彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 10月になりましたね

 さぁ遂に本編でも、あの3姉妹が登場です!

 それではどうぞ!!







セクシーな子猫ちゃんにご用心!

 

 

 

 

 〜喫茶キャッツアイ〜

 

 

 

 

 

千束「んんぅ……ここは……?」

 

 

 

 千束が目を覚ました場所は、喫茶キャッツアイにある誰も使っていない一室

 

 隣ではたきなが寝かされており、自分がベッドで寝ていたこともそこで理解した

 

 

 

?「目が覚めたようね。」

 

千束「あなたは……? それにここって……」

 

?「喫茶キャッツアイよ、海坊主さんたちが2人を見つけてここに運んでくれたの。」

 

 

 

 部屋に入ってきたのは、海坊主でも美樹でもない妖艶な雰囲気を纏った女性だった

 

 千束は初対面ながらも、その女性の美しさに目を離せない

 

 

 

?「フフッ、どうしたの? そんなに見つめて。」

 

千束「あっ、いえいえ! とても綺麗な方だな〜って。」

 

?「ちょっと待っててね、何か飲む物を持ってくるわ。」

 

 

 

 女性はスッと立ち上がると、飲み物を取りに行くため部屋を後にしていった

 

 

 

?「泪姉さん? 今度の作戦だけど……」

 

?「泪姉〜? 全くどこに行っちゃったんだか……」

 

 

 

 入れ替わるようにやってきたのは、先程の女性よりは年下の清楚な女性と千束たちと同年代であろうボーイッシュな少女だった

 

 

 

?「千束ちゃん、コーヒー持ってきたわよ。」

 

?「姉さん、キッチンに居たのね。」

 

?「ねぇ泪姉、もしかしてこの子たちが……!」

 

?「そう、例のヒガンバナの子たちよ。」

 

千束(リコリスを知ってる……!?)

 

たきな「……こ、ここは……?」

 

 

 

 千束は鞄に手を伸ばせる位置にずれ、リコリスを知っている3人を警戒する

 

 丁度その時、たきなも目を覚ました

 

 

 

?「相棒さんも目を覚ましたわね。」

 

千束「あなたたちは一体……」

 

泪「私は来生泪、この店のオーナーをしているわ。」

 

瞳「来生瞳、よろしくね。」

 

愛「来生愛、ボクのことは遠慮なく愛って呼んでね!」

 

 

 

 彼女たち3人は、ここ喫茶キャッツアイのオーナーをしているという

 

 そしてもう一つ、彼女たちには裏の顔があって……

 

 

 

瞳「この喫茶店の名前もそうだけど、千束ちゃんはキャッツ・アイって怪盗を知ってるかしら?」

 

千束「キャッツ・アイってあれですよね!? 特定の絵画しか盗まない三姉妹の怪盗で……って、まさか!?」

 

泪「フフッ、気づいちゃった?」

 

愛「ボクたちが正真正銘のキャッツ・アイなのだ〜!」

 

千束「ひゃ〜!! マジですか〜!?」

 

 

 

 千束はキャッツ・アイのことをよく知っており……というかファンなのである

 

 レオタード姿で華麗に絵画や美術品を盗み出していく怪盗三姉妹

 

 まるで映画のような存在に、千束は憧れていたのだ

 

 

 

千束「サイン貰ってもいいですか!?」

 

たきな「千束、何を騒いでるんです……?」

 

千束「キャッツ・アイ!! 本物が目の前に居るんだよ〜!?」

 

たきな「……猫の目ですか?」

 

瞳「そのままになっちゃったわね。」

 

 

 

 千束とは逆に、たきなは全くキャッツ・アイを知らなかった

 

 ここ最近の3姉妹は日本を離れ、フランスで父親の所在を探しているところだったのだから無理はない

 

 

 

たきな「なるほど、皆さんは怪盗を……」

 

愛「ま、ボクたちはパパの絵しか盗まないんだけどね〜。」

 

瞳「愛? 少し喋り過ぎよ。」

 

千束「なんでも、ミケール・ハインツの絵しか盗まないっていうのがミステリアスだよね〜!」

 

たきな「ミケール・ハインツ……確か、ドイツ人の画家でしたよね?」

 

泪「よく知ってるわね、その人が私たちの父親なのよ。」

 

瞳「泪姉さんもペラペラ喋り過ぎよ!」

 

泪「瞳、彼女たちは日本の治安を守ってるエージェントなの、隠し事は通用しないわ。」

 

千束「まぁ、盗みとかはDAの管轄外なんで大丈夫かと。」

 

たきな「千束も喋り過ぎです。」

 

 

 

 お互いの秘密を色々と打ち明けてしまった千束たちだったが、本題へと戻る

 

 

 

泪「そろそろ作戦会議にしましょう、愛、海坊主さんたちを呼んできて。」

 

愛「オッケイ!」

 

 

 

 愛は席を外していた海坊主と美樹を呼び、千束、たきな、キャッツアイメンバーでの作戦会議を始めるのだった

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 

 〜警視庁〜

 

 

 

 

 

ナザロフ(へっへっ、ルパンたちは今頃俺のホログラムを追いかけて……)

 

 

 

 前回、ナザロフは警視庁の内部に侵入し、ルパンたちの命を狙うも銭形と冴子の罠にハマり失敗

 

 そして逃走しているのだが、ナザロフは外に出ることができた

 

 何故かというと……

 

 

 

ナザロフ「ロボ太、お前のホログラムの効果は抜群みてぇだな!」

 

ロボ太【勿論! 僕は世界一のハッカーだからなんだって出来るんだ!】

 

 

 

 そう、ルパンたちが中で追いかけているナザロフは、ホログラムを投影した偽者である(ホログラムの作成者はロボ太)

 

 姿はそのままで、身体等に触れない限りは見破るのは難しい

 

 

 

ナザロフ「さて、後はこの娘を始末するだけだな……」

 

綾香「……!!」

 

 

 

 そしてナザロフは車のエンジンを掛けヘッドライトを点滅させると、目の前にコルトパイソンを構えた獠が立っていた

 

 

 

ナザロフ「なっ!? あいつは……!!」

 

綾香「冴羽さん!?」

 

 

 

 まず獠はナザロフの車のタイヤに発砲し、パンクさせる

 

 続いてボンネット部分にも弾丸を撃ち込み、エンジンルームを破壊した

 

 

 

ナザロフ「くそっ! どうしてここが……!」

 

ルパン「ナザロフにしちゃあ、どうも身のこなしが良すぎたのが気になってよ〜。」

 

ナザロフ「ル、ルパン!?」

 

 

 

 ルパンは既に綾香を車の中から救出しており、ナザロフは目の前の獠も含め、八方塞がりの状態だった

 

 

 

ナザロフ「……フン、俺がこのままでやられると思うなよ?」

 

ルパン「どういうこっだ?」

 

 

 

 その時、彼方から大量のドローンがこちらに迫ってくる

 

 よく見ると、ドローンには機銃が装着されており、直ぐに危険な物だと理解できた

 

 

 

獠「ルパン、身を隠せ!!」

 

ルパン「ぬわぁぁっ!?」

 

綾香「きゃぁぁっ!?」

 

ナザロフ「へへっ、覚えてろよ〜!!」

 

 

 

 間一髪のところで綾香と共にドローンの襲撃をかわしたルパンだったが、その隙をついたナザロフは逃走してしまった

 

 

 

銭形「ルパン、大丈夫か!?」

 

冴子「獠、あの男は!?」

 

獠「見失った、それに厄介だ……」

 

ルパン「あぁ、例のハッカーの手先が来たみたいだな……」

 

 

 

 ルパンたちを囲んでいるドローンは赤外線を発し、狙いをつける

 

 そのまま、機銃掃射で攻撃してきた

 

 

 

獠「綾香ちゃん、走れ!!」

 

綾香「え、ええっ!?」

 

ルパン「このままじゃ蜂の巣にされちまう〜!!」

 

獠「冴子、銭形のとっつあん、例の所で落ち合おう!!」

 

銭形「分かった!!」

 

冴子「頼んだわよ、獠!!」

 

 

 

 銭形と冴子は例の場所で落ち合うと、ルパンたちと約束した

 

 そして獠は、ジャケットの下に隠し持ったショットガンを取り出しドローンに発砲する

 

 しかし……

 

 

 

獠(装甲が硬いな……)

 

綾香「あ、あの! これってどこまで走れば!?」

 

ルパン「獠! あのバスロータリーまで綾香ちゃんと走るぞ〜!」

 

獠「分かった!」

 

 

 

 ルパン、獠、そして綾香の3人は近くのバスロータリーまで走るのだった

 

 

 

 

 

 







 キャッツ♡アイアニメ、最高でした!

 配信限定なのが勿体ないですが、主題歌も新キャストの方々も凄くハマっていて、非常に面白いです!


 さてさて、本編ではルパンと獠、千束&たきなとキャッツ3姉妹の組み合わせで物語が動き始めました!

 次回もお楽しみに!!





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