彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 これにて、コナンコラボ回はひとまずラストになります

 はたして、千束はコナンとどう接触するのか?

 それでは、どうぞ!!







彼岸花と小さな名探偵 最終話

 

 

 

 

千束(こっちってトイレじゃないよね? まさか屋上……?)

 

 

 

 トイレに向かったはずのコナンと山田の後をつけていた千束だったが、2人が向かっていたのは宝石店の屋上だった

 

 何事かと、千束は扉越しに2人の会話を盗み聞く

 

 

 

コナン「……どうしてオレたちを助けてくれたんだよ、ルパン?」

 

ルパン「……バレちまっちゃあしょうがねぇな〜、いつ気付いた?」

 

千束(山田さんの正体はルパンさんだった……!? あれ? でもあのメガネの坊やはルパンさんのことを知ってる感じ……?)

 

コナン「今回のルパンの予告状は、どう見ても偽物だった。これを見たら、本物のアンタのプライドが許さねぇだろうなって思ってよ。」

 

ルパン「流石だな〜、名探偵。」

 

千束(それにあの子、あんな口調だったっけ? 多分小学校低学年くらいなのに、あんな堂々と喋ってる……)

 

 

 

 山田の正体が変装したルパンであったことに、コナンは気が付いていた

 

 千束は陰に身を潜めながらルパンたちの会話を聞いていると、コナンが只の少年ではないことを薄々感じていた

 

 

 

コナン「で、どうする? 大人しく捕まるか?」

 

ルパン「ご冗談を、俺はまだ何も盗んでねぇからよ〜、それに……!」

 

コナン「……?」

 

千束「……ん?」

 

ルパン「俺たちの会話を盗み聞くなんて良い度胸だな〜、千束?」

 

千束「うぇっ!? もしかしてバレてた!?」

 

ルパン「よ〜千束! さっきぶりだな〜!」

 

コナン(あの時のお姉さん……?)

 

 

 

 ルパンは千束が隠れているのに気付いていた

 

 千束が物陰から姿を現すと、コナンは先程のお姉さんだと気付く

 

 

 

ルパン「安心しなガキんちょ、この嬢ちゃんも裏じゃ悪を狩ってる殺し屋なんだぜ?」

 

コナン(何だって!?)

 

千束「殺し屋じゃないです〜! 私はれっきとした人助けをしてるの! というか子供をいじめるなんて、ルパンさんサイテー。」

 

ルパン「おいおい!? 何で俺がそうなってるんだよ〜!?」

 

千束「ルパンさんだってこれから宝石盗もうとしてたんでしょ? ならその前に、逮捕だ〜!!」

 

ルパン「ったく〜、ここは退散だ〜!!」

 

コナン(逃すか!!)

 

 

 

 千束はワイヤーガンを取り出し、ルパン目掛けて発泡するも、既にルパンは姿を消してしまっていた

 

 コナンもメガネに搭載された望遠・拡大レンズの機能を使うも、ルパンの姿は見失ってしまったようだ

 

 

 

千束「あっちゃ〜、逃げられちゃったか〜。」

 

コナン「……お姉さん、大丈夫?」

 

千束「私は平気だよ、それよりも坊や……さっき私に麻酔銃撃とうとしてたでしょ〜? どういうつもりだったんだ〜? このこの〜。」

 

コナン「ご、ごめんなさい。」

 

千束「まぁ冗談はさて置き……それでミズキを眠らせて君が推理してたんだよね?」

 

コナン「……うん、ボクが眼鏡のお姉さんを眠らせて推理したんだ。ボクからも質問いい?」

 

千束「いいよ。」

 

コナン「どうしてボクが放った時計型麻酔銃を避けられたの?」

 

千束「私、目が良いの。だからこの至近距離からだって、君の麻酔銃を避けることは出来るよ。」

 

 

 

 千束とコナンは、互いが只の一般人では無いことを悟りながらも、慎重に話を進めていき、徐々にお互いの秘密を明かしていく

 

 

 

コナン「ルパンに目をつけられるなんて、お姉さんも大変だね。」

 

千束「ま、ルパンさんはウチの店の常連だからね。よかったら君も来なよ。」

 

コナン「わーい、楽しみ!」

 

千束「じゃあ私から最後に……君は一体何者なの?」

 

コナン「……江戸川コナン、探偵さ。」

 

千束「コナンくんね。私は錦木千束、喫茶リコリコの看板娘だよ。」

 

コナン「よろしくね、千束さん。」

 

 

 

 こうして千束とコナンは自己紹介をし、お互いの核心となる秘密には触れず、2人はその場を後にするのだった

 

 またいつか、巡り会う日の為に……

 

 

 

千束「ところで、今コナンくんは小学生なの?」

 

コナン「ま、まぁね……(本当は高校生なんだけどな……)」

 

千束「何か小さい弟みたいで可愛いなぁ〜! 私のことは、千束お姉ちゃんって呼んでもいいんだぞ!?」

 

コナン「えっとじゃあ……千束ねーちゃん?」

 

千束「……よしっ! 今日から私がコナンくんのおねーちゃんだ!!」

 

コナン(おいおい、何か話変わってねーか……?)

 

 

 

 

 

___________________

 

 

 

 

 〜喫茶リコリコ〜

 

 

 

 

 

たきな「しかし驚きましたね、ミズキさんがあのような推理をしてしまうなんて。」

 

千束「だよね〜、まるで別人みたいだったもん。(まぁ、コナンくんが眠らせて推理してたんだけどね。)」

 

ミズキ「だから、その時の事はよく覚えていないのよ。意識を失ってたみたいで何が何だか……」

 

クルミ「ほ〜ん……」

 

 

 

 翌日、喫茶リコリコでは昨日のミズキの推理ショーの話をしていた

 

 当然ミズキはコナンに眠らされていた為覚えていなかったのだが、その発言を聞いたクルミはそのまま押し入れに籠り、PCであることを検索する

 

 

 

クルミ「まさか、そんなことが……」

 

ミカ「どうした? クルミ。」

 

クルミ「ミカは……工藤新一を知ってるか?」

 

ミカ「工藤新一……確か米花町で次々と難事件を解決している高校生探偵だったか? 千束が憧れている探偵の1人だ。」

 

クルミ「じゃあ、こいつが誰か分かるか?」

 

 

 

 クルミが見せたのは、監視カメラの映像を切り取ったもの

 

 そこに映っていたのは、コナンだった

 

 

 

クルミ「こいつの名前は江戸川コナン。」

 

ミカ「この子か。ミズキを眠らせ、代わりに推理した少年は。千束が聞かせてくれた。」

 

クルミ「こいつの正体が、その工藤新一だ。」

 

 

 

 クルミのその一言に、ミカはハッとする

 

 

 

ミカ「そんな馬鹿な……」

 

クルミ「ボクにだって信じ難い話だ。だがこの少年の骨格が工藤新一のものと一致した。」

 

ミカ「そういえば、工藤新一は難事件を追う為に行方をくらましているそうだが……」

 

クルミ「まさか身体を縮められた挙句、別人を名乗って周囲に溶け込んでいるとは誰も思わないだろうな。」

 

ミカ「探偵事務所に引き取られたのもその為か……」

 

 

 

 クルミとミカは、工藤新一が姿を消した時期とコナンの現れた時期が被っていることに気付き、2人が同一人物であることを確信した

 

 

 

クルミ「そういや、ルパンたちはこのことを知ってるのか?」

 

ミカ「さぁな、だがルパンのことだから……」

 

?「知ってるぜ、あの坊主とは親子のフリまでさせられたからな。」

 

 

 

 クルミの押し入れ部屋にやって来たのは、次元であった

 

 

 

クルミ「……今調べた、次元は江戸川コナンにパパって呼ばれてるのか。」

 

次元「おいっ! どうやって調べた!?」

 

ミカ「クルミの手にかかればこんなものだ。」

 

次元「はぁ、ところで何でその小僧について調べてる?」

 

ミカ「千束たちが昨日、宝石店の依頼で出会ったんだ。小学生とは思えない見事な推理だったと聞いてる。」

 

次元「昨日の……あの時か。」

 

クルミ「その顔じゃ、昨日はルパンと一緒だったみたいだな。」

 

 

 

 次元は、昨日ルパンと行動を共にしていた宝石店への偽の予告状確認に潜り込んでいた際、コナンたちもその場に居合わせていたことを悟った

 

 どうやらルパンからは聞かされていなかったらしい

 

 

 

次元「ったく、こりゃルパンの奴をとっちめてやらねぇと気が済まねぇ。」

 

コナン「こんにちはー!!」

 

次元「……!」ササッ!

 

千束「お〜! 毛利探偵とコナンくん、いらっしゃ〜い!!」

 

たきな「君は、昨日の……」

 

蘭「こんにちは、コナンくんがどうしても行きたいって聞かなくて。」

 

小五郎「しかし、中々趣のある店だな。」

 

 

 

 次元はリコリコを後にしようと歩み出そうとした矢先、コナンたちが店にやって来た為、慌てて隠れた

 

 そんなことは露知らず、千束は小声でコナンにこう話しかける

 

 

 

千束「今、ルパンさんの仲間の次元大介さんが奥の押し入れ部屋に居るよ。捕まえちゃう〜?」ヒソヒソ

 

コナン「(なるほど、ルパンたちがこの店を利用してるのは本当なのか……)わーい! パパに会えるの楽しみ〜!」

 

千束&ミズキ「「ちょっと待て! それどういうこと!?」」

 

たきな(次元さんに子供……)

 

次元(パパじゃねぇっつってんだろ!!)

 

 

 

 コナンの次元パパ発言に、喫茶リコリコは今までにないくらい大騒ぎになったとかならなかったとか

 

 これが、最強のリコリスと小さな名探偵との始まりの物語なのであった……

 

 

 

 

 

___________________

イメージED

胸がドキドキ

ザ・ハイロウズ

(名探偵コナン 1〜30話 OP)

 

 

 

 

 

      〜登場キャラクター〜

 

 

 

 

 

ルパン三世   江戸川コナン   錦木千束

 

次元大介    毛利蘭      井ノ上たきな

 

        毛利小五郎    中原ミズキ

 

                 クルミ

        

        目暮警部     ミカ

 

        高木刑事

 

 

 

 

 

 







 ここまでお読みいただきありがとうございました!

 名探偵コナンとのコラボエピソードはいかがでしたでしょうか?

 次回は本編を更新しますが、来月はもうひとつの名探偵とのコラボエピソードを投稿予定です!

 それでは、次回もお楽しみに!!





この中で、あなたが一番好きな作品は?(読者の皆様の好みが気になるだけですので、お気軽にどうぞ。)

  • リコリス・リコイル
  • ルパン三世
  • キャッツ・アイ
  • シティーハンター
  • 名探偵コナン
  • カウボーイビバップ
  • プリンセス・プリンシパル
  • 名探偵プリキュア!
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