仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

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極の力

紘汰が、極アームズへと変身すると共に、俺が最初に思ったのは、違和感だった。

凌馬が開発したライダーシステムのほとんどは、鎧となるアームズとその武器となるアームズウェポンがあった。

だが、目の前にいる紘汰の極アームズには、その眩しい程の銀色の鎧は確かに身に纏っているが、肝心なアームズウェポンが存在しなかった。

 

「その程度の見た目、虚仮威しだ!」

 

オーバーロードの、その怒りの声と共に、その手にある剣を真っ直ぐと紘汰に向かって振り下ろす。

今の紘汰は、無防備であった。

しかし、それは油断ではなかった。

その手は、戦極ドライバーに装填されている極ロックシードであり、それを軽く捻る。

 

『大橙丸!』

 

鳴り響く音声。

それと共に、オーバーロードの剣を防いだ武器。

それは、なんと大橙丸だった。

 

「なっ」

 

それは、あえて言うならば、特別な武器ではない。

なぜならば、紘汰が鎧武として戦い始めた時から使い続けたオレンジアームズのアームズウェポンだからだ。

しかし、それが異質なのは、オレンジアームズではないのに、その武器を使っているからだ。

 

「ハァ!」

 

紘汰は、その雄叫びと共に大橙丸を大きく振り上げる。

その斬撃によって、オーバーロードからの攻撃を受け流すと。

 

『無双セイバー』

 

そう、再度極ロックシードを捻ると、そのもう片方の手にある無双セイバーを手に持ち、そのまま流れるように斬り裂く。

そんな紘汰に向かって、周囲のインベス達が襲い掛かる。

だが。

 

『柿鞘』「なっ」

 

それと共に、飛んできた柿鞘に無双セイバーを納めると共に、大橙丸を一体化させる。

 

「ふんっ」『極オーレ!』

「はあぁぁ!!」

 

そのまま、柿鞘から抜けた無双セイバー・ナギナタモードをそのまま周囲を振り回す。

 

「ぐっ」

 

その威力は、俺が普段から使っている時とは異なり、凄まじい威力は簡単にインベスの軍勢を吹き飛ばした。

 

「まさかっ、これが、鎧武の極アームズなのか」

 

俺の極アームズは、様々なロックシードのエネルギーを組み合わせる事が出来る能力。

それに対して、紘汰の極アームズは、その能力を見る限りでも、アームズチェンジを行わなくても、すぐに別のアームズウェポンを使う事が出来る。

それだけではなく、先程の無双セイバー、大橙丸、柿鞘の組み合わせのように、本来ならば行えない戦い方も出来る。

 

「攻撃だけではない、防御にも、さらには他の味方にもすぐにアームズウェポンを届ける事が出来るのか、まさしく、極という名に相応しいな」

「悠さん!」

「あぁ」

 

それと共に、俺は無双セイバーを装着すると共に。

 

『火縄大橙DJ銃』『無双セイバー』

 

鳴り響く音声と共に、紘汰のその手には大剣を手に持った。

それは俺も同じであり、両腕にも装着される。

そして、紘汰の方にはオーバーロードが、俺の方には軍荼利に向かって行く。

 

「行くぜ!」『極オーレ!』

「これで決める!!」『オレンジ!カボス!ドリアン!キウイ!』

 

そのまま紘汰は、その手にある大剣でオーバーロードを真っ直ぐと斬り裂く。

そして、俺もまた、そのまま、構える。

 

「さぁ、瞬きをしている間に見逃すぜ!見えない物を見せてやる!」

 

同時に、俺はそのまま回転する。

それは、巨大な円となり、真っ直ぐと軍荼利へと向かう。

 

「ぐっ」

 

すぐに防御する姿勢を行うが、それよりも早く、素早く斬り裂き、そのまま地面に既に俺は到着していた。

 

「界刃・森羅万象」

「がぁあぁ!!」

 

その宣言と共に、奴の、その叫びと共に、この戦いが終わりを迎える。

 

「これが、極の」

 

既に一部だが、確かにあった。

それが、残り4個が未だにある。

 

「たった二個で、これ程の力。

もしも、残りの4個が奴らに手に渡ったら」

 

その最悪を防ぐ為にも、今は行動するしかない。

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
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