仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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休日の襲撃

あの調査と共に、俺達が僅かに知る事が出来た情報は、僅かだった。

 

一つは、奴らは地下に、既にヘルヘイムの果実を増殖させていた事が判明していた。

 

これまで、どのような方法でロックシードを入手していたのか、謎が多かった。

 

ヘルヘイムの森は、未だに未知の領域が多くあり、奴らとこれまで遭遇する事はあまりにも少なかった。

 

さらには、果実から手に入るロックシードの種類はランダムであり、まさしく運試しと言っても過言ではない。

 

だが、栽培されているヘルヘイムの果実は、いわば、品種改良されている。

 

これによって、奴らは望んだロックシード、特にザクロロックシードを手に入れる事が簡単だというのが、よく分かった。

 

「さて、これからはこっちから攻めていきたい所だけど、さすがに未だに奴らのアジトは判明していない。

 

本格的に分かるまでの間、皆は十分休息を取ってくれ」

 

ここまでの間、働き続けた事もあり、久し振りの休日だった。

 

だからこそ、俺は普段は出来ない家族サービスを行う為に菜々子と一緒に、ビートライダーズのステージへと来ていた。

 

「うわぁ、生で、こうして見れるなんて!」

 

それと共に、目を輝かせながら、ダンスに魅了しているのか、釣られるように、踊っていた。

 

今日は馴染み深いチーム鎧武のダンスであり、それを本当に心の底から楽しむ様子が見られていた。

 

同時に、チーム鎧武の面々も、俺の事が気づいたのか、時折、こちらに手を振っていくれる。

 

「お兄ちゃん、今日は、本当にありがとう!」

 

「気にするな、いつも、1人にしているから、たまにはな」

 

そう、平和な光景を見ながら、俺は、この光景を果たして、守れるかどうか。

 

「偽りの光景ですね、まさしく」

 

「っ」

 

それと共に、俺の後ろから聞こえた声。

 

すぐに、俺は振り返ろうとしたが、それを止められた。

 

「おっと、ここで下手に動かない方が良いですよ、例え、あなたでも、私の合図、一つで、この場にいる人々を全員を救う事は出来ない」

 

それは、まさしく、奴らのボスである狗道供界だった。

 

「何が目的だ」

 

「そう、緊張しなくても。私はただ、あなたと話をしに来ただけですから」

 

まるで、久し振りに会う友人のように、接する。

 

しかし、

 

その言葉の裏にあるものは、ねっとりとした悪意を感じる。

 

俺は、奴が、何時動き出しても良いように、懐にあるロックシードをいつでも取り出せるよう準備をする。

 

そんな警戒する俺に対し、狗道供界は、微笑む。

 

「安心して下さい。私達は別に戦いに来た訳ではありません。

 

あなた方とは仲良くしたいと思っていますよ」

 

「……」

 

「それにしても、驚きましたよ。まさか、あなた方がここまでやるとは思っていませんでしたから」

 

「それはどうも、けど、こっちとしては、お前達の下らない企みを、どうにかするつもりだからな」

 

「下らないですか」

 

それと共に、奴はため息を吐く。

 

「果たして、この光景は、私達がいなくなったとしても、保てると、本気で思いますか?」

 

「・・・」

 

それに対して、俺は答える事は出来ない。

 

「本来ならば、私達がいなければ、君達は自分達で破滅の道を辿る。それをしないのは、私という共通の敵がいるからだ」

 

それを、否定する事は出来ない。

 

「人類は悲しいかな、共通の敵がいて、初めて一つになる。それが、目に見えて、倒せる可能性がある敵でなければ」

 

確かに、それは間違っていないだろう。

 

けれど、それでも、

 

「お前達のやり方を認めるつもりはない」

 

「では、どうします?あなた方は、私達に勝てるつもりでいるんですか?」

 

そう言いながら、奴は笑う。

 

「私達は既に、あなたの事をある程度調べています。その上で、言っておきましょう。あなたでは、私達を倒す事は不可能です」

 

そして、狗道供界は告げる。

 

「そうかよ」

 

次の瞬間、ステージから煙が出る。

 

それは、緊急時においての煙幕。

 

それに対して、客達は騒いでるが、それと同時だった。

 

『ハイーッ!ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!ミックス!ジンバーチェリー!ハハーッ!』

 

それと共に、ステージの上にいる光実が龍玄へと変身する。

 

そのスピードは、超高速であり、一般の客の合間を擦り抜ける。

 

それと共に、俺の横へと来る。

 

同時に。

 

『ソイヤッ!チェリーアームズ!desperate hunter!ミックス!ジンバーチェリー!ハハーッ!』

 

『ハイーッ!ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!ミックス!ジンバーピーチ!ハハーッ!』

 

互いのエナジーロックシードを入れ替えると同時に、俺は、その手のチェリーグリップを握り絞めると同時に、周りに目を向ける。

 

光実は、その手にあるソニックアローで、次々と放っていく。

 

それは、威力は最小限で、おそらくは隠れている存在に向けて。

 

同時に俺は、それと共に怪しい動きをする奴らに向けて、チェリーグリップから放つ矢で、拘束していく。

 

「これは厄介ですね、では、私はこれで」

 

「っ」

 

すぐに、俺は振り返ったが既に、狗道供界は消えていた。

 

「逃がしたか」

 

それと共に、俺はそのまま変身を解除する。

 

「お兄ちゃん」

「あっ」

 

だが、それは、俺が、妹に正体がばれてしまった。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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