仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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ゲネシスドライバーの力

ヘルヘイムの森の中で、シドはゲネシスドライバーを使い、仮面ライダーへと変身した。

 

「さてっと、油断はできないよな」

 

その言葉と共に、俺はその手に持つ無双セイバーをゆっくりと構える。

 

「悪いが、お前はここで始末させて貰うぜ!」

 

シドの、その言葉と共にその手に持つソニックアローの狙いを真っ直ぐと俺に向ける。ソニックアローは既にエネルギーを溜めており、真っ直ぐと俺に向かって、そのエネルギー矢を放った。

 

すぐに俺は、その矢を無双セイバーで狙いを逸らせる。

 

だが、逸らせるぐらいしかできず、防御したにも関わらず、手が痺れるような衝撃が伝わってきた。

 

「っつぅ……」

 

やはり強い。

 

こちらの戦極ドライバーを元に造り出されたゲネシスドライバー。

 

それによって、変身した仮面ライダーの力は、俺の想像を遙かに超えていた。

 

そう思いながら、俺も無双セイバーを構え直し、そして走り出す。

 

とにかく接近戦に持ち込めば、なんとかなるかもしれないしな。

 

「ふん、来い!」

 

そんな俺に対して、挑発的な態度と共にシドは迎え撃つようにソニックアローを構える。

 

それに対して、俺は無双セイバーを振り上げながら斬りかかる。

 

だけど、それを簡単に受け止められた。

 

「ぐっ……!?」

 

そのまま押し返されそうになるけど、それに合わせて力を入れることで耐えきった。

 

「おらぁ!!」

 

そして、今度は逆にこちらから力をいれることで、シドを弾き飛ばす。

 

「ちぃっ!やるじゃねぇか!」

 

それに驚いたのか、舌打ちしながら後ろに下がった。

 

正直に言うなら、このまま戦い続けていれば負けるのはこっちだろう。

 

ゲネシスドライバーによって、変身した奴の強さは、今まで戦ったどんな敵よりも強い。それは間違いないことだ。

 

だけど……それでも、まだ勝てる可能性はあるはずだ。

 

「はぁああああっ!!!」

 

叫び声を上げながら、俺は再び向かっていく。

 

「くそっ!!ちょこまかと動きやがって!!」

 

そんな俺の攻撃に対して、苛立ちながらも的確に対応してくる。

 

だけど、それも予想通りだった。

 

そもそもの話として、シドと戦うことになった場合の作戦は決まっていたのだ。だから、この程度は想定内である。

 

まぁ、それが上手く行くかどうかはわからないんだけどな……。

 

だけど、今はこれで良いんだと思う。

 

俺は、そのまま手に持った無双セイバーをそのまま腰にある柿鞘に装填する。

 

そのまま柿鞘のエネルギーが十分に溜まるのを待つ。

 

「ふっ」

 

それを嘲笑うように、シドはソニックアローを振るってきた。

 

その攻撃に対し、俺はすぐにその場から離れる。

 

ヘルヘイムの森の木々を利用し、こちらに迫るソニックアローからの攻撃をなんとか回避していく。

 

そして、ある程度距離を取りながらも、無双セイバーのエネルギーが溜まるのを必死に待つ。

 

正直言って、今のこの状況はかなりまずい状況だ。

 

向こうもかなり焦れているようで、早く倒そうと攻撃を仕掛けてきている。

 

だけど、俺だってこのまま何もしないわけじゃない。

 

さっきまでと同じように、何とか隙を見ては反撃を繰り返す。

 

そして、ようやくその時が来た。

 

俺は、真っ直ぐと、シドへと接近する。

 

それは、必殺の一撃を至近距離で叩き込むための行動だった。

 

ソニックアローによる攻撃は確かに脅威だが、近距離ではそこまでの脅威はない。だからこそ、今しかないと思ったのだ。

 

「はぁあああっ!!!」

 

俺は叫び声をあげながら、無双セイバーを振りかぶる。

 

しかし、そんな行動に対してもシドは。

 

「そっちの攻撃パターンは読んでいるんだよぉ!」『チェリーエナジースパーキング!』

 

シドは、瞬時にゲネシスドライバーを操作すると共に、ソニックアローの刃に溜めたエネルギーで、俺を斬り裂く。

 

「があぁぁ!」

 

俺はそのまま後ろへと大きく吹き飛ばされながらも、その変身を解除される。

 

「くくっ、どうやら、この力は本当に強いようだな」

「あぁ、まったく、こちらの想定以上だ」

 

その言葉と共に、俺が目を向けたのは、凌馬だった。

 

「凌馬」

「よぅ、プロフェッサー、悪いが、あんたの傑作、俺が使わせて貰うよ」

「そうか、正直言って、嫌な気分だが、好きにしたまえ」

「余裕だねぇ?」

「当たり前だろ、今のでゲネシスドライバーの性能はある程度知る事が出来た。

ならば、次の実験だ」

 

それと共に凌馬は、ポケットから取り出した物を二つ、俺に投げる。

 

「凌馬、これは?」

「本当ならば、封印しているつもりだったが、ゲネシスドライバーが奪われたからね。

それを取りに行くのに、少し時間がかかった」

 

見ると、それは、俺にとっては見た事のない物と、見覚えのある物があった。

 

「君ならば、使えるはずだろ」

「あぁ、まったく、こんな時でもマッドサイエンティストかよ」

 

そう、凌馬がこちらを試すような言葉を受けながらも、俺は立ち上がる。

 

「おいおい、まだ俺に戦いを挑むのかよ?

さっき、俺に負けたばかりだろ」

「あぁ、そこは訂正した方が良いぞ、シド」

「なに?」

 

自信に満ち溢れたシドに対して、凌馬は、笑みを浮かべながら言う。

 

「彼が負けたのは、私のゲネシスドライバーとの初戦闘で戸惑っていたからだ。つまり、君自身が戦えば、彼は負ける事はない」

「だとしても、今、最強のベルトは、俺しか持っていない」

「あぁ、そうだな、ゲネシスドライバーは確かに、今はそれ一つだ。

だけど、エナジーロックシードを使える手段はもう一つあるんだよねぇ」

「なに?」

 

それと共に、俺はフェイスプレートを取り外し、凌馬から受け取ったゲネシスコアを装着する。

そして。

 

『メロンエナジー』

 

起動させたのは、メロンエナジー。

俺にとっての親友であるあいつが愛用しているロックシード。

 

「変身!」『ソイヤッ!カキアームズ!居合抜刀にるろうに!ジンバーメロン!ハハーッ!』

 

鳴り響く音声。

それと共に、俺の身体は新たな姿を纏う。

これまでとは違う、新たな姿へと変わる。

 

「ゲネシスコア、ゲネシスドライバーの試作品として作った一つだ。

さて、これで勝負は、既に決定したようだな」

「巫山戯るな、その程度で、俺が負ける訳ないだろ!」

 

その叫びと共に、シドは、凌馬に向かって、再び矢を放つ。

だが、それよりも早く、俺は前に出て、腕を振るう。

すると、半透明のエネルギーの盾が現れ、矢をそのまま弾く。

 

「っ」

「さぁ、やろうぜ、シド、第二回戦だ」『ロックオン!メロンエナジー』

 

鳴り響く音声、それと共に、俺はそのまま柿鞘に、無双セイバーを装填し、そのまま構える。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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