彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 12月21日に、某局でフランスの実写版シティーハンターが放送されますね

 実はまだ未見なので楽しみです

 さぁ、最後の戦いの行方は……!?

 それではどうぞ!!








あなたの心にワンホールショット

イメージBGM

City Hunter 〜愛よ消えないで〜

小比類巻かほる

(シティーハンター、前期OP)

 

 

 

 

誠「なっ……!?」

 

 

 

 千束が目の前で誠の銃弾をかわし、その背後では獠がコルト・パイソンを構えていた

 

 そして獠の放った弾丸は、誠の銃口に命中し暴発させる

 

 

 

誠「ぐあぁっ!?」

 

千束「ありがと、獠さん。」

 

獠「フッ、当然のことさ。」

 

冴子「……志崎誠、逮捕するわ。」

 

誠「……くそっ。」

 

 

 

 ナザロフで手いっぱいだった銭形に代わり、冴子が誠に手錠をかける

 

 人体強化薬の効果は切れている為、彼が暴走する心配はない

 

 

 

綾香「お父さん……」

 

誠「……」

 

綾香「あなたの実験のせいで大勢の人が犠牲になった、これは逃れられない事実よ。でも……」

 

誠「……?」

 

綾香「そんなお父さんだけど、私にとっては大切なお父さんであることは変わらない。いつかやり直せたらいいと思ってる、だから……待ってる。」

 

誠「……!」

 

銭形「さぁ乗るんだ、お前もだ。」

 

ナザロフ「お、俺は別にいいじゃねぇかよ〜!? それよりあのロボハッカーは!?」

 

冴子「例のハッカーも逮捕することができたわ、匿名の通報でね。」

 

 

 

 最後に綾香は、親子の関係をやり直したいと実の父である誠に伝えるのだった

 

 こうしてナザロフと誠は銭形の手によってパトカーに乗り込んでいった

 

 そして冴子は辺りを見渡すと、一番近くにいた千束に話しかける

 

 

 

冴子「あなた、ルパン三世を独自で捜査しているそうね。」

 

千束「は、はい〜、ルパン逮捕は私の夢でして〜……」

 

冴子「隠さなくてもいいわ、あなたたちの正体は大体検討ついてるの。」コソコソ

 

千束「……!?」

 

冴子「大丈夫、獠はこのことを知っているだろうけど、私は口外しないから、これからも頑張ってね。」

 

千束「は、はぁ……」

 

 

 

 冴子の父親は警視総監で、治安維持組織の存在もある程度は耳にしたことがあった

 

 そのことを娘の冴子が知らないはずもなく、ルパンたちとの行動を見てもしやと思い声をかけたのだった

 

 

 

たきな「千束、大丈夫ですか?」

 

千束「ん? あぁ、大丈夫。」

 

たきな「キャッツ・アイの皆さんも退散してます、私たちも早く。」

 

千束「そうだね、後は警察の人たちに任せよっか。」

 

 

 

 こうしてリコリコ組は後のことを警察に任せ、退散するのだったが……

 

 

 

獠「冴子〜! また俺を利用しやがったな〜!?」

 

冴子「ま、まぁ、お陰で志崎カンパニーを一網打尽にできたんだし〜? これでチャラってことにしない?」

 

獠「フッフッフ……これにより、もっこり100発分ふっか〜つ!!」

 

 

 

 獠はピンク色のもっこりと書かれた回数券の紙を取り出す

 

 その紙を切り刻もうと、冴子がガーターベルトに隠し持ったナイフを取り出そうとしたのだが……

 

 

 

獠「あ〜っ!?」

 

千束「獠さん、それは使わせないよ〜?」

 

 

 

 千束はスカート内のガーターベルトに忍ばせたナイフを獠のもっこり回数券に投げつけ、99発分の回数券は冴子の元に渡った

 

 

 

冴子「千束ちゃんと言ったかしら? あなた、良い腕ね。」

 

獠「ち、千束、こりゃどういうことだ!?」

 

千束「へ? 何が?」

 

獠「今のは間違いなく冴子の……!」

 

香「何やっとんじゃ、おのれは〜!!」

 

獠「ぎゃあ〜っ!?」

 

 

 

 獠が冴子に言いかけたその時、丁度駆けつけてきた香の100tハンマーが炸裂する

 

 

 

綾香「あ、あの〜皆さん……」

 

香「あっ! ごめんなさいね、獠はこういうところがあるから。」

 

ルパン「獠〜、大丈夫か〜……?」

 

獠「だ、大丈夫だ……ところで綾香ちゃん、君はこれからどうしたいのかな?」

 

綾香「どうしたいって……?」

 

千束「綾香さんはこれから何をするのかって話、今勤めてるカンパニーは私たちが潰しちゃったからさ〜。」

 

綾香「そ、そうですね……」

 

 

 

 そもそも綾香が勤め、実の父が社長の志崎カンパニーは千束たちが壊滅させてしまった為、現状働く場所が無い状態なのだ

 

 

 

綾香「……まだ分かりません、でもその時は皆さんにもお知らせします!!」

 

獠「そうか、期待してるよ。」

 

たきな「千束〜! 急いで下さ〜い!」

 

次元「ルパン早くしろ、とっつあんが来るぞ!」

 

ルパン「俺たちもお呼びのようだな。」

 

千束「そうだね、それじゃ綾香さん、頑張ってね。」

 

 

 

 相棒の声を聞き、千束とルパンもカンパニーから引き上げていった

 

 

 

冴子「いいのかしら銭形警部? ルパン三世が逃げちゃったけど。」

 

銭形「今回の事件、カンパニー壊滅にルパンも一役買ってくれた、特別に見逃してやる。」

 

ナザロフ「っておいおい! ルパンは追わねぇで俺は捕まえるのかよ〜!?」

 

冴子「フフッ、あなたにも聞きたいことは沢山あるから、覚悟してちょうだ〜い?」

 

ナザロフ「ひぃっ!?」

 

 

 

 冴子は笑顔で怒りのオーラを出しながらナザロフもパトカーに乗せ、現場を後にするのだった

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 〜喫茶リコリコ〜

 

 

 

 

 

キャスター「続いてのニュースは……」

 

ミズキ「にしても、あれからもう1ヶ月経つのね、早いわぁ〜。」

 

千束「そう? 歳取ると時間の経過が早く感じるって言うしね〜。」

 

ミズキ「千束、それどういう意味だコラ!」

 

 

 

 志崎カンパニーでの事件から1ヶ月

 

 喫茶リコリコでは、いつも通りの日常が繰り広げられていた

 

 

 

獠「よ〜、おやっさん、開いてるか?」

 

ミカ「獠か、いらっしゃい。」

 

ミズキ「ゲッ!? さ、冴羽!?」

 

千束「獠さん、いらっしゃ〜い!」

 

 

 

 ミズキは来店した獠を警戒するように奥へ隠れた

 

 そして入れ替わるようにやって来たのはたきなだ

 

 

 

たきな「冴羽さん、いらっしゃいませ。」

 

獠「よう、その和装、似合ってるじゃないか。」

 

たきな「……ありがとうございます。」

 

獠「ルパンは来てないのか?」

 

たきな「ルパンさんならクルミの部屋に居ますが、呼んできましょうか?」

 

獠「いや、俺1人で大丈夫だ。」

 

 

 

 獠は慣れた足取りで、クルミの居る押し入れへ向かっていった

 

 

 

たきな「千束、冴羽さんはリコリコの常連なんですか?」

 

千束「そうだよ、最近は全然来てなかったんだけどね〜。」

 

ミズキ「あいつ、何でまたここに来たのよ……」

 

ミカ「ルパンを呼びに来たのだとするならば……理由はアレしかないだろうな。」

 

 

 

 ミカだけは、獠がわざわざリコリコを訪れた理由を知っているようだった

 

 それから数秒後、ルパンと獠は2階から戻ってきた

 

 

 

ルパン「わざわざ俺を呼びに来てくれるとはな〜、どういう風の吹き回しだ〜?」

 

獠「フッ、理由は分かってるだろ?」

 

ルパン「まぁな。」

 

千束「ルパンさん、何処か行くの?」

 

ミカ「千束。」

 

 

 

 ミカは千束を呼び止める

 

 ルパンと獠はそっと微笑むと、リコリコを後にするのであった

 

 

 

千束「さぁ〜て、私たちも準備を始めますか〜!!」

 

 

 

 

 

 







 小比類巻さんの愛よ消えないで

 記念すべきシティーハンター最初のOPである本曲は、ここで使うと決めておりました

 いよいよ、次回最終回です!

 お楽しみに!!





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