前回の名探偵コナンに続き、名探偵繋がりで名探偵プリキュア!とのコラボエピソードになります!
今日から映画も公開されますね!
全5話の予定です!
それでは、どうぞ!!
〜?〜
?「……さん……お姉さん!!」
「ん、んんぅ……?」
?「あ、起きたよ! みくる!」
?「あんな、ジェット先輩に知らせてきて!」
?「うん!」
「今何時〜……?」
?「今は朝の9時ですけど……」
「ヤバっ!? 今日リコリコの鍵当番の日だった! 急がないと〜!!……の前にここどこ……?」
ある日、錦木千束は目覚めると、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた
側には制服を着こなした中学生ぐらいの少女が2人
千束は交友関係が広い為、知り合いならば直ぐに顔を思い出せるが、先程部屋を出ていった少女も含め、初対面だ
?「ここは私たち、キュアット探偵事務所のベッドです。お姉さんは昨日の夜、事務所の前で倒れてたんです。覚えてますか?」
「倒れてたことは覚えてないけど……えっ!? ここって探偵事務所なの!?」
?「おっ、目を覚ましたみたいだな。」
そこにやって来たのは、白衣を着た小学生くらいの男の子
頭にゴーグルを掛けており、科学者のような出立ちだ
?「アンタ、自分のことは覚えてるか?」
「私? 私は錦木千束、ピチピチの17歳! 今日は喫茶リコリコの鍵当番の日で〜……!」
?「どうやら記憶は問題無さそうだな。」
「ところでさっきから気になってたけど、君たちは?」
「私、明智あんなです!」
「私は小林みくるです!」
「科学者のジェットだ!」
「「そして私たち、キュアット探偵事務所の探偵なんです!!」」
「2人が探偵!?」
?「ポチポチ〜!」
探偵に憧れている千束はあんなとみくるが探偵であることを知り、目を輝かせる
そして、あんなの肩に掛けられたポシェットのようなぬいぐるみが喋ったように見えて、千束は首を傾げる
「ポ、ポチタン、シーッ……!!」
「あれ? 今そのぬいぐるみ喋った……?」
「き、気のせいですよ〜! それより錦木さん、何か用事があるんでしたよね!?」
「あぁっ! 店の鍵当番……! けど、今から急いだって間に合わなさそうだしな〜……ちなみにここって何町?」
「ここはまことみらい市ですよ?」
「……まことみらい市?」
千束は初めての地名を聞き、リコリコのシフトが間に合わないことを悟った
「……きょ、今日は可愛い探偵ちゃんたちのお仕事でも見学してよっかな〜?」
「いや、お仕事の方は大丈夫なんですか!? 」
「私ったら〜、知らない街まで1人で来ちゃうなんて、何処ぞの酔っ払いじゃあるまいし……あれ? スマホが無い、落としちゃったかな?」
「スマホ!? スマホ知ってるんですか!?」
千束の発したスマホという単語に、驚いたリアクションを見せるあんな
「勿論、私も華のJKだからね! スマホぐらいは〜……あはは、今は持ってないんだけどね。」
「みくる、千束さんもきっと……」ゴニョゴニョ
「まさか……あんなと同じ未来から来たの!?」
「未来? それどゆこと? 今は2026年だよ?」
「千束さん、落ち着いて聞いてくださいね?……今はその、1999年なんです。」
「……まっさか〜! 1999年なんてまだ私生まれてないし、もしかして探偵テストか何か?」
「そんなに気になるなら、外に出てみな。」
千束は、自分が今居る場所が1999年であることを信じようとはしなかった為、ジェットの一声を聞いて外へ出てみた
すると、誰かと電話中の女子高生の姿が見える
「あれってスマホ……じゃない、レトロな携帯だねぇ。」
「やっぱり、お前の時代じゃ古い携帯なのか。」
「あ〜ジェットくん、つまり私はタイムスリップしてこの街にやって来てしまったとでも?」
「信じ難い話だが事実だ、ここにいるあんなもそうだ。」
「えぇ〜っ!? って、あんなちゃんも!?」
「は、はい、ポチタ……えっと、その……」
「あんな、この際だから錦木さんには話してもいいんじゃない? あんなと同じ未来から来たみたいだから。」
「そうだね、えっと……私はこのポチタンに連れられて2027年からこの時代に来てしまったんです。それでポチタンには時空を越える力があって、その力を使うにはマコトジュエルが必要なんです。」
「マコトジュエル?」
「ポチタンの時を越える力の根源とでも言おうか、それがあればあんなや千束さんを未来に送り返すことができるはずだ。」
「なるほど……」
千束は、同じく未来からやって来たあんな、ポチタンとマコトジュエルについての説明を受けた
「てことは、私はポチタンの力が無ければ未来に戻れないってこと!?」
「そうなりますね……」
「でも千束さんは、タイムスリップした時のことを覚えてないんですよね?」
「そうなんだよ、何かの拍子にヒュッ!って元の世界に戻れたりしてね!」
「そんな都合の良い話があるか。」
「そうだよね〜……(たきなたちには、迷惑かけちゃうな……)」
千束はしばらく元の時代に戻れないことを自覚すると、たきなたちのことを思い浮かべる
背中を合わせたり時に喧嘩することもあれど、いざ会えないことが分かると、一抹の寂しさに襲われる
それはあんなも同じだった
「私も、お母さんと離れ離れになっちゃったけど……みくるや、皆がいるから、今は1人じゃないと思えるんです。」
「あんなちゃん……そうだよね! 私も未来へ帰れるようお手伝いするよ!」
「ありがとうございます、千束さん!」
「それともう一つ、私たちは……」
同じ未来からやって来た者同士、千束とあんなは意気投合していた
そのタイミングでみくるは、自分たちの秘密を千束に打ち明けようとしたその時、謎のカードが事務所のドアに突き刺さるのを見た
「何だ!?」
「もしかして、怪盗団ファントムの予告状!?」
「怪盗団?」
「マコトジュエルを狙う悪い奴らだ、あんなとみくるはそいつらと戦ってる。」
「はぇ〜、この時代の探偵さんって凄いのと戦ってるんだね。」
「あれっ!?」
「この予告状、怪盗団ファントムじゃないよ!?」
「何? そりゃどういうことだ?」
「見て、ジェット先輩!!」
みくるの見せた予告状
そこに書かれていたのは、千束もよく知るあの男の予告状だった
「「「ルパン三世(さん)!?」」」
「……えっと、誰?」
「世界中を股にかける伝説の大泥棒だよ!」
「まさか、ルパン三世からの予告状とはな……」
「この時代、ルパンさんもいたんだ……」
「ルパンさんって……千束さんはルパンって人のこと知ってるんですか?」
「私の世界じゃ、よくお店に来てくれる常連さんなんだよね。勿論、泥棒なのは変わらないけど。」
「千束さん、あんたどんな店で働いてるんだ……」
「だからさ……!」
千束はそう言いながら、あんなたちの前に立つ
「ルパンさんを捕まえよう! 私たちの手で!!」
「で、でもルパン三世って凄腕の泥棒なんですよ!? 私たちじゃ敵わないかも……」
「そんなのやってみなきゃ分かんないよ!」
「あんなちゃんの言う通りだよ! それにさ、時間ってのは永遠じゃない。命大事に! やりたいこと最優先!でいこうよ!」
「わぁ……! はなまる素敵……!」
「あんなと錦木さんがそこまで言うなら……うん! 私もやってみるよ!」
「はぁ…全く仕方ないな……」
千束の先導でキュアット探偵事務所は伝説の大泥棒、ルパン三世と対決することになるのだった
まずは1話でした!
名探偵プリキュア側の時系列としては、キュアエクレール加入前になります
1999年の世界に飛ばされてしまった千束は、名探偵プリキュアと共にルパンに立ち向かいます!
次回も、お楽しみに!!
この中で、あなたが一番好きな作品は?(読者の皆様の好みが気になるだけですので、お気軽にどうぞ。)
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名探偵プリキュア!