「おぉい、今日のご飯は、ここに置いておくからな」
そう、俺はドアの前にいる相手に向けて、話しかける。
未だに、その返事はない。
だけど、それに対して、俺は何もできない。
「それじゃ、行ってくるから」
そう言いながら、俺は、すぐに仕事へと向かった。
「はぁ」
「また、駄目でしたか?」
「あぁ、紘汰か」
そう、俺が悩んでいると、丁度一緒のタイミングだったのか、隣の部屋に住んでいる紘汰が姿を現す。
彼とも、お隣さんという事で、色々と話している事も多く、世話になっている事も多い。
「まぁ、その通りだよ」
「やっぱり、1年前の事件から、立ち直っていないんですか」
「まぁな」
そう、紘汰は心配そうに俺の家にいる人物を見て、呟く。
俺、緋村悠には、たった1人の家族がいる。
妹の菜々子は、1年前から引きこもりになった。
そのきっかけは、1年前、彼女の友達が目の前で殺された事。
「それにしても、本当にどうなっているんだろうな。殺人事件だというのに、警察は全然動いてくれない。菜々子ちゃんは、今でも」
「・・・そうだな」
紘汰の言葉は、俺は曖昧な答えしかできない。
だけど、今は。
「そう言えば、紘汰、お前はどうするんだ?」
「それが、裕也の奴が見せたい物があるって」
「へぇ、見せたい物が」
「それじゃ、俺、行ってくるわ」
そう、紘汰はそのまま向かって行った。
「・・・本当だったら、菜々子も」
今更戻す事は出来ない。
そう分かっていると共に、ふと、俺の携帯が鳴る音が聞こえる。
「んっ、凌馬か?」
見ると、そこには凌馬からの着信があった。
俺はすぐに電話に出る。
「どうしたんだ、凌馬?」
「あぁ悠、大変な事が起きたよ」
「大変な事?」
「あぁ、クラックが発生させられた」
「なに?」
その一言に、俺はすぐに声を出す。
「どういう事だ?」
「おそらくは、実験用に配られた戦極ドライバーを狙っての行動だろう。すぐに向かってくれ。
でなければ、おそらくは戦極ドライバーも、その実験を行ってくれる人物も」
「分かった!」
その言葉と共に、俺はすぐに飛び出す。
懐からすぐにサクラハリケーンを起動させると同時に、凌馬から送られた位置情報を探りながら、向かって行く。
そこには、既にクラックが開かれて、だいぶ経っており、ヘルヘイムの植物が辺り一面に生えている。
「無事でいてくれよ!」
俺は、そのまま腰に戦極ドライバーを巻くと共に、その手にカキロックシードを起動させ、装填する。
「変身!」『ソイヤッ!カキアームズ!居合抜刀にるろうに!』
その音声と共に瞬時に流浪へと変身した俺は、すぐにクラックの中へと入り込もうとした時だった。
「えっうわぁ!?」
「えっ紘汰!?それに舞ちゃんも?!?」
その直前、入り口で見えたのは、紘汰達だった。
「えっ、その声、緋村さん!?」
「その格好は一体!」
それと共に、紘汰の腰には、戦極ドライバーがあった。
まさか、凌馬が言っていたのは、紘汰なのか。
そう考えている間にも、こちらに迫るインベスの姿が。
「とにかく、逃げろ!」
「えっ、でも」
「ここは俺がなんとかするから、早く!」
そう、俺はすぐに無双セイバーで、迫り来るインベスの攻撃を受け止めた。
だが、それと同時に森の中に人影が一つ。
「あいつは、まさかっ!」
そう考えている間にも、そいつは近くにあるヘルヘイムの果実を喰らった。
同時に、その身体は人間からインベスへと変わった。
「ここまでするかっ!」
それに対して、怒りを隠せない中、クラゲを思わせるインベス、クラゲインベスはこちらに向かって触手を放ってくる。
「ぐっ!」
それによって、目の前にいるインベスは、そのまま紘汰達の方へと向かって行った。
同時に、そのインベスを見ていたのか、黒いフードの奴がすぐに追いかけ始めた。
「凌馬の予想は大当たりという事かっ」
俺はすぐに逃げたインベスを追いかけようとしたが、クラゲインベスからの触手に俺はなんとか避ける。
このまま奴を放っておけば、被害が広がるのは目に見えて分かる。
「だったら、すぐに終わらせる」
俺はその言葉と共に柿鞘に、無双セイバーを装填する。
同時にカキロックシードを、無双セイバーに装填し、構える。
『ロックオン!』
同時に俺は後ろへと大きく下がる。
クラゲインベスは、未だに触手での攻撃を未だに続ける。
だが、それに対して、俺は後ろの方へと装着していた柿鞘を、そのまま右腰へと装着する。
同時に、そのまま脚に力を込める。
「ふぅ」
同時に息を整える。
気持ちを落ち着かせる。
襲い掛かる触手による攻撃。
それらを全てがスローモーションのように見える。
同時に、無双セイバーの持つ。
そして。
『カキチャージ!』
エネルギーが十分に溜まった事が分かると同時に走り出す。
最初の一歩と同時に、柿鞘はチャージした分のエネルギーを放出。
それによって、一気に加速する。
それと同時に、柿鞘から一瞬で無双セイバーを出し、そのままクラゲインベスを一閃。
一瞬、クラゲインベスはこちらを向く。
同時に俺はインベスの血を無双セイバーから取り払うと同時に
「柿式三丁矢筈斬り」
柿鞘に無双セイバーを装填すると同時にクラゲインベスは真っ二つに斬られ、爆散する。
「思った以上に時間が取られた。
急いで、紘汰を助けに行かないとっ」
おそらくは、奴らの狙いは戦極ドライバーだ。
そして、凌馬から教えて貰った情報から考えても、既に生体認証している紘汰を殺すか、拉致する可能性がある。
これ以上、悲劇を繰り返してはいけない。
その思いで、俺は真っ直ぐと走り出す。
そうして、走った先には。
『オレンジアームズ!花道・オンステージ!』
そこには、紘汰が既に変身していた姿があった。
次回作の仮面ライダーの原作は
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響鬼
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カブト
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ウィザード
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ドライブ
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ゴースト
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エグゼイド
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ビルド
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ゼロワン