仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

43 / 78
桜舞う

「サクラアームズ?そんなので、何が出来るのか」

 

その言葉と共にシドは、その手に持っていたのはエナジーロックシード。

手の中にあるロックシードの特徴を見る限りでも、チェリーエナジーロックシードに似ているが、その色は黒く濁っている。

 

『ダークチェリーエナジー』

 

鳴り響く音声と共に、ゲネシスドライバーにダークチェリーエナジーを装填する。

 

「変身」『ソーダ!ダークチェリーエナジーアームズ!』

 

それと共に、シドが変身したシグルドの姿も見える。

だが、その姿はこれまでのシグルドとは違い、アーマーは左右反転、色は黒と紫。

 

「ふむ、向こうもまた新たなエナジーロックシードを使う訳か」

 

凌馬は笑みを浮かべている。

その間にも、俺はその腰を見る。

 

「これは」

「桜鞘、君の得意の柿鞘を参考に作らせて貰ったよ」

「そうか、だったら、さっそく」

 

俺はその腰にある桜鞘に装填する。

それと同時に、俺は走り出すと同時に、その足には、車輪が装着されており、俺はそのまま素早く、走る。

 

「だからと言って、お前に何がっ」

 

しかし、それよりも早く、俺の身体は桜の花弁で覆われる。

それに対して、シドは驚きを隠せない様子だった。

同時に、俺は逆手持ちでの姿勢で構えながら、その手にある無双セイバーを抜く。

 

「なっ!」

 

俺はそのまま手に持った無双セイバーを抜き、目の前にいるインベスを斬り裂く。

何時の間にか、俺が後ろにいた事に、驚きを隠せなかった様子だ。

同時に、俺は、この桜鞘の効果に、驚きを隠せなかった。

 

「これは、柿鞘とは比べものにならない程に早いっ」

「っ」

 

それと共に、シドは勿論、他のゲネシスライダー達も、こちらにソニックアローでの攻撃を行っていく。

だが、俺のアームズから出る桜の花弁によって、矢の狙いを遮る。

 

「どうなって、ぐっ」

 

俺はそのまま、走り続ける。

 

「どうなっているんだっ、これはっ」

「サクラアームズは、いわば集団戦を前提にしたアームズだ。

その役割は、素早く動き、敵を攪乱する事。

そして、この桜の花弁は敵の視界を遮り」

「なっ、がぁ!」

 

凌馬は説明しながら、その手に持ったソニックアローから放たれた一撃が当たる。

 

「敵の位置を味方に知らせる。さらには、元々サクラハリケーンの速さに伴って、柿鞘よりも素早くエネルギーチャージを行う事が出来る」

 

敵に対しては攪乱。味方には索敵の役割を果たす花弁という訳か。

 

「こちらは数が少ないからね。こういう面白いネタを用意した方が良いだろ」

「ぐっ」

「それじゃ、決めさせて貰うぜ」『ソイヤッ!サクラスカッシュ!』

 

その言葉と共に、アームズから発する桜の花弁はさらに舞い上がる。

 

「このままじゃっ「一歩音超え、二歩無間、三歩絶刀……!」 っ」

 

同時にシドは、その手にあるソニックアローを構える。

 

「無明三段突き! 」

 

それと共に、俺は真っ直ぐと、その突きを放った。

放たれた一撃に対して、シドは、すぐにソニックアローで受け止めた。

だが。

 

「なっ」

 

ソニックアローにヒビが入る。

 

「嘘だろっ」

 

次に、その身体の装甲が割れる。

 

「俺がっこんな所でっ」

 

そして、ついには、ゲネシスドライバーにヒビが入った。

それを最後に、シドのゲネシスドライバーは、完全に破壊される。

 

「さて、これで、終わりだな、シド。

あとは、大人しく「がっ」んっ」

 

そう、俺が問いかけるように前に、シドが苦しみ始めた。

 

「ふむ、これはまた、厄介な事になったね」

「これは、どういう事だ、凌馬」

 

そのまま、貴虎が凌馬に問いかける。

 

「エナジーロックシードは試作品が多い。それは君達も知っているリンゴロックシードがその良い例だ」

「つまり、シドの奴は」

「インベスになる」

 

同時にシドは、瞬く間に、クジャクを思わせるインベスへと変わる。

周囲には、既に他のゲネシスドライバーのライダー達はいなくなった。

 

「ここで、止めるぞ」

 

それは、ある意味決断だろう。

貴虎の言葉に合わせるように、俺達もまた、構える。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。