ー第2章、復讐ー
俺は鎮守府を脱出した後、病院で3ヶ月間リハビリを受け退院した。
夕張「退院おめでとうございます」
加賀「…これからどうしますか?」
提督「…あいつらに復讐してやる。失った時間を取り戻すために…」
吹雪「…司令官がそれを望むのであれば…」
白雪「…」
赤城「…私も修羅道に堕ちましょう」
響「…地獄の伴をしよう」
明石「では…武器を買いに行きましょう」
提督「…不甲斐ない俺で済まない」
ー東京、銀座ー
明石「それでは…何を買いましょうか…」
提督「裏の店を知ってる。着いてきてくれ」スタスタ…
加賀「…裏の店?」
白雪「麻薬とか売ってるんですかね…」
吹雪「そんなんじゃないとは思うけど…」
ー裏店ー
店主「…いらっしゃい」
明石「ここが裏店ですか…」
赤城「…見たことないものが沢山ありますね…」
提督「ここには刀、弓は勿論、薬、銃まで取り扱っている」
夕張「あ!これ、Mark.22ハッシュパピー(サプレッサー付きの麻酔銃)じゃないですか!MGSで見たことありますよ!!」キラキラ!
金剛「ン〜…こういうことに関してはあまり知らないデース…」
響「私もだ」
吹雪「司令官、この刀はどうですか?」
店主「おい、それは…」
提督「…妖刀か…」
店主「ああ…それは村正だ」
※村正… 伊勢国桑名の千子村正(初代~確認される限りでは三代)が作成した刀である。実際、徳川家に対して多くの厄を払ったとされ妖刀として名高い(そもそも三河から近いから縁があったとも言われている。本多忠勝の蜻蛉切は村正作である)。江戸時代には勤皇志士が身につけていたとも。
提督「…なるほど…じゃあ…こいつの呪いと俺の運がどちらが強いか試してみるか…」ブン!←刀投げ
店主「待て!それは切れ味は確かなんだぞ!!」
明石「提督!!」
吹雪「司令官!やめてください!!」
提督「…」←腕伸ばし
ヒュンヒュンヒュン!!←刀が落下する音
ドスッ!!←床に刺さった
提督「…」
店主「?!」ドサッ!←尻もち
明石「は…はぁ…」ヘナヘナ…
加賀「提督、危ないことはしないでください」
提督「貰っていくぞ」ズボッ!
店主(あの村正でさえこの男を切れないのか…ならば…)
吹雪「司令官!もうやめてください!」プンプン!
提督「すまんな、実験だ」
店主「待て…」
提督「?」
店主「これをやろう」
提督「…この刀は…」
店主「…お前さんの村正にさえ恐れぬ気迫は恐れ入った。それを差し上げよう」
ー銀座、カフェー
赤城「何とか終わりましたね…」←ナポリタン
吹雪「あの時は驚きましたけど…」←ジュース
金剛「テートク、あんなことは二度としないでくださいデース」←紅茶
響「…私も驚いた」←ジュース
加賀「…提督、道具は揃いました。いよいよ仕返ししても良いと思います」←ピザトースト
提督「…そうか…誰から狙う?」←コーヒー
吹雪「…うーん…そう言われると…」
白雪「誰にしようか…」
響「…阿武隈にしたら?」
提督「…なぜ?」
響「いや、ぱっと浮かんどからだけど…」
明石(それは不憫すぎませんか…)
加賀「…」カリカリ…
提督「…よし、それで行こう」
赤城「…それでいいんですか?」
提督「かまわん、誰でもいいからな」
加賀「…提督、鎮守府を出る前に信頼できるスパイを鎮守府ないに残しました」
赤城「加賀さんが?意外ね…」
加賀「孫子曰く『兵は詭道なり…』騙すには味方からからです」
夕張「で…その内通者とは…」
加賀「…もうすぐ来ます」
カランカラン…
加賀「…来たようですね」
?「…」
?2「…」
?3「…」
龍驤「きみ〜久しぶりやな」
大井「提督、こんにちは」
曙「…クソ提督」
提督「…こいつら本当に信用できるのか?2人ほどまずいやつが…」
加賀「大丈夫よ」
大井「はあ…私が北上さんに対してベタベタしてたの…あれ、演技よ」
提督「はっ?」
吹雪「どういうことですか?」
大井「そのままよ。加賀さんに頼まれて北上さんとかの身辺を探ってたのよ」
龍驤「うちも空母の中をな」
曙「…私は駆逐艦。主に第七駆逐隊だけど…」
提督「…で、どうだった。味方と敵を教えてくれ」
いよいよ復讐へ。仲間と敵。そして最初のターゲットは…