〜ルパンのアジト〜
五エ門「石川でござる。」
ルパン【五エ門〜、予定通り始めてくれ〜!】
五エ門「心得た。」
次元「いよいよ、俺たちの出番だな。」
ルパンからの連絡を聞き、次元はある人物の元へと電話をかける
かけた先は、喫茶キャッツアイだった
次元「ファルコン、ルパンから連絡があった、予定通り始めろだとよ。」
海坊主【分かった、千束たちはどうする?】
次元「キャッツ・アイが屋上の敵を制圧する、だが相手もプロだ、千束たちも居た方が心強いさ。」
海坊主「場所は例の公園か?」
次元「あぁ、俺たちも直ぐに向かう。」
次元は海坊主との通話を終えると、アジトの車庫にあるフィアット500に乗り込みエンジンを付けた
次元「行くぜ、五エ門!」
五エ門「うむ!」
2人を乗せたフィアットは、星空が輝く空の下を駆け抜けていくのであった
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イメージBGM
DEVOTION
TM NETWORK
(劇場版シティーハンター 天使の涙[エンジェルダスト]、挿入歌)
ルパン「獠、三手に別れるぞ〜!」
ロボ太(へへっ、無駄無駄〜!)
ルパンと獠と綾香の三人は、ドローンを撒くため三手に別れる
しかし数十台のドローンを使っているロボ太からすれば、ルパンたちの行動は全て筒抜けだ
ロボ太(見つけた……! ナザロフはしくじっちまったからな、代わりに僕が始末してやるよ〜……!)
ロボ太は逃げている綾香の姿を見つけ、ドローンでの機銃掃射を行うが、動きが素早く狙いが定まらない
ロボ太(この女、意外にも身体能力が高いな……あのカンパニーの社長だからか?)
ドローン数十機で追いかけているのに、その姿を捉えるのがやっとのことにロボ太は疑問を感じ始める
すると、バスロータリーの前に一台の大型バスが停車した
獠「ルパン、早く乗れ!!」
綾香?「はいよ〜!!」
ロボ太(ま、まさかあいつ……!)
ルパン「ヌフフ、作戦大成功〜!」
ロボ太が追いかけていた綾香の正体は、変装したルパンだった
ちなみに本物の綾香は獠が上着で隠しながら、乗ってきた大型バスの中に居る
ルパンは急いでバスに乗り込み、獠はバスを発進させた
乗客はルパンと獠と綾香の3人だ
綾香「きゃぁぁ〜っ!?」
獠「ルパン、運転代わってくれ、あのドローンは俺がなんとかする!」
ルパン「任しとけ〜って!」
ルパンがバスの運転を代わると、獠は隠し持ったショットガンでドローンのローターを狙って次々と撃ち落としていく
ロボ太(クソッ! 逃すもんか〜!!)
ロボ太は付近に停車している車をハッキングすると、ルパンたちの乗るバスにぶつけてきた
ルパン「来やがったな〜? 俺のA級ライセンスを舐めんなよ〜!」
対するルパンもドライビングテクニックを駆使し、ロボ太の操る車たちをリタイアさせていく
しかし大型バスの為、ドローンの銃弾を全てかわすのは不可能で、かなりダメージを負ってしまっていた
ルパン「獠〜、そろそろ例の新宿公園だ〜!」
獠「またか〜……冴子の奴、あの時と同じ場所を指定してきやがったな〜。」
あの時……とあるモデルの護衛をした時の話で、戦場となった新宿公園は公安の人たちが泣く泣く修理にあたったと聞いていた
もはや、いくら破壊しても大丈夫なのか心配になるレベルだ
※詳しくは、劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズをご覧下さい
ルパン「おっ! あそこに居るのが、待ち人ってわけか〜。」
新宿公園へ入っていくと、木が生い茂る幹の裏に真っ赤なポルシェが停まっていた
冴子の車だ
助手席には銭形の姿もあった
冴子(来たわね、獠……)
ルパン「冴子ちゃ〜ん! 連れてきたぜ〜!」
冴子「綾香さん、さぁ乗って!」
綾香「は、はい! でも冴羽さんたちが!」
獠「俺たちは心配いらねぇよ、冴子、銭形のとっつあん、後は任せたぜ。」
銭形「分かった、お前たちも……死ぬんじゃないぞ?」
ルパン&獠「俺は死なねぇよ。」
綾香を乗せた冴子のポルシェは、ルパンたちから徐々に距離を取っていく
その数秒後、先程よりも数の増えたドローンがルパンと獠を狙いに現れた
ロボ太(フフッ、とうとう見つけたぞ! ルパン三世! シティーハンター!)
ルパン「おいでなすったな〜。」
獠「やれやれ、またかよ……」
ルパン&獠VSロボ太の対決が、いよいよ本格的に始まろうとしていた
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〜DA本部〜
ミカ「……という訳だ。」
楠木「なるほど、シティーハンターも……」
楠木はDAを訪れていたミカから、今回の作戦の内容を聞いていた
今はルパンと獠がロボ太を引き付けているところで、DAでは志崎カンパニーの一味を始末する作戦を実行しようとしていたところだ
ミカ「もう既に警察側でも志崎カンパニーの戦闘に気づいている者も居る、何人かリコリスを派遣してほしい。」
楠木「ルパン三世の仲間たちは?」
ミカ「彼らはファルコンと共に新宿公園で待機している、千束とたきなは……キャッツ・アイと一緒だ。」
楠木「……アルファ1を出動させます、指揮はミカに。」
ミカ「助かる。」
楠木はDAでもトップクラスの強さを誇るアルファ1(フキ、サクラ、エリカ、ヒバナ)を派遣し、ミカの元で戦うことを許可した
フキ「先生、よろしくお願いします。」
ミカ「あぁ、話は楠木から聞いてるな?」
サクラ「ばっちりっス! 例の大企業の陰謀を暴くんスよね!?」
ミカ「あぁ、だが敵も強力だ、油断は禁物だぞ?」
サクラ「はいっス!!」
フキ「……」
エリカ「フキ、大丈夫?」
フキ「あぁ、こないだ廃病院で相手した連中も居るんだなって考えたら……」
フキは以前、海坊主たちに果たし状を申し込んできたベイリー妹と一騎討ちの勝負を繰り広げたことがあったのだが、その戦いでフキは腕を負傷していた
現在傷は治っているが、今の段階では彼女に勝算は無い
サクラ「らしくないっスよ、先輩!」
ヒバナ「その時は、私たちを頼ってよ。」
フキ「お前ら……」
ミカ「そうだ、フキは1人じゃない、皆でひとつだ。」
フキ「先生……!」
フキは愛銃であるグロックのマガジンを確認すると、再び装填し鞄に詰めた
フキ「行こう。」
サクラ「そ〜こなくっちゃ!」
ミカ「よし、そろそろファルコンから連絡があるはずだ。」
そう言いながらミカが携帯を見ると、ちょうど海坊主から連絡がきていた
そして、遂にDAのリコリスたちも動き出した……!
察しのついている方がいらっしゃるかもしれませんが、作者はシティーハンターのとある映画にかなり影響を受けてます
その為、お話の中で類似したシーンが散見されると思いますが、楽しんで頂けたら嬉しいです
次回もお楽しみに