ようこそ純愛過激派の教室へ   作:妄想癖のメアリー

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 まだ評価していない方が居ましたらぜひよろしくお願いします!

 多分一週間くらいは投稿できないと思います。


第6章
取引


 

 

 

 九条たちに己の過去を打ち明けてから一週間が経った。

 体育祭を控え浮ついていた空気もすっかり鳴りを潜め、いつも通りの日常が戻りつつある。といっても、オレを取り巻く環境はそれ以前とは全く変わっのだが。

 

「帰るわよ綾小路君」

 

 授業を終え荷物をまとめたオレに話しかけたのは堀北。環境が変わったと言ったが、その最たる例が彼女との関係性だ。

 

「おう」

 

 スクールバッグに掛けた指を肩で支えながら、堀北と横並びになって教室を出ていく。その姿はまさに青春ドラマの一幕。九条からおすすめされたものをいくつか見た事はあったが、まさか自分が同じことをするとは思ってもみなかった。

 

「お。熱いなーお前ら! これから2人で一緒帰る感じ?」

 

 廊下で声をかけてきたのはBクラスの柴田。珍しい他クラスの友人だ。

 元々はよっ友位の関係性だったが、先日平田を通してCクラスからはオレ、堀北、櫛田。Bクラスからは一之瀬、神崎、柴田といったメンバーで打ち上げを行い、その際に交友を深めた。

 

「ええ。今日は部活もないから」

 

 からかって来る柴田にあっさりと告げる堀北。

 因みにだがオレと堀北が付き合っているという話は割と周知の事実だったりする。

 

「ひゅー、いいねー。それじゃ邪魔者はこの辺で退散しよっかな。じゃあな2人とも!」

 

 バイバイと手を振りながら廊下を小走りで去って行く柴田。

 そんなBクラスを代表する陽キャに手を軽く振り返すと、隣に立つ堀北が小さくため息を吐いた。

 

「……慣れないわねやっぱり」

 

「後悔してるか? 付き合ってるって公言したこと」

 

 表面上は上手く付き合ってはいるが、本来堀北とああいうタイプのやり取りは相性が悪い。

 柴田本人を嫌っているわけでは無いだろうが、それとこれとはまた話は別になる。

 

「いいえ。そこに関しては全くもって後悔してないわ」

 

「ならよかった」

 

 オレも堀北も意味もなく付き合っている事を公言するようなタイプじゃない。これにはちゃんとした理由があるのだ。

 

「というより、逆に公言しない方が鬱陶しいわよ。生意気にもモテ始めた誰かさんのおかげでね」

 

「不本意ではあるんだけどな」

 

 公言した理由はたった1つ。オレがモテ始めたからだ。

 別にオレがそこらの女子を吹っ掛け始めたとか、そういうわけでは無いということを言っておく。もっと言うと理由がいまいち分かってない。

 九条に相談したときには『多分体育祭で活躍したからじゃないの? お前普通にイケメンだし』的なことを言われたが、そんなことでモテるなら最初から体育で本気を出しておけばよかったかもしれない。

 

「まあいいわ。ほら、邪魔になってるから帰りましょう」

 

 もっともそのおかげで堀北と付き合えたのだから結果オーライだろう。

 入学当初はこいつとこんな関係になるなんて想像もつかなかったが、人生分からないものだな。

 

「そう言えば、テスト作成の進捗はどんな感じだ? 提出期限まで3週間を切ったが」

 

「もうほとんど完成しているわ。あとは学校側とのすり合わせをするだけよ。あなたは?」

 

「オレも大体そんな感じだ」

 

 一緒に下校するカップルの会話とは思えない事務的な話だが、逆にオレたちが流行りのスイーツの話をしている方がおかしいだろう。

 バカップル代表九条と坂柳は、毎週のようにカフェ巡りをしてるらしい。チェーン店の試作品がよく新商品として並ぶため、それを食べ歩きするのが彼らのブームだとか。確かに企業側からしてもこの学校でしかできない良い試みだと思うが。

 

「そう。まあ心配はしてないわ。しばらくはゆっくりできそうね」

 

 放課後勉強漬けだった堀北も、最近はこうやって遊びに行く時間を工面してくれるようになった。ストイックな堀北も嫌いじゃないが、張り詰めすぎるのは良くないからな。

 

「分からないところはまた教えて貰えばいいし。不本意だけど、あなた教えるの上手だから」

 

 最初は成績が落ちるかと心配していた堀北だが、その点はオレが勉強を教えてあげれば完璧だ。……こうして考えると、父親の教育がかなり良い方向へと働いていることに気づく。

 ……よし。今度会った時は感謝の気持ちととして、九条と柴田をトレースして超絶陽キャになった息子の顔を見せてやろう。きっと面白いリアクションをしてくれるはずだ。

 

「じゃあこのままカフェでも行かないか? 九条に良い店を教えてもらったんだ」

 

「良いわね。行きましょう」

 

 意外とうきうきで付いて来てくれるかわいい堀北にほっこりしていると、天井に付けられたスピーカーから音楽が流れた。

 

『1年Cクラスの綾小路君、茶柱先生がお呼びです。至急生徒指導室までお越しください』

 

「どんなタイミングだよ……」

 

 珍しく一緒に放課後遊びに行こうと誘った瞬間これだ。特に悪いことをしたつもりは無いのだが、先生からの呼び出しとあっては行かないわけにはいかない。

 

「ふふっ。あなたらしいわね」

 

「……それ、どういう意味だ?」

 

 口元に手をやり上品に笑う堀北。間が悪い男だと思われているのなら流石にショックだ。

 

「何でもないわ。……まあ、真面目な話()()()()()()()()()()()()()()かしら」

 

 穏やかな雰囲気から一転、表情を引き締めた堀北が小声で話す。

 

「想定していたことだ。何も問題はない」

 

「頼もしいわね。じゃあ早く済ませてきちゃいなさい。待ってるから」

 

「ああ。行ってくる」

 

 断腸の想いから堀北と別れ生徒指導室へと向かう。到着すると、と、茶柱先生は扉にもたれかかり俯いて待っていた。

 

「入れ」

 

「呼ばれた理由が全くわからないんですけど」

 

「中で話す」

 

 短い言葉で繰り返し返され、こちらの警戒度も上昇していく。大方話の予想はついているが、それでも不快なものは不快だ。

 

「指導室と聞くと嫌なイメージがあると思うが、ここは存外に悪くない場所だ。何故なら監視の目がない。個人のプライバシーに多く関わる話をすることが多い故の配慮だ」 

 

 には当たり前のようにあるはずの監視カメラが見当たらない。

 

「それで、話ってなんですか。今から堀北と喫茶店デートの予定だったんですが」

 

「そう言えばお前たちは付き合っていたんだったな。最初に呼び出したときにはそんな関係になるとは思わなかったぞ」

 

「オレも同感です」

 

 目の前の茶柱先生も、昔のオレと堀北との関係性を良く知る人物だ。

 

「担任である私の目から見ても、堀北鈴音は優秀な生徒だ。そして、入学当初から最も成長した生徒とも言えるだろう」

 

「そうでしょうね。何せオレの彼女ですから」

 

「……お前も大概性格が変わったな」

 

 呆れたような視線を向けてくる茶柱先生だが、これは変化ではなく成長と言って欲しいものだ。

 恋は人を成長させるとよく言われるが、まさしくオレも堀北もその言葉が当てはまる人物だろう。

 

「まあいい。そんなお前に1つクイズだ」

 

「何ですか。当たったらポイントくれるんですか?」

 

 オレの冗談を華麗にスルーし、茶柱先生は手に持ったバインダーをテーブルに置いた。

 

「堀北鈴音がDクラスに配属された理由についてだ。お前はどう考える?」

 

 何とも抽象的な質問だ。だが、入学してからの付き合いが一番長いのが堀北だ。そのくらいは簡単に答えられる。

 

()()()()()()()()()()()()調()()でしょうね。少なくとも昔の堀北には足りていない要素でした」

 

「100点の解答だ。これを見てみろ」

 

 茶柱先生が封筒から取り出したのはA4サイズのプリント。堀北の証明写真が右上に張られ、何やら様々な情報が乗せられていた。

 

 

 ──高度育成高校データベース 10/1時点──

 

 氏名:堀北 鈴音(ほりきた すずね)

 クラス:1年D組

 部活動:空手部

 誕生日:2月15日

 

【評価】

 学力:A(A)

 知性:A(A-)

 判断力:B+(B-)

 身体能力:A-(B+)

 協調性:C+(E)

 

 

「……何ですか。この悪趣味なプロフィールは」

 

 クラスや部活動などの基本的な情報ならともかく、こんなものをまとめているなんて。

 

「勿論私の趣味ではなく、これはこの学校に入学した生徒全員に付けられるものだ。お前の分もあるぞ」

 

 そう言って茶柱先生はもう一枚プリントを取り出し見せてきた。

 

 

 ──高度育成高校データベース 10/1時点──

 

 氏名:綾小路 清隆(あやのこうじ きよたか)

 クラス:1年D組

 部活動:空手部

 誕生日:10月20日

 

【評価】

 学力:B+(C)

 知性:C-(C-)

 判断力:C-(C-)

 身体能力:A(C-)

 協調性:C(D)

 

 

「括弧でくくった所は以前の評価だ。つまり、ここから上がっている項目は能力評価が上がっている事を表している。そして、その評価を付けるのは担任である私だ」

 

「はぁ……ありがとうございます?」

 

 確かによく見るとちょくちょく上がっているところが見受けられる。オレの学力が上がっているのは前回の定期テストで満点を取ったからだろう。今までの分と相殺された結果がB+ということだろうか。

 

「堀北もお前も、入学当初からは考えられない程成長を遂げた。無人島試験、優待者試験でもお前たちが一枚かんでいたという情報も入ってきている。Aクラスまでの道のりはまだ遠いが、最初を考えると大躍進と言えるだろう」

 

 ……どういうことだ? 茶柱先生の意図が分からない。

 当初オレを警戒して堀北に監視をさせていた人間の言動とは思えないほど、目の前の茶柱先生の雰囲気は穏やかなものだった。

 

「雑談はこの辺にしておこうか。お前も時間が惜しいだろうからな」

 

「……そうですね」

 

 そう告げると共に、茶柱先生の纏う雰囲気が変わる。ここからが本番ということだろう。

 

「部活動の創設には必ず指導教員が必要となることは知っているな?」

 

「ええ。茶柱先生には世話になってますよ」

 

 練習に顔出したことないが、彼女が居なかったら創設すらままならなかったと考えると十分だ。

 そんな茶柱先生はソファに寄りかかって足を組んだ。

 

「指導教員が必須となる理由は主に二つ。まず部活に参加している生徒に技術的な指導やメンタルケアを行うため。そしてもう一つは、大会や練習会などで敷地外に出る際の付き添いをするためだ。前者は一般的な高校と同じだが、後者に関しては目的の根本から異なってくる」

 

 確かに、この学校のシステム上外部に生徒だけを送ることは出来ない。生徒の安全のために行う引率に加えて、外部との不用意な接触を阻む目的もあるはずだ。

 

「先日の都大会の引率している際、私に接触してきた男がいた。その男はこう言った。()()()()()()退()()()()()()()

 

「意味がわかりませんね。そんなことを言う人物に心当たりは無いですよ」

 

「誤魔化す必要は無い。お前の出自、経歴、血縁関係などは担任である私に全て入ってきている。お前の父親のことも全てな」

 

 ダメ元で否定してみたが一切効果は見られない。こちらの情報は全て知られていると思った方がいいだろう。

 

「それで、だから何だというんですか? 仮にその話が事実だとして、本人の意思を無視して退学なんてさせられませんよ。ですよね?」

 

「もちろんだ。第三者が何を言っても退学になど出来ない。この学校の生徒である限り、おまえはルールによって守られている。しかし……問題行動を起こしたら話は別だ。喫煙、苛め、盗み、カンニング。何らかの不祥事を繰り返せば退学は避けられない」

 

「残念ですけど、どれもするつもりはないんで」

 

「それは結構。だがお前の意志が教員や職員からの訴えに関与できるかは微妙なところだ。仮に私がそうだと判断すれば全てが現実になるということだ」

 

「オレを脅しているつもりですか? そちらの意にそぐわない行動を取った場合、先ほどの問題行動を捏造するという」

 

 茶柱先生の目的はオレを傀儡にして、Aクラスへ上がるための駒にすることだろう。

 

「ふっ、私の意にそぐわない行動か。なら聞かせてもらうが、私の目的を何だと考えている?」

 

「あなたが担任するCクラスをAクラスに上げることでしょう?」

 

 一件茶柱先生は生徒に関心が無く、自分のクラスや評価などどうでもいいと考えている人間に見える。しかしそれは真実ではない。

 堀北にオレの監視をさせ、行動を逐一報告させるほどクラスの内情を把握したがっている。そしてその理由を『CクラスをAクラスに上げるため』だと堀北に説明していた。どういう動機なのかは知らないし知りたくもないが、Aクラスに対する歪んだ情熱を持っている事は明らかだ。

 

「やはり堀北からは伝わっているな。その様子だと、私がお前の行動を逐一堀北に報告させていたことも知っている」

 

「堀北が制御不能になったから、オレに直接話をしに来たという訳ですか」

 

「ああ。そうだ」

 

 ……とすると、茶柱先生はやはりオレの敵だ。

 敵は徹底的に排除しなければならない。仮に彼女の人生が滅茶苦茶になったとしても……その結果命を落としたとしても。そんなことはオレの知った事ではない。

 

「何を勘違いしているかは分からないが、何も私はお前を退学にさせるつもりはないぞ」

 

 その言葉を聞いても気を緩めることの無いオレに、茶柱先生は悪戯な笑みを浮かべて足を組みなおした。

 

「考えてもみろ、お前は既にAクラスへ行くために全力を出しているだろう? 前回の定期テストでは満点。この結果は九条、坂柳、高円寺と並んで一位。体育祭でも目まぐるしい活躍をしたじゃないか」

 

「……まあ、堀北のためなんで」

 

「そうだ。だったら私から言うことは何もない。そのまま堀北をモチベーションにして学生生活を謳歌すればいい。仮にお前が勘違いしていたように、私に脅されて動くのではなく、堀北の為に努力する方が健全で結果も出るはずだ」

 

……何でオレはこんな仰々しい雰囲気で恋路を応援されているんだ? 

 

「えっと……それを言うためだけに呼び出したんですか?」

 

「続きの話が欲しいか? ならお前はこの生活を続けるために、人の道から外れる覚悟を決めるんだな。愛する女や大切な友人の為に、その他大勢を切り捨てる覚悟をな」

 

 浮かべていた笑みをスッと落とし、鋭い視線をこちらに向ける茶柱先生。誤魔化しや曖昧な返事は許さないという気迫を感じられる。

 だが、そんなものは聞かれれる前から決まっていることだ。改めて考える必要すらない。

 

「覚悟? そんなのはとうの昔から決めていますよ。堀北、九条、坂柳にはオレの過去を包み隠さず打ち明けましたから。こいつらは、オレがその他大勢の人間を犠牲にしてでも守り通すつもりです」

 

 恩人であり大切な彼女の堀北。親友であり光を与えてくれた九条と、彼の大切な人である坂柳。

 他の人間全てを犠牲にしてでもお釣りが返ってくる程、オレの優先順位の最上位を独占している者たちだ。

 

「傲慢だな」

 

「茶柱先生にだけは言われたくありませんね」

 

「ふっ……それもそうだな」

 

 自嘲気味に呟いた茶柱先生は、封筒からホチキスで止めた数十枚に及ぶプリントの束を取り出した。

 

「これを読んでみろ」

 

「! ……これは」

 

 渡された紙束を捲ると、そこには明らかに生徒に見せてはいけないであろう情報が多数記載されていた。

 

「ここには今まで行われた全ての特別試験の概要と、この学校に所属している生徒の情報が載っている。欲を言えば教員のデータも入手したかったが、私の立場では叶わなかった」

 

 右上に書かれた閲覧者の欄に茶柱先生の名前がしっかりと記載されている。恐らく教員用のデータベースにログインしてダウンロードしたものだろう。

 

「だが、これをそのままお前に渡すわけにはいかない。この部屋にこそ監視の目は無いが、外は一切の死角なくカメラがある。その時こんな紙束を持っていたら目立ってしょうがない。だからお前にはこれを渡す」

 

 茶柱先生は首にかけていたUSBメモリを外し机の上に置く。更にポケットから1つ旧式のスマートフォンを取り出した。

 

「このUSBメモリには先ほどの情報が全て保存されている。そして、これから私と連絡を取る際はこのスマートフォンを使用してもらう。USBメモリにはパスワードが掛かっているが、これは後程私の方からこの端末に送る」

 

「なるほど、やり取りの証拠を残さない為ですか」

 

「それだけじゃないぞ。お前たちが持っている端末は、生徒の端末同士以外の電話番号に発信できないように設定されている。外部との連絡を絶つための措置だ。そして端末のLTEから行われるSNS、掲示板への投稿には全て検閲が掛かっており、認可なしにSNSの発信は禁止されている。もちろんインターネットを利用した通話等も不可能だ」

 

 ……なるほどな。佐倉がSNS上に自撮りを上げているのが情報漏洩にならないのかと気になってはいたが、そういう仕組みなら問題は無いはずだ。

 

「教員である私たちはあくまで国家公務員。生徒達のような厳しい制限はかけられていない。そしてこの端末は私が以前使用していたもので、キャリアとの通信契約はまだ生きている。これがどういうことか分かるな?」

 

「外部との連絡が可能ということですね」

 

「そういうことだ」

 

 これは素直に驚いた。まさか茶柱先生がここまでオレに協力してくれるなんてな。

 

「無論、これが判明したら情報漏洩で私は懲戒免職、お前も悪質な行為と判断されて退学は免れない。つまり、お前と私はこの瞬間、運命共同体となったわけだ」

 

「あんた、やっぱり教師向いてねぇよ」

 

 だが、茶柱先生がいかに本気でAクラスに行こうとしているかは伝わった。オレはこの情報を活用し彼女の『覚悟』に応えなければならない。

 

「ふっ、誉め言葉として受け取っておこう。帰ったら早速見てみると良い。今度配属される()()()()()()の情報も載っている」

 

「! ……分かりました。ありがとうございます」

 

「礼は良い。これは施しではなく取引だからな。お互い対等な立場で行こうじゃないか」

 

 そう言って差し出された右手を握り込む。

 固い握手を結んだオレと茶柱先生は、さぞ悪い笑みを浮かべていただろう。

 

 

 

 







──高度育成高校データベース 10/1時点──

 氏名:九条 旭(くじょう あさひ)
 
クラス:1年A組
 部活動:空手部(部長)
 誕生日:4月5日
 
【評価】
 学力:A(A)
 知性:A(A-)
 判断力:A(B+)
 身体能力:A(A)
 協調性:A-(B)

【担任メモ】
 葛城派と坂柳派の派閥争いを終わらせ、現在はAクラスのリーダーとして目まぐるしい活躍を見せている。学力、身体能力共に非常に高水準。懸念されていた他者への関心の低さも改善されており、歴代の生徒と比べても頭一つ抜けた実力を持つ。
 部活動においても本校初の日本代表選手としての出場が決定しており、指導者としての才能も見受けられる。現在は部員の受け入れを行っていないようだが、ぜひ空手部を高度育成高等学校を代表する部活動にしてほしいものだ。



 原作の茶柱先生はもうちょっと考えた方が良いと思うんだ……仮に脅す時に綾小路に録音されてたら一発だと思うの。
 この作品の世界線の茶柱先生は、ひたすら仲良しの綾小路と堀北をみて絆されたってことで。あの人意外とそういう所の情は持ってそうだし。なにせ学生時代Dクラスに落ちた理由がね……

 因みにネットワーク関連はけっこう独自解釈入れてます。もし原作の説明と矛盾する点があったら教えてください。
 親との連絡すら学校側の許可なしに行えないのに、佐倉がSNSに投稿できるのって不思議ですよね。あとチャット以外に電話の機能の描写あるし、無許可で外部と通話できそうじゃねって思ってこういう設定にしました。
 外部との連絡を取れるようにしたってことは……展開を広げられるってこと!?



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