仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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不穏な影

「お兄ちゃんも、アーマードライダーだったの」

「あっあぁ、そうなんだ、その」

 

菜々子に、俺自身の正体がバレてしまう。

その事に、どうすれば良いのか、分からず、困惑を隠せなかった。

狼狽する、俺を見ていたのか、チーム鎧武の面子が来る。

 

「あっあぁ、実は、俺もこの人に教わってな。危ない所を助けて貰ったんだ」

「そうなんですか」

「そうなんだ」

 

そう、俺のこれまでの行動について、チーム鎧武の皆が言ってくれる。

その最中で。

 

「それじゃ、その知っているの!澪ちゃんを殺したアーマードライダーが、誰なのかっ!」

「っ」

 

同時に、それは、決して出したくない言葉であった。

 

「・・・それは」

「教えてっ、私っ、そのアーマードライダーの事を許せないっだからっ」

「・・・ごめんっ」

 

俺は、そう言う事しか出来なかった。

それを聞いた菜々子は、その場からすぐに立ち去ってしまう。

 

「菜々子ちゃん!」

 

それに対して、すぐにチーム鎧武の面々が追いかけていく。

その中で、紘汰と光実だけが残っていた。

 

「僕は、話さなくて正解だと思います。正直に言えば、あの事実は、重すぎる」

「それは、そうだな」

 

光実の言葉に対して、紘汰もまた、頷く。

 

「もしも、俺の父さんや母さんが、誰かのせいで殺されて、それがもしも姉ちゃんだって言われたら、俺でも」

 

自分の身で、もしも起きてしまったら。

そんな事で、紘汰もまた、自分と重ねて、言ってしまう。

 

「いつか、こうなるかも知れないと思っていた。

だから「大変ですっ!」えっ」

 

そう、会話を行っていると、チーム鎧武の面々が慌てて来る。

 

「どうしたんだ?」

「それが、さっきの奴らが、菜々子ちゃんを連れて行って」

「なんだって!」

 

その言葉を聞いて、俺達はすぐに向かった。

そこにいたのは、シドだった。

 

「よぅ、流浪の旦那、それに懐かしい面々もいるじゃないかよぉ」

「お前っ、菜々子をどうするつもりだ!」

「なに、旦那には、ぜひとも来て貰いたい場所があってな。

この子は、その場所のゲストという訳だ」

「来て貰いたい場所だとっ」

 

それと共に、シドは笑みを浮かべる。

 

「この子が大事な大事なお友達とお別れした、あの場所にね」

 

シドの言葉と共に、俺達が、そこはどこなのかすぐに分かった。

同時にシドは、その後ろにクラックを呼び出すと共に、そのまま下がっていった。

 

「それじゃ、待っているぜぇ」

 

その言葉と共に、シドは、菜々子を連れて、その姿を消した。

 

「そんな、菜々子ちゃんがっ」

「あの場所っ」

 

その場所に、俺は、手を強く握り絞める。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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