で、私もフキさんたちの班に配属されたんです。」
昌「そりゃあ、良かったじゃないか。」
スイレン「栞がフキさんの所に配属ってことは……」
栞「ここだけの話……フキさんたちもこの任務に参加するんです。」
スイレン「なるほど、良い情報源ありがとね、知ってたけど。」
栞「あっ……!」
栞はつい口を滑らせ、フキたちも任務に関わることをスイレンたちに話してしまった
スイレンが栞を連絡員として推薦しているのは、こういうところだったりする
そしてそのことを、楠木司令は知らないのであった……
オリキャラも含めて、いつかは設定集を出したいですね
原作キャラたちの関係性もありますし
次回もお楽しみに!!