仮面ライダー流浪   作:ボルメテウスさん

70 / 78
ユグドラシル本部・侵入

「・・・」

 

無事にユグドラシル本部へと戻った凌馬。

既にこちらには二つの極ロックシードを手に入れている事もあり、ある程度の有利は持っており、凌馬は、現在、切札のシステムと言えるマスターインテリジェントシステムを使用していた。

だが。

 

「ふむ、なるほど、面倒な事になっているな」

 

そう呟いたのは、現状のユグドラシル本部の状況であった。

極ロックシード捜索を行う為に、ユグドラシル側の戦力の多くを捜索に当たっていた。

そのせいもあり、現在、ユグドラシル本部には、次々と黒の菩提樹が攻め込んできていた。

 

「囮という訳だったか、仕方ない、これは私が出るしかないようだな」

 

そのまま立ち上がると共に、ある程度の敵の数を絞るように操作を行っていく。

この場において、ユグドラシルの社員の多くは非戦闘員。

黒影トルーパー達も戦闘を行っているが、それでも黒の菩提樹の総攻撃といえる状況では不利であった。

中でも、黒の菩提樹の狗道供界と共に、デストラもまた襲撃をしていた。

 

「さすがに、これ以上は好きにはさせる訳にはいかないからね」『レモンエナジー』

 

それと共に凌馬は、デュークへと変身すると、そのまま彼らの前へとゆっくりと向かう。

 

「やぁ、久し振りと言うべきかな」

 

そう、凌馬が尋ねると、笑みを浮かべると。

 

「これはこれは、戦極凌馬直々に出迎えてくれるとは、嬉しいですね」

 

まるで旧友に会うように、笑みを浮かべるが、それと反対にデュークのその仮面の奥は冷たい表情で、見つめていた。

 

「そうか、ならば、早々に消えたまえ、君を見ていると、不愉快で仕方ないからね」

「そう言わないでくださいよ、今日は、あなたにぜひとも見せたい物があるから」

 

そう言って、狗道が取り出した物。

それを見ると、凌馬は、目を見開く。

 

「極ロックシードと同じエネルギー量、まさか」

「えぇ、私用に、少しアレンジさせて貰いました」『ザクロ』『ゴールデン』

 

その音声が鳴り響くと共に、そのまま戦極ドライバーに二つのロックシードを装填する。

 

「変・神」

 

『ロック・オン!ハッ!ブラッドザクロアームズ! 狂い咲き・サクリファイス!

金!ゴールデンアームズ! 黄金の果実……』

 

 

その音声。

同時に、狗道の姿も変わる。

これまでのセイヴァーとは異なり、イドゥンのリンゴアームズを沸騰させる黄金のアーマーを身に纏った。

だが、鮮血と黄金の装甲を纏っているようにも、確かに見えた。

 

「やれやれ、そちらに既に黄金の果実の一部を取られていたとはね」

 

そうしながら、思考する。

 

「やれやれ、さて、これは幸運と喜ぶべきか、不幸と思うべきか、複雑な気分だね」

次回作の仮面ライダーの原作は

  • 響鬼
  • カブト
  • ウィザード
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ゼロワン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。