担当の性癖を破壊したトレーナーと性癖を破壊された担当のお話   作:性癖のブラックホール

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前回早速感想をいただけてありがとナス!
それなりに目を通してくれてる読者がいて感謝の極み。やはり担当の性癖は破壊せねば(使命感)

それはそれとして今回はかなりの特殊性癖によりウマ娘側の視点で進行します。理解できないと思われる読者がきっと大多数でしょうが 書きたかったんや。オニイサンユルシテ

あと未所持キャラと未育成キャラが大多数居ますのでご期待のキャラの性癖が破壊されてるかはそこら辺ご容赦ください


皇帝編

 トレーナーくんとの輝かしい日々を駆け抜けながら、無事に本格化の三年を走りきりシニア級にて未だ現役を続けているというのに。私は、

 

「…やはりこの時間はとても安らぐ。肩書きも何も外して一人のウマ娘として悠悠閑閑できるのは」

「そうさなぁ…生徒会長をしながら、URAの内部に首を突っ込み、未だレースで現役、そのための肉体造り……休む暇がなかったんじゃないかってくらい怒涛の日々だったもんな。名称でもつけるか?」

「…怒涛…名称……くふっ…。トレーナーくんもやるようになったものだ…ふふっ…」

「誰かさんの影響だよっと…ちょっと力強めるぞ」

 

 トレーナーくんの自宅にて、足のマッサージを受けている最中だ。彼は整体師の資格も所持しており、本家本元にも劣らない技術力の持ち主だ。それは紛れもなく今の私達が証明している。視線を横へやれば、飾られた冠の数--実に十三。日本国内だけではない、海外の、日本の悲願の冠もそこには飾られている。今だからこそ断言できる。彼で無ければこの偉業は達成不可能だという事を。例え海外での経験を積んだ老練なトレーナーであっても、凱旋門やドバイの覇者のトレーナーであっても、ここまでの偉業は不可能であると。--生涯無敗の肩書きが付く場合のみではあるがね。彼の優れた整体技術が無ければ今の私達は存在しない。皇帝として道は示したとしても、皇帝として世界に覇を唱えられたかと言われると、彼無しでは否である。

 

「…何時診ても君の脚は素晴らしいな。そしてこの脚を護れる事を誇りに思うよ」

「トレーナーくんがこの脚を育ててくれたという自覚も持ってはくれないのかい?」

 

 そう伝えると彼はバツが悪そうに視線をずらす。その様子に思わずクスリとしてしまうのは私は悪くない。今でこそこんな砕けたやり取りをしているが、初めの頃はそうではなかった。いくらトレーナーと言えど、私達ウマ娘の命とも言える脚をこんなに無防備にさらけ出すなど、当時の私からしたら亀毛兎角だろう。信頼関係を築いたトレーナーとウマ娘といえど、こんなに気軽に脚を触らせているのは古今東西私だけだろうと断言できる。レースのたびに一心不乱にケアをしてくれる彼の姿に、私の羞恥心は完膚なきまでに破壊しつくされた。私を思ってのことだというのも十二分に理解してしまったから。

 ……きっとそのせいなのだろう。近頃レースを走る間隔を空けており、マッサージをしてくれる機会も随分減ってしまい、私は彼にマッサージされたくて、否、彼に私の、ウマ娘の命たる脚に触れて欲しくて仕方ない気持ちになった。自らの武器であり、ある種の弱点でもある最も大切な場所を、信頼しているとはいえ人の手に委ね、あまつさえ無防備にさらけ出す事など、あまりにも荒唐無稽……なのだが…………こう、なにをされるか分からないのが逆に、刺激的であって、マッサージを終えたかと思えば爪のケアを始めてくれたりと、不安と期待がせめぎ合う緊張感が堪らなくなってしまってね…。常人には理解し難いだろう精神状態に陥っていた。たまに、本当にごくたまに彼のイタズラで少し擽られた時は…………言葉にはできない、きっとしてはいけないであろうものを感じたとだけ。不快感や嫌悪感、怒りなどは全く感じなかったのが今でも不思議であるが。

 その様な摩訶不思議な経験を得てしまった私は、もう既にマッサージを終えて手持ち無沙汰になったトレーナーくんに対して未だに無防備に脚をさらけ出したままにしている。普通なら姿勢をただして座り直したりする所だろう。だが、私はそうしない。

 

「…もうマッサージは終わったよ?」

「ん、そうだったのか。トレーナーくんのマッサージはとても丁寧だから曖昧模糊だったようだ」

「それは嬉しいけど……脚はどけないのかい?」

「なんの事かな?」

「……このままがいいってことね、皇帝様の思し召しのままにってね。…ルナは甘えんぼだねぇ」

「……君にだけさ、トレーナーくん」

 

 全く、普段名前をろくに呼びもしない癖にこういう時に呼ばれるもんだから、惚れるなというのが無理ではなかろうか。おかげで私の心臓は元々脚を君に差し出している時点で鼓動が早くなっているというのに、破裂しそうになったじゃないか。

 幸いにも今日は二人揃ってオフの日だ。他人の目もない。こんな千載一遇のチャンスを逃すわけがなかろう。さあ責任を持って私の趣味嗜好に付き合って貰うぞ、トレーナーくん--




こういうのクッソ好きなんですが理解っていただける同士がいらっしゃいましたら 糞だらけで語り合おうや


2023/7/11修正
御指摘いただいた部分完全にやらかしまてましたね…。意味を同じ物の別の四字熟語に差し替えました。
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