彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 今回は、主人公以外のメインキャラたちの視点の戦いです

 それではどうぞ!!








本気

イメージBGM

反撃開始

睦月周平

(リコリス・リコイル オリジナルサウンドトラック1より)

 

 

 

 

 〜志崎カンパニー、入り口〜

 

 

 

 

 

サクラ「先輩、ここはあーしらも加勢するっスよ。」

 

ヒバナ「単独とは言え、フキを追い詰めたもんな。」

 

エリカ「私たちも戦う!」

 

フキ「お、お前ら……」

 

ベイリー妹「フン、何人かかってこようと一緒よ!」

 

 

 

 先程、ベイリー妹を1人で倒すと宣言したフキだったが、それを仲間であるサクラたちは放っておかなかった

 

 一緒に戦うと彼女たちは誓ったのである

 

 

 

フキ「……分かった、なら私に作戦がある。」

 

 

 

 フキはサクラたちにある作戦を伝える

 

 4人はアイコンタクトを取ると、それぞれが別の方向へばらけていく

 

 

 

ベイリー妹(フフッ、4人同時に攻撃を仕掛けようって作戦ね、甘いわ!!)

 

エリカ(っ……!? 速い……!)

 

 

 

 ベイリー妹は、まずエリカに狙いを定め、一気に接近戦へと持ち込んでいく

 

 エリカは攻撃をかわすことができず、ベイリー妹に蹴り飛ばされてしまった

 

 

 

ベイリー妹(さぁ、次は金髪の子ね……)

 

ヒバナ「ぐっ……!?」

 

 

 

 続くヒバナもベイリー妹の動きを読むとることができず、攻撃を受けてしまった

 

 

 

サクラ「舐めんな〜っ!!」

 

ベイリー妹(飛び上がって私を撃とうというの? 馬鹿ね……)

 

 

 

 サクラは空中に飛び上がりながら発砲する

 

 だが、空中での落下速度から射撃を行うのは至難の技だ

 

 いくら射撃の腕が立つサクラでもかなり難しい

 

 

 

ベイリー妹「飛び道具は……こう使うのよっ!!」

 

サクラ「うわっ!?」

 

 

 

 ベイリー妹はナイフを投げつけ、サクラの銃を弾き飛ばした

 

 サクラはその反動で受け身を取れずに、そのまま落下してしまう

 

 

 

ベイリー妹「フフッ、最後はあの赤の子ね……!」

 

 

 

 エリカ、ヒバナ、サクラと連続で攻撃が来たので、ベイリー妹は次の攻撃をフキが行うものだと予測していた

 

 だが辺りを見渡しても、フキの姿は見当たらなかった

 

 

 

ベイリー妹「あ、アイツは何処行ったの……!?」

 

フキ「ここだ。」バァン!!

 

ベイリー妹「っ……!?」

 

 

 

 フキはベイリー妹の真下から発砲した

 

 そう、彼女は低い身長を活かしてベイリー妹の懐に潜んでいたのだ

 

 それに気が付かなかったベイリー妹は、フキの銃撃により顎から上を吹き飛ばされ倒れる

 

 

 

サクラ「先輩!」

 

フキ「大丈夫だ、お前らも無事か?」

 

エリカ「私たちは大丈夫。」

 

ヒバナ「後は海坊主さんたちだな……」

 

 

 

 そして、海坊主と美樹の方の戦いはというと……

 

 

 

ベイリー兄「ぐぬぬぬ……!」

 

海坊主「ぬぅぉりゃ〜!!」

 

ベイリー兄「ぐぉぁっ!?」

 

 

 

 お互い武器を置き、肉弾戦で勝負を決めている2人だが、若干海坊主の方が押している

 

 だがここで、ピンチを感じたベイリー兄がある行動に出た

 

 

 

美樹「きゃぁっ!?」

 

海坊主「美樹っ!!」

 

ベイリー兄「へへっ、これでファルコンも身動き取れねぇよなぁ?」

 

 

 

 なんとベイリー兄は、左腕の義手を伸ばして美樹を捕らえた

 

 海坊主は美樹を盾にされているのもあり、攻撃を仕掛けられない

 

 

 

美樹「ファルコン、私に構わないで!!」

 

ベイリー兄「ほらほら、あんたの相棒もこう言ってるぜ? 来てみろよファルコン!!」

 

海坊主「くっ……!」

 

 

 

 美樹は、かつて海坊主が面倒を見ていた傭兵であり、自分の背中を追いかけてきて、今では大切な相棒になった

 

 そんな彼女を人質に取られ、海坊主は動くことができないのであった

 

 

 

 

 

_______________________________________________

 

 

 

 

 〜志崎カンパニー、1階〜

 

 

 

 

 

五エ門「デヤーッ!!」

 

黄「ほう、中々やるな……」

 

次元(くそっ、黄がすばしっこいのもあるが、奴のトンファーが硬くて撃ち抜けねぇ……)

 

 

 

 一方の次元と五エ門は、黄相手に苦戦を強いられていた

 

 彼のトンファー銃は、次元のマグナム並の威力と五エ門の斬鉄剣ばりの硬さを誇り、近接戦と遠距離、どちらにも黄は対応できる

 

 その為、中々黄の隙をつくことができずにいた

 

 

 

黄「次元、撃たないのか? 俺はいつでもいいぞ。」

 

次元「くっ……!」

 

黄「それと侍、お前も良い腕をしているが……まだまだだ。」

 

五エ門「ぬぁっ……!?」

 

 

 

 五エ門は黄のトンファー攻撃で吹っ飛ばされてしまったが、しっかりと受け身は取っていた

 

 

 

次元(どうすれば……どうすれば奴を攻略できる……?)

 

五エ門「次元、油断するな! 次の攻撃が来る!!」

 

 

 

 そう考える間もなく、黄は攻撃を仕掛けてくる

 

 何か突破口はないかと次元が探っていると……

 

 

 

次元「……五エ門、俺についてこい!」

 

五エ門「っ! 心得た!」

 

黄(逃げるのか? そっちは出口だぞ……)

 

 

 

 逃げようとした次元についていく五エ門

 

 そしてそれを追いかける黄

 

 何か裏があるのではと感じた黄は、トンファー銃で次元を狙う

 

 しかし距離を置いたことで、その銃弾は五エ門に斬られてしまった

 

 

 

黄(距離を取って銃を封じるつもりか……なら、直接トンファーで始末するのみ……!)

 

 

 

 そして黄は、一気に五エ門へと接近していく

 

 その時だった……!

 

 

 

次元「五エ門!!」

 

黄(侍に狙いを定めている……? その位置からじゃ俺に弾を当てることはできないはず……)

 

五エ門「デヤ〜ッ!!」

 

黄「何っ……!?」

 

 

 

 次元は確かに五エ門を狙って銃弾を放った

 

 だがその銃弾を五エ門が斬り裂き、弾は半分に別れる

 

 そして、真っ二つになった弾丸は黄の両肩に命中した

 

 

 

黄「ば、馬鹿な……!」

 

次元「両肩を撃ち抜かれたんじゃ、もうお得意のトンファーは使えねぇ。」

 

五エ門「覚悟されよ。」

 

黄「フフッ……」

 

五エ門「何がおかしいのだ?」

 

黄「死ぬのは俺じゃない……死ぬのはお前たちだ!!」

 

次元「……!? 五エ門、逃げろ!!」

 

 

 

 そして黄の身体が光り輝くと、彼らの居た一室は爆風で吹き飛ばされるのであった

 

 

 

 

 

___________________________________________

イメージBGM

You are my hero

岩崎琢

(劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ オリジナルサウンドトラックより)

 

 

 

 

ベイリー兄「な、何だ!?」

 

 

 

 その頃カンパニーの入り口では海坊主とベイリー兄の戦いが繰り広げられていたが、黄が自爆したことで2階部分が爆破され、その瓦礫が入り口に降り注いでいた

 

 

 

美樹「ファルコン!!」

 

ベイリー兄「うわぁ〜っ!?」

 

海坊主「美樹〜!!」

 

 

 

 瓦礫に飲まれる直前、海坊主は捕らわれていた美樹を間一髪で救出することに成功した

 

 

 

美樹「……ありがとう、ファルコン。」

 

海坊主「大丈夫か、美樹。」

 

美樹「彼は……」

 

海坊主「奴はこれくらいじゃくたばらないはずだ。」

 

ベイリー兄「ハハハ……やってくれたな、ファルコン!!」

 

 

 

 ベイリー兄は瓦礫の中から這い出てくると、海坊主目掛けて飛びかかってきた

 

 だが、それに屈しないのが海坊主である

 

 

 

海坊主「俺を本気にさせたこと……思い知らせてやる〜!!」

 

ベイリー兄「ぐぁぁ〜っ!?」

 

 

 

 海坊主は、突っ込んできたベイリー兄の攻撃をかわして後ろに回り込み、プロレス技であるジャーマンスープレックスを決めた

 

 技は見事成功し、ベイリー兄の上半身は地面に突き刺さり、そのまま動かなくなった

 

 

 

美樹「ファルコン、ありがとう。」

 

海坊主「み、美樹、そんなにくっつくな……////」

 

フキ「そっちも片付いたようだな。」

 

 

 

 そこへ、同じく戦いを終えたフキたちも合流する

 

 

 

エリカ「さっきの爆発何だろう……」

 

ヒバナ「次元さんたち、大丈夫なのか……?」

 

サクラ「あ! あれ、次元さんと五エ門さんじゃないっスか!?」

 

 

 

 突如、1階部分の壁が円を描く様に斬り刻まれると、そこには次元と五エ門が立っていた

 

 

 

五エ門「またつまらぬものを斬ってしまった。」

 

海坊主「次元、どうやら無事だったみたいだな。」

 

次元「あぁ、後はルパンたちだけだな。」

 

 

 

 こうして志崎の部下たちを倒した次元たち

 

 残るは、黒幕である志崎との戦いだけになった……!

 

 

 

 

 

 







 今日から配信でもB'zのThe ⅢRD Eyeが聴けるようになったので、全人類聴いてほしい

 もちろんそれ以外の曲も素晴らしいです、私は完全に心を盗まれました笑

 さぁ、次回は千束たちの視点に戻ります!

 お楽しみに!!





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