シドからの呼び出し。
その呼び出された場所は、俺にとっては、因縁のある場所であった。
「よぅ、来たか、流浪の旦那」
「シド」
そこには、シド、そして、これまでのゲネシスドライバーの奴らも揃っていた。
「それで、なぜ、俺をわざわざここに呼んだんだ」
「決まっているだろ、旦那が邪魔だと言われてな。けど、ただ殺しても、味気ないだろ」
それと共に菜々子に向けて、シドは呟く。
「さて、菜々子ちゃん。君のお兄ちゃん。
あの男は長い間、君を騙していた。君の親友を殺した張本人なのに、それを教えず、ずっと黙っていた。それ所か、これから起きるだろう人類が滅亡するかもしれない事実をずっと黙っていた」
「・・・」
「そんなお兄ちゃんを、果たして、君は許せるのかなぁ」
そう、シドが手に渡したのは、ヘルヘイムの果実。
「っ」
「それを食べれば、あの男を倒せる。親友の仇を討てるんだよ」
そう、悪魔の言葉と言える一言で呟く。
俺は、すぐに飛び出したかった。
だが、それは、周囲を囲む奴らが、その手に持つソニックアローで阻止される
「ぐっ」
「さぁ、力を手に入れて、復讐をするんだ」
そう、シドが言った直前だった。
菜々子は、その手に持ったヘルヘイムの果実を地面に落とす。
「なに?」
「こんな事やっても、戻ってこないよぉ」
涙を流しながら、菜々子は呟く。
「お兄ちゃんは、いつも辛そうだった。何かを隠していたのは、分かっていた。けど、私は、聞けなかった。
だってっだって」
「菜々子」
俺はそう、呟く。
「全く、これじゃせっかくの舞台が台無しじゃないか。
仕方ない、君には、このまま俺達の勝利の為に「舞台?何を言っている、絶好の舞台じゃないか、シド」なっ」
そうシドが呟くよりも先に、そのシドの手を掴んだ腕があった。
その声の主は、凌馬だった。
「なっ、プロフェッサー!!」
それと共に光学迷彩によって、姿を消していたデュークに変身していた凌馬が、その姿を現す。
同時に、そのまま菜々子を抱えたまま、後ろに下がる。
「私達を出し抜くには、あまりにもこの戦力はお粗末じゃないかなぁ!」
「何をっ」
そう、追いかけようとしたシド達の前に、ソニックアローの矢が襲い掛かる。
急いで、後ろに下がると共に、その矢を放った人物。
それは、貴虎であった。
そのまま、後ろに下がる凌馬を、援護する形で、貴虎は撃ち続ける。
「なっ、お前達っ、なぜ、ここにっ!常に警戒して、そいつ以外は、いない事を確認していたはずがっ」
「そんなの、私専用にチューンしたレモンエナジーならば、この程度、隠れるのは簡単さ。
まぁ、残念ながら、私と貴虎しか、援軍は来れなかったがね」
そう、凌馬は笑みを浮かべながら、そのまま菜々子を俺の元へと返す。
「菜々子」「お兄ちゃんっ」
涙を流しながらも、俺はそのまま菜々子を抱える。
「ちっ、本当に、嫌な気分だ。
だが、ここでお前達、3人を始末すれば良いだけだからな」
それを合図に、俺達の周囲を囲むように、大量のインベスが現れる。
向こうは、シドを含めても、ゲネシスドライバーを持つライダーは4人。
それを含めても、こちら側の戦力は、俺、貴虎、凌馬のたった3人。
「この状況を、どうするつもりだい?」
「どうするかって?せっかくの舞台だ、台無しにする訳にはいかないだろう」
「なにを」
それと共に凌馬が、俺に向かって、投げた物。
それは、ロックシードだった。
だが、その形は、これまでのロックシードとは、どこか違った。
「これは?」
「試験的に作ったロックシードだ。
ゲネシスドライバーが、向こうにある以上、これまで以上の力が必要になる。
そういう意味での、力さ」
「なるほど」
その言葉と共に、俺は手にしたロックシードをそのまま起動させる。
『サクラ』
「桜って」
「まぁ、使ってみたまえ」
そう、笑みを浮かべる凌馬に呆れながらも、俺はそのまま、サクラロックシードを、戦極ドライバーに装填し、そのまま構える。
「変身!」
『ソイヤッ!サクラアームズ!無明・三段・突き!』
鳴り響く音声と共に、後ろから迫ってきたのは、サクラハリケーン。
そのサクラハリケーンは、そのまま俺の身体を覆う。
サクラハリケーンを思わせる着物を身に纏いながら、その手には馴染み深い無双セイバーを手にする。
「まったく、お前のセンスは、爆発しているな」
「私の試作品第一号だ。これまでのロックビークルを改良して作った一つだ。初乗りだ」
「あぁ、やらせて貰うぜ!」
その言葉が合図となり、戦いは、まさしく開幕した。
次回作の仮面ライダーの原作は
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響鬼
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カブト
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ウィザード
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ドライブ
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ゴースト
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エグゼイド
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ビルド
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ゼロワン