仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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これからの事

「やっほー久し振り!!」

「・・・お前、なんでここに来ているんだよ」

 

その日、俺は紘汰をバイトに連れ出しに行ったが、その道中にこちらに来たのは羽芝だった。

休憩時間という事もあるが、そのまま俺はため息を吐く。

 

「いやぁ、少し聞きたくてね。

今回、私が担当になった子と、先輩の担当している子が仲が良かったから、色々と聞きたくてね」

「そうか」

 

それだけ言うと共に、その手に缶コーヒーを片手に、そのまま壁に背を任せる。

 

「それで、どうするんですか?」

「・・・紘汰がもしも戦いたくないんだったら、止めるつもりはない。

何よりも、今、目の前にある脅威には、俺達が何が出来るか分からない」

「先輩は結構変わりましたねぇ」

 

そう苦笑する奴に対して、俺はそのまま見上げる。

 

「・・・やっぱり、一年前の戦い、気にしているんですか?」

「気にしていない訳ないだろ。あの戦い、俺は結局、何もできなかった」

「少なくとも、あの戦いで、先輩達が戦わなければ、この街は終わっていた」

「代償はあまりにも大きすぎた」

 

俺は菜々子の心を傷つけ、その親友の子を亡くした。

貴虎は、最愛の人物を亡くした。

 

「・・・こんな時に、人間同士が争っている場合じゃないのにな」

「だけど、そうも言っていられないからな」

 

それだけ言うと、俺はため息を吐く。

それから、互いに持つ情報を交換していく。

その、別れる際だった。

 

「そう言えば、先輩」

「なんだ?」

「これ、プロフェッサー凌馬から贈り物」

 

その言葉と共に投げ渡されたのは、二つのロックシード。

受け取ると、そのロックシードは。

 

「チェリーとピーチ。

なんで、これを?」

「あなたと相性の良いのを今のうちにと。

おそらく、他のメンバーの誰よりも、狙われる可能性があるという事で」

「そうか」

 

それだけ、受け止めると同時に、気になる事をもう一つ聞く事にした。

 

「それで、残りの戦極ドライバーは、誰に渡すつもりだ?」

「それは、残りの3人が決める事ですからね」

「完全に、誰にか分からない訳か」

 

そう、俺はそのまま手の中にあるロックシードを見ながら言う。

 

「それで、分かったのか?」

「・・・候補は既に分かっている。

何よりも、ここまで、偶然が重なった以上、既に候補はいます」

「今、そいつは」

「すぐに捕らえる事は簡単かもしれません。

けど、それを通して、黒の菩提樹をなんとかできるかもしれない。

それが、貴虎主任の判断です」

「そうか」

 

それだけ言い、俺はあの時の出来事を思い出す。

 

「本来の予定が狂った結果、動きにくくなったか。

ならば、あとは」

 

それだけ言い、俺はその手にあるロックシードを強く握り絞める。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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