彼岸花は燃えているか…?   作:ローマン

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 今日でリコリス・リコイルが4周年!!

 すっかり忘れてました……

 思い出せたので、投稿します







新たな依頼人

イメージBGM

SNOW LIGHT SHOWER

伊倉一恵

(CITY HUNTER 2 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック Vol2より)

 

 

 

香「千束ちゃん、前回までのあらすじよ!」

 

千束「はいはーい! 先生の知り合いのスイーパーと会えることになった私はミズキと共に、新宿駅の伝言板にXYZと書き込んだの!」

 

香「そこで偶然、依頼が無くて項垂れてたあたしと出会うのよね。」

 

千束「香さんに案内されながらマンションに着くと、そこに居たのが伝説のスイーパー……冴羽獠さんだった!」

 

香「けど獠は案の定、ミズキさんにデレデレだったわね……」

 

千束「そんな矢先、突然と事件は舞い込んできたんだよ!!」

 

香「千束ちゃんと同じ組織の桜木栞ちゃんがチンピラたちに襲われている情報をミカさんから教えてもらったの、あたしたちは急行したわ。」

 

千束「栞ちゃんを助けるべく向かった先で、私は獠さんの凄さを思い知ることになったんだ。」

 

香「確かに獠の強さは本物よ、強さ以外はね……」

 

千束「栞ちゃんは無事救出できたけど、彼女は自分の失態を責めてしまっていた、け・れ・ど!!」

 

香「獠の言葉で栞ちゃんは持ち直してくれたの、本当に良かったわ!」

 

千束「私たちのお出かけも楽しんでもらえたようだしね! さぁ〜て、次は何が起こるのかな〜?」

 

香「前語りはここまでね……それじゃあ、いよいよ本編スタートよ!!」

 

 

 

 

 

_____________________________________________

 

 

 

 

 〜喫茶リコリコ〜

 

 

 

 

 

千束「依頼?」

 

ミカ「そうだ、海外からのお客さんだ。」

 

千束「依頼人の名前は……東夏美(あずま なつみ)さんね。」

 

 

 

 千束は依頼人の情報が書かれたスライドを眺めていくと、ある事柄が目に留まった

 

 

 

ミズキ「その人、心臓が弱いらしいわよ。」

 

千束「海外を渡り歩いていたのも、その心臓を治すためだったんだ……」

 

ミズキ「千束とは気が合いそうね。」

 

ミカ「ミズキ。」

 

千束「気にしないで先生、それより夏美さんとの待ち合わせは何時?」

 

ミカ「そろそろのはずだ……」

 

 

 

 ミカがそう発して直ぐ、きっちりとスーツを着たOL風の女が現れる

 

 彼女が今回の依頼人、東夏美である

 

 

 

夏美「あ、あの〜……こちらは喫茶リコリコで間違いないでしょうか……?」

 

千束「は〜い! 喫茶リコリコですよ〜! 東夏美さんですよね!?」

 

ミカ「では、お話はこちらで。」

 

 

 

 ミカは夏美をカウンターへ案内すると、話を聞き始める

 

 夏美の依頼内容は、あと僅かな自分の寿命を生まれ育ったこの日本で過ごしたいとのことだった

 

 

 

夏美「私、幼い頃に両親が亡くなって、この短い命を日本で過ごせたらなと思って帰国したんです……」

 

千束「そうだったんですね、その気持ち分かりますよ。」

 

夏美「千束ちゃんだっけ? 私の気持ち分かるの?」

 

千束「はい……だからこそ、夏美さんには目一杯楽しんでもらうぞ〜!!」

 

ミズキ「千束、声大きいっての!」

 

夏美「フフッ、元気な子ですね。」

 

ミカ「えぇ……」

 

 

 

 千束も夏美と同じく、心臓に疾患を持っていることを知るミカは、複雑な表情を浮かべていた

 

 けれど、彼女が依頼人を楽しませる計画を考えている姿を見ると、思わず頬が緩む

 

 

 

ミカ(千束、楽しそうだな……)

 

夏美「そういえば、こちらの方は?」

 

ミズキ「中原ミズキ、リコリコの従業員です。」

 

夏美「それって、もしかしてアルコール……」

 

千束「そうなんですよ〜、店員のミズキにはいつも手を焼いてて〜!」

 

ミズキ「あんたが言うな!」

 

 

 

 夏美は、カウンターで日本酒を飲んでいたミズキが気になったようだ

 

 まぁ、千束はいつも通りに接しているが……

 

 

 

ミカ「とりあえず、明後日またこちらへいらして下さい。ホテルなどの予約はされていますか?」

 

夏美「はい、直ぐ近くのビジネスホテルに。」

 

ミカ「千束、夏美さんをホテルまで見送ってあげてくれ。」

 

千束「はーい! 私が送りまーす!!」

 

 

 

 こうして、千束は夏美をホテルまで送っていくことになるのだった

 

 

 

 

 

________________________________

 

 

 

 

 〜新宿駅〜

 

 

 

 

 

香「獠、依頼よ!!」

 

獠「ん? おぉっ!? これは紛れもなく女の字!!」

 

 

 

 一方、獠と香は新宿駅の構内に居た

 

 伝言板には千束以来のXYZが記されており、獠は女性の筆跡を見てテンションが上がっていた

 

 

 

獠「待ってろよ〜! もっこりちゃ〜ん!」

 

香「全く、大丈夫かしら……」

 

 

 

 そして駅構内で待つこと数分

 

 依頼人の女性は伝言板の前に現れた

 

 

 

?「もしかして、あなたたちがシティーハンター?」

 

獠「あぁ、俺が伝説のスイーパー、冴羽獠だ。」

 

香「助手の槇村香です。」

 

冬華「こんにちは、依頼人の西冬華(にし とうか)よ。」

 

 

 

 今回、XYZの依頼をしてきた美女の依頼人は西冬華(にし とうか)

 

 手にはスーツケースが握られており、空港からここまで向かってきたように見える

 

 

 

獠「冬華さん、まずは君の3サイズを教えてもらおうかな?」

 

冬華「は、はい?」

 

香「こら獠! あんたはいつも〜……!」

 

獠「じょ、冗談だって、香!」

 

香「ごめんなさいね、こんなだけど獠の腕は確かなの!」

 

冬華「そ、そうなのね……」

 

獠「さて、詳しい話は俺たちの家で聞こうか。」

 

 

 

 そして一向は獠のマンションへ向かうと、冬華の話を聞き始める

 

 

 

香「それで、冬華さんの依頼って?」

 

冬華「妹を探してほしいの、手掛かりはこの写真だけで……」

 

獠「ふ〜ん……」

 

 

 

 冬華が見せたのは、2人の少女が写った写真

 

 左が自分、右が探している妹なのだと、冬華は話してくれた

 

 

 

冬華「両親は早くに亡くなって、親戚を転々としながら生活してたわ。でもある日……」

 

香「ある日?」

 

冬華「突然姿を消してしまったのよ、私の前から……」

 

 

 

 冬華は悲しく辛そうに、妹と離れ離れになってしまった経緯を話した

 

 

 

獠「よし、冬華ちゃんの依頼は引き受けた。」

 

香「りょ、獠? 人探しと言ったって、手がかりがあの写真だけじゃ……」

 

獠「大丈夫さ、アテはある。」

 

香「?」

 

冬華「冴羽さん、依頼を引き受けて下さるの?」

 

獠「あぁ任せろ、ですので〜……!」

 

 

 

 獠はゲスい笑顔を浮かべると、冬華の足元へと手を伸ばす

 

 当然、そこには……!

 

 

 

香「天誅〜っ!!」

 

獠「でぎゃ〜!?」

 

冬華「あはは……」

 

 

 

 獠が手を伸ばした先には香のハンマーがあり、見事に炸裂する

 

 そして冬華の背後には、黒いカラスが飛ぶのだった

 

 

 

 

 

 







 千束と獠の元に、それぞれ事件が舞い込みました

 8月のリコリコプロヂュース配信も楽しみですね

 それでは、次回もお楽しみに!!





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