彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 リコリコショートムービー、良かったですね〜!

 詳しい感想は後書きにて

 さて、こちらも本編どうぞ!!







ひとときの湯けむり

 

 

 

 〜温泉〜

 

 

 

 

千束「はぁ〜……良い湯だな〜……!」

 

ミズキ「ここの温泉、美肌効果があるのよね!」

 

不二子「湯加減も丁度いいし……穴場スポットね!」

 

たきな「……」

 

 

 

 千束を救出して宿に着いた後、女性陣は露天風呂へと入っていた

 

 それぞれが楽しむ中、たきなだけはどうも警戒心が拭いきれていなかった

 

 

 

千束「たきなもゆっくり浸かっときなよ〜! こんな所、滅多に来れないんだよ〜?」

 

たきな「あの、こんなにのんびりしていていいのでしょうか? この間にも風鈴組はお宝を狙うかもしれないんですよ?」

 

千束「うん……今はまだ大丈夫だと思うよ。」

 

たきな「今は……?」

 

千束「あの組事務所に盗聴器セットしてきたから!」

 

不二子「ちなみに私直伝のね!」

 

たきな「千束に何教えてるんですか……」

 

 

 

 千束は風鈴組の事務所に連れ込まれた際、こっそりと盗聴器を仕掛けてきたのだ

 

 この一連の技術は、いつの日の不二子が教え込んだ入れ知恵である

 

 いつの間にか千束と不二子に接点ができていたことに、たきなは困惑した

 

 

 

ミズキ「今度来る時はクルミも連れてこないとね、アイツ、PCばっかいじってるから身体バッキバキでしょ!」

 

千束「そうだ! クルミを呼んで千咲ときなこも一緒に……!」

 

たきな「我々は遊びに来てるわけじゃないんです、少しは自重してください。」

 

千束「ちぇ〜、たきなのケチ〜……」

 

たきな「なので……次はきなこたちも連れて来ましょう。」

 

千束「分かってるじゃないか相棒〜っ! 次はリコリコの皆で来よう!!」

 

ミズキ「分かってんのかな、たきなは……?」

 

不二子「さぁ……?」

 

 

 

 千束の影響でどんどん丸くなっているたきな

 

 出会った頃の刺々しさが懐かしく感じる中、湯けむりは空高く舞い上がる

 

 

 

千束(にしても不二子さん、めっちゃスタイル良いな〜、私もあれくらい大きくならないかな〜……)

 

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

ミカ「ルパン、どうだ?」

 

ルパン「風鈴組、こりゃ厄介な連中だぜ。」

 

 

 

 一方ルパンたち男性陣は、風鈴組についての調査を進めていた

 

 ちなみに五エ門は外庭で剣の修行の真っ只中だ

 

 風鈴組は岐阜を拠点にする指定暴力団だが、その裏で違法な骨董品などを売買している

 

 DAからするとそのような事案は警察に対応させるのが妥当な判断だが、彼らは現地の警察の弱みを握っており、外部の殺し屋やヤクザともコネクションがある

 

 そして例の永田殺しの件以外にも、自分たちの狙っていた骨董品の持ち主を殺めていたことも判明した

 

 

 

次元「つまり、私欲の為なら殺しは厭わないってわけか。」

 

フェルン「ルパン、このままでよいのか?」

 

ルパン「だからこそ、こんなところで奴らにお宝を横取りされるわけにはいかねぇんだ!」

 

 

 

 フェルンは永田の友人であり、そんな親友が遺したお宝を敵に盗まれるのは言語道断だった

 

 

 

ミカ「……ルパン、仮に風魔のお宝が手に入ったとしたらどうするんだ?」

 

ルパン「そりゃ〜、不二子ちゃんにプレゼントするに決まってるだろ〜よ!」

 

次元「ケッ! だと思ったぜ!」

 

ルパン「と言いたいところだが今回は永田がリコリコに託したお宝だ、ここは俺たちとフェルンと山分けにしねぇか?」

 

フェルン「なるほど、それは良いアイデアだな。」

 

ミカ「本来ならフェルンに全て渡すのが良いと思うが……」

 

ルパン「ミカ、リコリコの経営は大丈夫なのか〜?」

 

 

 

 そう、喫茶リコリコはハワイから帰国した後も、相変わらずの経営難に陥っていた

 

 まぁ、理由は非殺傷弾や高額な材料のパフェを提供している人物に原因があるのだが……

 

 

 

フェルン「ミカ、気にするでない、ワシは永田の真実が知りたいだけだ、お宝は好きにするといい。」

 

ミカ「とりあえず、ミズキの婚活パーティー代にだけはしないよう気をつけなくてはな……」

 

ミズキ「誰の婚活パーティー代にだけはしないって……?」

 

 

 

 ミカの背後では、ミズキが仁王立ちしていた

 

 その後ろには、温泉から上がって浴衣姿になった千束とたきなと不二子の姿もある

 

 

 

千束「まぁ、ミズキはその辺の金遣い荒いからねぇ〜。」

 

ミズキ「荒くないわ! ちゃんと節度は守ってるわよ!?」

 

たきな「それよりも店長、風鈴組の素性は分かりましたか?」

 

 

 

 ミカはルパンたちが調べ上げた風鈴組のデータを千束たちにも伝える

 

 

 

千束「なるほど〜、警察に任せるより、私たちで決着をつけたほうがいい相手だね。」

 

たきな「フェルンさん、その風魔のお宝とは何なのですか?」

 

フェルン「金を生み出すことのできる、世界にふたつと存在しない装置じゃ。」

 

不二子「金を生成できるの!? ルパン、私欲しいわ!!」

 

ルパン「頂いてやりたいのは山々なんだけどよ、その装置にはどんな危険が潜んでるんだ?」

 

フェルン「金を生み出すことができる……即ち、それが世に出れば世界各国の金の価値が下がり、経済が崩壊する。」

 

次元「そんなことになったら、頼れるのはその金の所有者だけってことになるな。」

 

たきな「店長、このことをDAには?」

 

ミカ「伝えていない、もちろん現地のリコリスにもだ。」

 

ミズキ「それで、私たちがその装置を隠蔽しろってことなの?」

 

ルパン「隠蔽なんてしなくていいじゃねぇか、だって俺たちがいるだろ?」

 

 

 

 初めから金生成装置を抹消する必要は無いのだ

 

 何故なら、それをルパンが盗んでしまえば万事解決だからである

 

 

 

千束「ルパンさん、泥棒はダメだよ。」

 

ルパン「だってよ〜、その金生成装置があるんじゃ世界の危機が訪れちまうかもしれないんだぜ? 俺たちが盗んじまった方がいいだろ〜。」

 

たきな「ルパンさんが良くても、不二子さんは何をするか分かりません。」

 

不二子「ちょっと! 私を疑ってるの!?」

 

次元「俺もたきなの意見に賛成だ、そんな装置があったんじゃ不二子は何をしでかすか分からねぇからな。」

 

不二子「ルパン、そんなことしないから私を信用して?」

 

ルパン「ヌフフ、不二子ちゃんの言うことなら何でも聞いちゃう〜!」

 

たきな「えっ……」

 

次元「はぁ……ったく、俺は寝る。」

 

ミカ「そうだな、もう遅いから私たちも寝るとしよう。」

 

 

 

 その日の夜は千束、たきな、ミズキ、不二子

 

 そしてルパン、次元、五エ門、ミカ、フェルンの二部屋に別れてそれぞれ就寝するのだった

 

 

 

 

 

 







 久々にたきなのうん……チョコパフェが登場しましたね

 最後に千束とミズキが笑うの前提で牛乳口に含むのが面白かったです!

 そしてラストのケツへと繋げるのも素晴らしい!

 筆が乗ってきてるので、リコリコが配信されている間は毎週木曜更新にしようかと考えています

 それでは、次回もお楽しみに!!





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