仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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現状の最悪

「こうして、この戦いにおいて、奴らは戦極ドライバーの内、一つになった。

量産しようにも、その技術が、奴らは未だに分かっていないからね。

それを解析する為に、君達のドライバーを「待てよ」んっ?」

 

そうして、戦いの映像を見せ終わった後、すぐに説明に戻った凌馬だが、紘汰がすぐに止めた。

 

「どういう事だよ、さっきのは」

「あぁ、あれは明らかに大人の男だった。それがなんでいきなり、あんな小さい子供に」

「・・・もう、既に奴自身は、それを行う理由はないかもしれないが、そうだね、説明はしておこう」

 

その言葉と共に凌馬は画面を映し出す。

 

「この狗道は、私がロックシードの起動実験が失敗した時に死んで消えたと思われていた彼だが、実際には肉体が消滅しただけであり、彼自身は何か別の生命体へと生まれ変わったのだろう」

「別の何か?」

「あぁ、インベスでもない、別の何か。

この時は、未だに不安定だったのか、他の生命体の身体に憑依する事で、身体を保つ事が出来た」

「それじゃ、もしかして、あの子は」

「あぁ、狗道に憑依されて、戦った」

「それじゃ、1年前の事件の犯人って」

 

紘汰は、そのまま、俺の方へと見つめる。

 

「・・・俺が、殺した」

 

そう、告げた。

 

「本来のロックシードを身に纏ったアーマーならば、変身解除する程度だった。

だが、変身者が、まだあれ程幼く、しかも女の子だ。

おそらくは、それに耐えきれなかった」

「あんたは、なんで、そんなに冷静に言えるんだよ!女の子が」

「あぁ、そうだね。

だが、残念ながら、私には、そういう、人らしい感情が欠如しているらしい」

 

そう言いながら、紘汰からの睨みに対して、凌馬は平然としていた。

凌馬に対する視線は、この場にいたビートライダーズのほとんどが、まるで別の生き物のように見つめていた。

 

「そして、奴らは未だに活動を続けている。そして、今回の1件で、おそらくは戦極ドライバーとゲネシスドライバーの量産を行えるようになっただろう」

「ゲネシスドライバー?」

「次世代型のドライバーだ。

その内、プロトタイプである一つは、裏切り者であるシドに持って行かれてしまった。

だが、幸いにも、こちらにはあと3つの制作は出来ている。

これで、今後は君達と「待てよ」むっ?」

 

その最中、城ノ内が、止める。

 

「なぁ、それって、まさか、俺達もあんな奴らと戦えと言うのかよ」

「当たり前だ、既に君達は戦力の一つだと数えている。

悪いが、このまま我々に協力して貰う」

「冗談じゃない!そんなのしていたら、死んでしまうじゃないか!」

「冗談?悪いが、今は冗談を言っている程に、戦況じゃないんだ」

 

その言葉と共に凌馬は冷静であった。

 

「現在、こちらにある戦極ドライバーの所持者は11人。

さらには、1人は既にゲネシスドライバーを使用するから、10人となる。

ゲネシスドライバーの装着者を含めて、13人。

量産型のライダーは、まぁ、下級インベス程度ならば、なんとかなるだろうね」

「量産型って、そんなのがいるんだったら、俺達は要らないだろ」

「それが、そうでもないんだよねぇ」

 

それと同時に、次に映し出されたのは、ザクロロックシード。

 

「これって、あのライダーが使っていた」

「ザクロロックシード。黒の菩提樹が使っていた奴で、これには催眠機能が備わっている。

これを使って、量産型ドライバーで変身すれば、ヤバい事になるだろ」

「だからって、それこそ俺達じゃなくて、訓練された兵士とか」

「それが、出来れば、苦労はしないよ。

今は、猫の手も借りたい状態だって」

 

そう、凌馬は、無理矢理、戦いに参加させようとする。

だが。

 

「凌馬、無理矢理戦いに参加させるべきじゃない」

「貴虎」

 

その時、貴虎が丁度現れた。

 

「遅かったじゃないか」

「少し手間取った。

それよりも、既にデータは十分に収集は終わっている。

ならば、彼らに無理に戦いを参加させる必要はない」

「君は甘いね、奴らをこのまま野放しを続ければ、世界が終わるタイムリミットが縮むだけだ」

「だとしてもだ、覚悟のない彼らを無理矢理参加させるべきではない」

 

その言葉と共に貴虎は、そのまま前に出る。

 

「・・・改めて、挨拶をしよう。

私は、このプロジェクト・アークの主任を務めている呉島貴虎だ」

「あんたは、さっきの」

「その通りだ、そして、君達を巻き込んでしまって、申し訳ない。

だが、この戦いに無理に参加する必要はない。

この戦いは、私達が引き起こしたような出来事だ。

君達が無理に関わる必要はない」

「・・・」

 

それに対して、ビートライダーズは、どう言ったら良いのか分からなかった。

 

「さて、家まで、送っていこう。

今は、君達も疲れているだろうから」

 

その言葉と共に、解散する流れとなった。

俺もまた、家に帰ろうとした時だった。

 

「あぁ、ちょっと待ちたまえ、葛葉紘汰君」

「なんだ」

 

凌馬が、なぜか紘汰を止めた。

 

「なに、私と個人的な話をしないか?

君も、私に聞きたい事があるだろうしね」

「・・・あぁ、そうだな」

 

それと共に紘汰もまた、その誘いに乗った。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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