それではどうぞ!
プロローグ・前編
数千、数万回この地を巡ったことだろうか、幾度と死に、殺し、助け、騙し、絶望し、王となり、また戻る。始まりはいつもあの廃墟から始まる。そのたび頭に響くエルデンリングを目指しエルデの王になれという言葉、そして前の旅の記憶...王になるたびにここに戻される。 初めて起きた時の記憶なんて碌なものがなかった、故郷での暮らしを物語のように、まるで後から作られたようにそこにあるだけだ。今じゃ関わりのあった人...家族のことですらも例外なく忘れてしまった。
もう気にしてはいないが、それでも親の顔も名も覚えていない、親不孝者は地獄に落ちそうでなんとも。
この地に来る前の記憶だけがおかしかった。3回目の始まりの時には奇妙な故郷の記憶と目的を達成しても戻される絶望から何もない腹の中から、胃液を吐いていた。
10回目を超えるとには死んだ回数も相まって慣れ、気負うこともなくなった。
この時からだったかどうあがいてもここに戻るならすでに鍛え上げたこの武器を、教えを請いた魔術を、信仰心もないのに使える奇跡を使いこなそうと思い始めたのは...エビのヤケ食いもよさそうだがそれはまだ早い。
時には剣を、時には星々の力を、時には竜の神秘を、話したらきりがない力たちを使い時にはそれらを組み合わせることもした。
しかしそれも限りがある、そろそろエビの時間かと思い次の世界へ行き、いつもの廃墟で目覚めると自分の体が、力が理という鎖からほどかれた感覚があった。自分でも何を言っているか分からないが、
しかし確かめずにいられない、久方ぶりの高揚感を抑えきれず笑いながら鉄扉を蹴破り...この時点でおかしい。どれだけルーンの秘術で強化した肉体でも全身の力で押しようやくゆっくり開く扉が
ただの蹴り、戦技の‘‘キック”でもないただの蹴りで吹き飛んだのだから。しかし新たな感覚に喜び進んでいった。
そのあとは早いものでオリジナルの戦技、祈祷、魔術を作り、敵の技を見て覚え己の技とし、ルーンで
身体を鍛えた。しかしそれだけではこの地からは離れられない、元よりこの世界の住人は決まった流れの行動しかできない不気味さがあった。そうではない、俺は真の友を、仲間を、家族を求めている。失うことは怖いがそうはさせない力はある。
心配事はない、新しき世界に行く。この決まった流れしかない世界から出るには常軌を逸すること...
いや、もう考えている...この‘‘時間の戻る世界”から出るためのものがあるのを、
覚悟はしたさあ、まずは、
「女王マリカよ申し訳ない...」
俺は、エルデンリングを...
「 い た だ き ま す 」
シリアスはほどほどに、そしてそこそこふざけていきます。
今後もよろしくお願いいたします。
なお不定期で行きます。
ハーレム要りますか?
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はい!欲しいです!
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いいえ、要りません。