その日、俺達は、多くの装備を持っていた。
「とりあえずは、調査の間の食料は一応は用意してある。戦極ドライバーが不備が起きた時の為の物を。あとは緊急時のロックビークルも既に用意してあるな」
俺達は、これから、ヘルヘイムの森の調査を行う為の準備を行っていた。
凌馬の指示の元、調査のメンバーはそれ程多くない。
それは、調査のリーダーである凌馬を始め、メンバーは10人以下で行う事になった。
「だけど、本当にヘルヘイムの森の調査に、これだけで良いのか?」
そう、紘汰は心配するように言う。
普通に考えれば、人類の存亡を賭けた調査において、少人数での調査は、あまりにも少なすぎるだろう。
だが、この少人数には、理由がある。
「確かに人が多ければ、調査は進められるかもしれない。だが、ヘルヘイムの森には、紘汰も知っていると思うが、同時にあの森の危険性を考えれば、この人数が適任だろう」
「まぁ、確かにそうかもしれないな」
そう、この戦いにおいて、凌馬が選んだメンバーに間違いはないだろう。
まず、どのような状況でも対応出来、現状の最高戦力の1人である紘汰。
若いながらも、その思考には信用出来る貴虎の弟である光実。
軍人でもあり、サバイバル経験のある凰蓮さん。
対インベス部隊に所属しており、インベスの生態にも詳しい羽芝。
全体的なサポート役として、適任である氷間。
どのような場所でも潜入が可能であり、調査には適任である湊さん
「そこに俺って、やっぱりいるのか?」
「君は、このメンバーの中で、サクラアームズを一番使いこなせている。
空から、目的のオーバーロード・インベスを見つける可能性を少しでも進める必要があるからね」
「そうなのか」
そう、俺はゆっくりと頷く。
「それにしても、こんな緊急事態とはいえ、少し嬉しくあるよ」
「んっ?」
その凌馬の一言に、俺は首を傾げる。
一瞬だけ、意味は分からなかった。
だが、同時に、俺も確かに頷いた。
「そうか、よく考えれば、俺達の青春は、皮肉にも、ヘルヘイムの森だからな」
「あぁ」
このヘルヘイムの森は、人類の脅威であり、立ち向かう対象であるのは間違いない。
だが、それと同時に、俺達、3人が、人類を守る為に駆け抜けた。
そんな青春の場所である。
「・・・可笑しな事を言うようだけどね、私は、この地をただの脅威だけに片付けたくない。ここは、脅威であると同時に、私達を繋げてくれた場所でもある。
だからこそ、決して無意味な場所ではない照明をしたい」
そう言った凌馬の言葉には、嘘はなかった。
「そうか、そうだな」
俺はその言葉は、確かに頷いた。
次回作の仮面ライダーの原作は
-
響鬼
-
カブト
-
ウィザード
-
ドライブ
-
ゴースト
-
エグゼイド
-
ビルド
-
ゼロワン