昨日から、遂にリコリコショートムービーが配信されましたね!
約3年前のあの感動を再び味わった感覚でした!
それでは本編どうぞ!!
たきな「だいぶざっくりし過ぎてませんか? ミズキさんの情報。」
千束「まぁ、それがミズキの限界だったってことだよ。」
千束とたきなは、ミズキが調べた情報を元に町を散策していた
情報によれば、永田には専属の鑑定士がいたらしく、その人物に辿り着けば何か分かるかもしれないとのことだ
?「キミ、チョットイイ?」
千束「はい?」
?「ココ、ドウイケバイイカワカル?」
千束「どこですか〜?」
千束たちに声を掛けてきたのは、2mは超えているであろう大柄な男だった
その佇まいは、裏世界の人間を思わせる
たきな「私たち、この辺に住んでいるわけではないのでここの地理は分からないんです、失礼します。」
千束「たきな待ちなよ〜、目の前に困ってる人がいるんだから助けてあげようよ〜!」
たきな「ですが、私たちはミズキさんの……」
千束「日本語、分かりますか〜?」
大男「オレニホンジン、コトバワカル、フダンカラコウイウシャベリカタ。」
たきな「聞いてないですね……」
千束「たきなは調査を続けてて! 私はこの人を送り届けてくるから!」
たきな「……分かりました、先に行ってます。」
こうして、千束は大男を案内することになり、たきなは1人で調査を続けることになった
千束「ここの角を右に曲がって〜と! 到着です!!」
大男「アリガトウ、コレデイライカンリョウシタ。」
千束「ん? どういうことですか?」
千束がその理由を尋ねようとしたが、すぐに理解できた
千束と大男を挟み込むかのように、ガラの悪い男たちが背中に銃を突きつけていたからだ
男A「俺たちについてきてもらおうか。」
千束「え〜、今それどころじゃないんだけどなぁ〜……」
男B「そっちのデカいのも来てもらうぜ。」
大男「……ワカッタ。」
千束「はぁ……面倒なのに巻き込まれちゃったなぁ〜……」
実際、千束1人で制圧できそうではあったが、大男のこともあるので、とりあえず従うことにした
男たちに案内された場所は、組事務所だった
?「おやおや、珍しい客人だ。」
千束「この銃を持った人たちに、無理矢理連れてこられたんですけどね。」
?「モアイ、もう充分だ、良くやってくれた。」
千束「モアイ?」
モアイという名に千束は?を浮かべると、一緒に連れてこられた大男が拘束を解かれているのに気がついた
千束「なるほど、この大きな人がモアイ……つまりあなたたちとグルだったってことだね。」
?「察しがいいな。」
千束「初めから私をここに連れて来るのが目的だったってわけか〜、何がお望み?」
?「君には聞きたいことがあるだけだ。」
千束「聞きたいことって? そういえば、まだあなたの名前聞いてないや。」
徳「私は風鈴組の組長、風鈴徳(ふうりん いさお)だ、君の名前は?」
千束「錦木千束、東京の喫茶リコリコで看板娘やってます。」
徳「ほぉ、東京の喫茶店員がわざわざ岐阜までねぇ……君たちもお宝を狙っているのか?」
千束「……永田さんを殺したのは、あなたたちなの?」
徳「あぁ、口の固い男でな、どれだけ問い詰めてもお宝の在処を吐かなかった、勿体ない奴だったよ。」
モアイ「ボス、コノオンナドウスル?」
徳「千束くん、君がここで引き下がってくれるのなら見逃すが……どうだい?」
千束「あなたは永田さんの命を奪ってまでお宝を狙った、それが許されるわけないでしょ?」
徳「そうか……モアイ、千束くんを送り届けてあげなさい。」
モアイ「リョウカイ。」
モアイは千束を連れると、仲間数人と共に黒塗りのバンへと乗り込んだ
千束「痛たた……女の子は丁重に扱えって言うでしょ〜!?」
男A「黙って乗れ!!」
千束(送り届けるって……絶対あの世行きって意味じゃん……携帯も使えないし、困ったな〜……)
千束のスマホは鞄の中に入っているが、車の中の密室で使うのは不可能に近かった
銃を使おうにも、バンの周りには護衛の車が左右に一台ずつ付けられており、行動に移すのも難しい状況だ
千束(たきな辺りが来てくれたらカッコいいんだけどな〜……)
そんなことを考えながら、千束は星空が輝く夜の道を黒いバンの中で過ごすのだった
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たきな「……繋がりません。」
ミズキ「またどっかで油売ってるんじゃないの?」
たきな「千束は男性を送り届けると言ってから連絡が取れなくなったんです、あの男が何かしたに違いありません。」
?「お? たきなたちじゃねぇか〜。」
あれから1人で調査を続けていたたきなだったが、手がかりは見つけられず、拠点にしている旅館へ戻ったのだが、千束がまだ帰っていないことに気づき、電話を掛け続けているが繋がらない
最悪の事態も考えていた時、見覚えのあるフィアット500から声を掛けた人物がいた
たきな「ルパンさん、どうしてここに!?」
ルパン「そりゃこっちのセリフだよ〜、な〜んでお前らがここに居んだ?」
ミカ「どうやら目的は同じらしいな。」
次元「そっちも宝探しってわけか。」
旅館の前を通りかかったのはルパンと次元と不二子、そして後部座席に乗ったフェルンだった
ルパンたちもお宝を追って、日本に来ていたのだ
ミズキ「ていうか、そのオッサンは誰よ?」
不二子「永田専属の鑑定士だった男よ。」
ミズキ「あ、アンタが!?」
フェルン「フェルンだ。」
ルパン「香港の刑務所に捕えられてた所を俺たちが盗み出したのさ。」
ミズキ「どうりで日本に居ないわけだわ……」
次元「にしても、五エ門の姿が見当たらねぇが……一緒じゃなかったのか?」
たきな「それが、修行に出ると言って私に斬鉄剣を預けていってしまったんです。」
その理由をたきなはルパンたちに説明すると、なるほどなという顔をしていた
今までの五エ門も未熟さを感じた途端、すぐ修行に出ていたからだ
ルパン「五エ門が居ないならしょうがねぇや、俺たちで永田のお宝を探し出そうぜ。」
たきな「ですが、まだ千束が……」
その時、たきなの携帯が鳴る
発信相手は千束だった
たきな「千束、携帯に出ないで何してたんですか!?」
千束【いや〜ごめんごめん、ちょっと道に迷っちゃってさ〜、まだかかりそうだから今日は宿でのんびりしててよ〜!】
たきな「ち、千束、待ってくださっ……! 切れました……」
次元「……匂うな。」
千束の話のそらし方にどこか違和感があったように感じたのはたきなだけではなかった
いてもたってもいられなくなったたきなは、宿を飛び出そうとする
ミズキ「たきな、どこ行く気!?」
たきな「千束を探しに行きます!」
ミズキ「行くあてないでしょ。」
ルパン「いや、行くあてならあるぜ……!」
ルパンは自分のスマホを取り出すと、画面に映った千束の発信を皆に見せる
いわゆるGPSに近い機能なのだが、ルパンは知り合いのハッカーであるアミ・エナンに教えてもらい、連絡先を登録している者のみ、スマホの発信を感知できるという機能を教えてもらっていたのだ
ミカ「ルパン、これはどうやって?」
ルパン「ちょっと知り合いのハッカーに頼んで教えてもらったんだよ、万が一の時用だったが、こんなところで役に立つとはな〜!」
たきな「千束の発信が北に向かっています!」
不二子「この速さってことは、車にでも乗ってるのかしら?」
ミズキ「まさか、千束の奴連れ去られたんじゃ!?」
ミカ「ありえるな……」
たきな「ルパンさん、この車借ります!」
ルパン「お、おい、本当に使うのか!? 丁重に扱えよ〜!?」
ルパンはそう注意だけしておいて、たきなはフィアットのエンジンをかける
こうして、姿を消した千束を探すべく、救出作戦が幕を開けるのだった
ちなみに、今回登場したカタカナ言葉のキャラ、モアイが前章で静流と共に居た殺し屋仲間です
それにしてもリコリコショートムービー、ラストに花の塔を使ってくれるなんて、やはり製作陣の愛が溢れた作品だなぁと感じました
2話も楽しみです!!