仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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今作では、既に原作から大きく離れた展開となっている事をお知らせします。


変身!空からオレンジ!1/2

「おぉい、今日のご飯は、ここに置いておくからな」

 

そう、俺はドアの前にいる相手に向けて、話しかける。

未だに、その返事はない。

だけど、それに対して、俺は何もできない。

 

「それじゃ、行ってくるから」

 

そう言いながら、俺は、すぐに仕事へと向かった。

 

「はぁ」

「また、駄目でしたか?」

「あぁ、紘汰か」

 

そう、俺が悩んでいると、丁度一緒のタイミングだったのか、隣の部屋に住んでいる紘汰が姿を現す。

彼とも、お隣さんという事で、色々と話している事も多く、世話になっている事も多い。

 

「まぁ、その通りだよ」

「やっぱり、1年前の事件から、立ち直っていないんですか」

「まぁな」

 

そう、紘汰は心配そうに俺の家にいる人物を見て、呟く。

俺、緋村悠には、たった1人の家族がいる。

妹の菜々子は、1年前から引きこもりになった。

そのきっかけは、1年前、彼女の友達が目の前で殺された事。

 

「それにしても、本当にどうなっているんだろうな。殺人事件だというのに、警察は全然動いてくれない。菜々子ちゃんは、今でも」

「・・・そうだな」

 

紘汰の言葉は、俺は曖昧な答えしかできない。

だけど、今は。

 

「そう言えば、紘汰、お前はどうするんだ?」

「それが、裕也の奴が見せたい物があるって」

「へぇ、見せたい物が」

「それじゃ、俺、行ってくるわ」

 

そう、紘汰はそのまま向かって行った。

 

「・・・本当だったら、菜々子も」

 

今更戻す事は出来ない。

そう分かっていると共に、ふと、俺の携帯が鳴る音が聞こえる。

 

「んっ、凌馬か?」

 

見ると、そこには凌馬からの着信があった。

俺はすぐに電話に出る。

 

「どうしたんだ、凌馬?」

「あぁ悠、大変な事が起きたよ」

「大変な事?」

「あぁ、クラックが発生させられた」

「なに?」

 

その一言に、俺はすぐに声を出す。

 

「どういう事だ?」

「おそらくは、実験用に配られた戦極ドライバーを狙っての行動だろう。すぐに向かってくれ。

でなければ、おそらくは戦極ドライバーも、その実験を行ってくれる人物も」

「分かった!」

 

その言葉と共に、俺はすぐに飛び出す。

懐からすぐにサクラハリケーンを起動させると同時に、凌馬から送られた位置情報を探りながら、向かって行く。

そこには、既にクラックが開かれて、だいぶ経っており、ヘルヘイムの植物が辺り一面に生えている。

 

「無事でいてくれよ!」

 

俺は、そのまま腰に戦極ドライバーを巻くと共に、その手にカキロックシードを起動させ、装填する。

 

「変身!」『ソイヤッ!カキアームズ!居合抜刀にるろうに!』

 

その音声と共に瞬時に流浪へと変身した俺は、すぐにクラックの中へと入り込もうとした時だった。

 

「えっうわぁ!?」

「えっ紘汰!?それに舞ちゃんも?!?」

 

その直前、入り口で見えたのは、紘汰達だった。

 

「えっ、その声、緋村さん!?」

「その格好は一体!」

 

それと共に、紘汰の腰には、戦極ドライバーがあった。

まさか、凌馬が言っていたのは、紘汰なのか。

そう考えている間にも、こちらに迫るインベスの姿が。

 

「とにかく、逃げろ!」

「えっ、でも」

「ここは俺がなんとかするから、早く!」

 

そう、俺はすぐに無双セイバーで、迫り来るインベスの攻撃を受け止めた。

だが、それと同時に森の中に人影が一つ。

 

「あいつは、まさかっ!」

 

そう考えている間にも、そいつは近くにあるヘルヘイムの果実を喰らった。

同時に、その身体は人間からインベスへと変わった。

 

「ここまでするかっ!」

 

それに対して、怒りを隠せない中、クラゲを思わせるインベス、クラゲインベスはこちらに向かって触手を放ってくる。

 

「ぐっ!」

 

それによって、目の前にいるインベスは、そのまま紘汰達の方へと向かって行った。

同時に、そのインベスを見ていたのか、黒いフードの奴がすぐに追いかけ始めた。

 

「凌馬の予想は大当たりという事かっ」

 

俺はすぐに逃げたインベスを追いかけようとしたが、クラゲインベスからの触手に俺はなんとか避ける。

このまま奴を放っておけば、被害が広がるのは目に見えて分かる。

 

「だったら、すぐに終わらせる」

 

俺はその言葉と共に柿鞘に、無双セイバーを装填する。

同時にカキロックシードを、無双セイバーに装填し、構える。

 

『ロックオン!』

 

同時に俺は後ろへと大きく下がる。

クラゲインベスは、未だに触手での攻撃を未だに続ける。

だが、それに対して、俺は後ろの方へと装着していた柿鞘を、そのまま右腰へと装着する。

同時に、そのまま脚に力を込める。

 

「ふぅ」

 

同時に息を整える。

気持ちを落ち着かせる。

襲い掛かる触手による攻撃。

それらを全てがスローモーションのように見える。

同時に、無双セイバーの持つ。

そして。

 

『カキチャージ!』

 

エネルギーが十分に溜まった事が分かると同時に走り出す。

最初の一歩と同時に、柿鞘はチャージした分のエネルギーを放出。

それによって、一気に加速する。

それと同時に、柿鞘から一瞬で無双セイバーを出し、そのままクラゲインベスを一閃。

一瞬、クラゲインベスはこちらを向く。

同時に俺はインベスの血を無双セイバーから取り払うと同時に

 

「柿式三丁矢筈斬り」

 

柿鞘に無双セイバーを装填すると同時にクラゲインベスは真っ二つに斬られ、爆散する。

 

「思った以上に時間が取られた。

急いで、紘汰を助けに行かないとっ」

 

おそらくは、奴らの狙いは戦極ドライバーだ。

そして、凌馬から教えて貰った情報から考えても、既に生体認証している紘汰を殺すか、拉致する可能性がある。

これ以上、悲劇を繰り返してはいけない。

その思いで、俺は真っ直ぐと走り出す。

そうして、走った先には。

 

『オレンジアームズ!花道・オンステージ!』

 

そこには、紘汰が既に変身していた姿があった。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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