「それで、何か分かったのか」
あの戦いの後、俺達は、そのままジローを連れて、ユグドラシルタワーへと連れて行く。
もしかしたら、ユグドラシルタワーに連れて行く事にした。
向こうの狙いが分からないが、それでもジローを調べなければ、分からない事ばかりだ。
「そうだね、結果的に言えば、このジローというロボットは、未だに未完成だね」
「未完成?」
それには、俺は首を傾げる。
「ジローというロボットには、善悪の判断が出来る「良心回路」を持っているため人間に非常に近い考え方が出来るのだが、その良心回路が不完全であるため善と悪の間で絶えず苦悩にさらされている」
「そうなのか」
「そうみたいだな」
その言葉には、ジローもまた同意するように頷く。
「だが、皮肉なことにその良心回路が不完全であるがゆえに限りなく人間に近しい存在となっているのである」
「・・・」
凌馬の言葉に俺は腕を組む。
人間に近いというジロー。
しかし、彼自身がなぜ、ここに来たのか分からない。
「だが、これも何かの縁だ。何よりも、私自身の実験も兼ねて、やってみるとするか」
「んっ?」
それに対して、凌馬が取り出したのは、ゲネシスドライバーだった。
なぜ、この場にゲネシスドライバーなのか疑問に思っていると、そのままジローになんとゲネシスドライバーを装着させた。
「これは?」
「ゲネシスドライバーだが、これはジロー、君に対する監視も兼ねているからね」
「凌馬」
「どうせ、向こうがどのような動きをするのか分からないからね。それに君も心配なんだろ」
「・・・」
その一言に、俺は黙ってしまった。
「どうしたんだ?」
「何、彼はこれからとある場所の調査の為に、しばらくこの街から離れる必要があるんだ。その際の護衛も確かにいるが、それでも彼は妹が心配で仕方ないのさ」
「なぜ、そこに向かう必要があるんだ?」
ジローは、まさに純粋な目で、俺を見つめる。
「守る為には、知らなければならない事もある」
「・・・知らなければならない」
その言葉にジローはなぜか頷いた。
「ならば、僕が君の留守の間に、菜々子を守ろう」
「なに」
その一言に対して、俺は睨み付ける。
「その一言に、信用出来ると思うか」
「ふむ、だが、彼が護衛ならば、色々と助かると思うね」
「凌馬」
「何、ゲネシスドライバーである程度は監視は行える。いざという時の保険もしっかりとしているからね」
そう言った凌馬の顔はかなり極悪で、手にはスイッチがある。
「ふむ、聞きたいが、彼は世に言う悪人ではないのだろうか」
「・・・間違いではないかな」「確かに」
ジローのその純粋な質問に対して、俺も凌馬も否定は出来なかった。
だが。
「どちらにしても、お前が本当に信用が出来るかどうか、お前の実力を見させて貰う」
次回作の仮面ライダーの原作は
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響鬼
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カブト
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ウィザード
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ドライブ
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ゴースト
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エグゼイド
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ビルド
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ゼロワン