今日はシティーハンターの主人公、冴羽獠の誕生日ですね! おめでとう御座います!
リコリコ×ルパン×シティーハンター&キャッツ・アイも絶賛執筆中ですので、気長にお待ち頂ければ!
それでは本編どうぞ!!
〜岐阜県、某旅館〜
千束「さてと、約束の時間まであと1時間か〜……」
千束たちは敵に捕らわれたミズキを助け出すべく、岐阜県某所にある旅館へとやって来ていた
この近くにある機関車の車庫で、永田から預かった仏像と交換でミズキを返してもらう約束なのだ
千束「たきな、永田さんは仏像に記された隠し財宝は兆を超えるって言ってたよね。」
たきな「えぇ……まさか!?」
ミカ「風魔の狙いはそれかもしれないな。」
永田は千束たちと会った時、仏像の価値について話していた
風魔はお宝を狙う組織の為、隠し財宝を狙ったのだとミカは推測した
たきな「では、早く仏像を渡してミズキさんを返してもらいましょう。」
千束「え〜! 兆がつく隠し財宝の在処が記されてるんだよ!? このまま渡しちゃうの勿体無くない!?」
たきな「ミズキさんとお宝、どっちが大事なんですか……?」
ミカ「だが、連中が大人しくミズキを返すとも限らないしな……」
千束「ん〜……? 先生、ちょっとそのまま……」
その時、仏像を取り出そうとしたミカの手を止めるよう千束が声をかけた
千束は仏像の表面を見つめると、ニヤリと笑みを浮かべる
たきな「千束、どうしたんですか?」
千束「ここ、何かの地図に見えない!?」
ミカ「山……? ここに行けば、財宝があるということか?」
たきな「それよりも今はミズキさんです、 準備を進めましょう。」
千束「オッケー、まずはミズキだ〜!」
千束とたきなはマガジンの確認などをし、準備を進めていく
その時、ミカのスマホに着信が鳴った
ミカ「ルパンか、何か分かったのか?」
ルパン【俺の知り合いの鑑定士に話を聞いたんだけどよ、その仏像に強い光を当ててみてくれないか?】
ミカ「強い光か……じゃあ、スマホのライトを……」
ミカがスマホのライトで照らすと、地図のようなものが浮かび上がってきた
ルパン【それがお宝の在処を記した地図だぜ。】
ミカ「ルパン、これはさっき千束が見つけたぞ。」
ルパン【な、何だって〜!?】
千束「やっほ〜ルパンさん! お宝は私たちが頂くから安心してね、バ〜イ!」
そう言って、千束はミカのスマホの通話を切ってしまった
千束「とりあえず、連中にその仏像を渡すのはやめた方がいいかもね。」
たきな「そろそろ時間です、行きましょう。」
ミカ「ん? 五エ門はどこだ?」
千束「あぁ、さっき2階で瞑想してたよ、呼んできてあげよっか。」
千束は旅館の2階で瞑想をしている五エ門を呼びに行く
千束「五エ門さん……出番だよ。」
五エ門「うむ……」
そして約束の刻がやってきた
五エ門「いざ、参る!!」
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〜機関車、倉庫〜
五エ門「……ここか」
千束「はぇ〜、SLの博物館みたいだね。」
当然だが、岐阜にもリコリスは存在している
ミカは司令協力のもと、現地のリコリスにも協力を要請しており、辺りには現地リコリスが待機している状態だ
夜ということもあるが人気が全く無く、不気味さが醸し出されている
たきな「連中は本当に現れるんでしょうか……?」
千束「来なかったらミズキはどうなんのさ? ちゃんと仏像も持ってきたし、現れなきゃ困るよ〜。」
その時、停車していた汽車の明かりがつき、千束たちを照らす
そこには、風魔の格好したガタイの良い男と部下たちがいた
「仏像は持ってきてくれたんだろうな?」
五エ門「仏像はこの通り本物だ、ミズキ殿は何処だ!?」
「よ〜し……」
風魔の手下が合図をすると、縄で縛られたミズキが連れられて現れた
見たところ、怪我などは無さそうだ
「線路の前で交換だ、そこに仏像を置け!」
たきな「待って下さい。」
ここで間に入ったのはたきなだった
銃を構え、風魔たちへと近づいていく
五エ門「たきな……?」
たきな「そのミズキさんが本物である確証はありません、直接撃って確かめます。」
ミズキ(たきな、何言い出してんのよ!?)
「人質は本物だ、大人しく仏像を渡せ!」
五エ門「たきな、ここは拙者が……」
たきな「頼みましたよ……」
そして五エ門が境界の線路に仏像を置いたと同時に、ミズキもこちらへ走ってくる
「撃て!!」
それとほぼ同じタイミングで、風魔の手下たちは銃撃してきた
そこに飛び込んでいったのは千束である
「くっ……!」
千束「へっへ〜、仏像はこの千束様が頂いたぜ〜!」
「くそ! 逃がすな!!」
千束は持ち前の視力の良さを活かし、弾丸を避けながら仏像も回収することに成功した
その姿は、まさに神出鬼没の大泥棒と言ったところか
風魔も攻撃は仕掛けてくるものの、こちらにはたきなと岐阜のリコリスたちもいる為、勝負は明らかに優勢だった
五エ門「ミズキ殿、大丈夫でござるか?」
ミズキ「私は大丈夫、それよりも千束たちは……」
五エ門「風魔たちにお宝は渡せぬ、拙者も助太刀してくる!」
ミズキ「五エ門さん! 危ない!!」
五エ門「ミズキ殿……!?」
その時、五エ門を狙って風魔の手下の1人が銃を向けていた
五エ門を庇おうと突き飛ばしたミズキは、その時肩を被弾してしまう
その手下は、現地のリコリスによって直ぐ倒されたが、五エ門のショックは大きかった
五エ門「ミズキ殿! しっかりするのだ! ミズキ殿!!」
ミズキ「わ、私は……大丈夫だから……!」
五エ門「しかし……!」
たきな「ミズキさん、大丈夫ですか!?」
ミズキ「あはは……少し弾を掠めちゃっただけよ〜……」
五エ門「……」
たきな「今から店長が来ます、五エ門さん、ミズキさんを頼みます。」
五エ門「……心得た。」
たきなはミズキの無事を確認すると、そのまま風魔の手下を倒しに向かった
すると一台の汽車の警笛が鳴り、こちらへゆっくりと走ってくる
ミズキ「えっ、何何……!?」
千束「たきな、ミズキ、五エ門さん、乗って!!」
汽車を操縦していたのはミカで、千束は身を乗り出しながらこちらへ呼びかけていた
五エ門は仏像を抱えミズキを背負うと、そのまま走る汽車に飛び乗り、たきなも続く
そして機関車は風魔たちの追跡を振り切り、闇の彼方へと消えていった
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〜インターポール本部〜
長官「銭形君、入りたまえ。」
銭形「長官、私に用というのは……?」
長官「今すぐ香港へ向かってくれ。」
銭形「香港ですか?」
長官「ルパン三世が香港警察に自首して逮捕されたんだ、身柄をこちらへ引き渡す手続きを頼みたいんだが……」
銭形「そ、そんなこと信じられません!! 第一、ルパンが自首ですと!?」
銭形はルパンが自首したという事実が信用できなかった
そもそも、ルパンが自分から捕まるということはあり得ないからだ
これは何か裏があるのだと、銭形は予測した
長官「というわけだ、銭形君、早速香港へ飛んでくれ。」
銭形「……分かりました。」
そして銭形は空港への手続きを済ませ、ルパンが捕まった香港へと向かうのだった
今回の話で、岐阜県……即ち、地方のリコリスを登場させましたが、アニメ本編では都心のリコリスしか掘り下げがされていないので、地方リコリスに関しては独自解釈となります
次回も早いうちに投稿すると思いますので、お楽しみに!!