デート・ア・ライブ ゼロベストフレンド 作:匿名希望のK
???「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!急げーーーーー!デアラの小説が俺を待っている!!!」
この今叫んでいる青年の名前は
彼はアニメの他にも特撮が好きである。
零「ダァァァァ!このままじゃ電車に遅れちまう!」
彼は路地裏などを使いショートカットしていく時間は午後6時時間としてはまぁまぁな時間帯であり彼が急ぐ理由もほとんどない。
しかし大好きな小説のために平日に高校を休んでまで並ぶほどのファンである。
そうこうしているうちに彼は駅に辿り着きIDパスを通して地下鉄に降り電車を待つ
零「ん〜時間的に間に合ったな。後は途中でコンビニに寄って菓子やら飲み物を買って準備は完了だ!」
彼が電車を待っていると1人の男性がふらふらとした足取りでいるのが確認できた。
零(酔っぱらいか?大丈夫なのか??)
電車が来るまで後5分彼が男性から目を離した時
ドサッ
と誰かが線路に落ちる音が聞こえた。零が顔をそちらに向けると先ほどの男性が線路に落ちていたのだ。
零(やっぱり落ちたのか、でも誰かが助けてくれるだろう。)
彼はそう思いスマホを取り出して操作をする
そして
零(おいおいどうしてだよ!誰かあの人を助けろよ!電車が来るぞ!)
零は焦り始め周りを見渡す。しかし周りの人物は携帯を操作しており気にも留めていない。気づいた人物は多いはずだがそれを無視しているのだ。
零(どうしてだよ!こういう時って誰かが困っている人を助けるんじゃないのかよ!!なんで......なんで.........!)
零がそう思っていると列車のライトが見えてきた。
零(誰か.......誰か..........!!)
しかし誰も下へ降りない。
零「チクショウ!!」
零はそう言うと線路へ降り男性に近寄る。男性は息をしていたが意識は無かった。零はすぐさま男性の脇に手を入れ体を持ち上げる。
意識はなく男性の全体重が腕にくる。零は電車がくる事に焦り顔をホームにいる人たちへ向ける。そこにはカメラをこちらに向ける人物が見えている。
零(なんで助けないんだよ.....!あのままじゃこの人が死んでたかもしれないんだぞ!!)
零はそんな怒りを覚え叫ぶ
零「何ボサっとしてんだよ!!さっさと手伝え!」
俺が叫ぶとカメラを構えていた人物達は携帯をしまい、周りの人物達も男性を引き上げるために寄ってきた。
なんとか男性を引き上げると電車の汽笛の音がすぐ横で聞こえる。
顔を向ければすぐ目の前に電車が見えた。
零(あぁ.......現実って非情だよな。)
視界が電車のライトで埋め尽くされる。そして大きな衝撃
零(こんな事なら、今日は地下鉄使うんじゃ無かったな....................)
零「・・・ん?あれ?此処は.........」
零が目を覚ますと辺りは暗く地面は白かった。
零「・・・俺さっきまで何してたっけ?確か地下鉄で帰ろうかしていてそんでレーンに人が落ちてそれで.........ッ!」
思い出す中体に痛みが走り零は体を抑える。
そして何があったのかを思い出す
零「そうか.......俺死んだんだな。」
零は体から手を離しもう一度辺りを見渡す。しかしやはり一面が闇色と薄い白色の景色でしかない。
零「さてさてさーて、俺の予想が正しければ此処は死後の世界。つまり俺は閻魔様に判決を下される筈だけど.......」
と言って零は更に見渡すが結果は同じ
零「あ〜、誰か居ないかなぁ〜」
「呼びましたか?」
零「うおわっ!?」
零が独り言を呟いた後突然耳元で声が聞こえた。零は驚き後ろに飛び退く
「おやおや驚かせすぎましたね。申し訳ございません」
彼女はそう言って腹に手を当てお辞儀をする。
零(お辞儀が綺麗だなぁ........ってなんかこの声聞いたことある様な........確か最近見たアニメのS○Y×FA○○LYでヨ○・フォー○⚪︎ー役の........)
「早○沙○ですか?」
零「ッ!まさか心を.......」
「はい!失礼と思いますが勝手に読ませていただきました。そう言えば自己紹介がまだでしたね。」
女性はそう言ってスカートの裾を摘んで軽くお辞儀をすると
イリナ「私は選抜する女神の内1人、イリナと申します。」
零「あ、故星零と言います。」
イリナ「ふふふ、知っていますよ」
零「いやこう言うのは大事かな?と」
イリナ「礼儀正しいのですね」フフツ
女神イリナは口元を手で抑え微笑むと椅子とテーブルを出現させる。
零は椅子に座るとイリナは今度はティーポッドとカップを出現させ紅茶を注ぎ零に渡す。
零「あ、どうも.........美味しい」
イリナ「それは良かったです。それでは貴方の今後についてお話をしたいと思います。」
イリナはそう言うと話を始める
イリナ「基本的に人は亡くなるとそのまま閻魔大王の所へ向かいます。しかし貴方のように突然寿命を終えた方は例外として私共女神がその魂を見極めます。そして合格で有れば第二の人生を送る事が出来ます。」
零「あの、不合格の場合は?」
イリナ「その時は閻魔大王の判決を受けてもらいます。」
零の質問に淡々と答えるイリナ
零「その俺....自分は今どちらになっているんですか?」
恐る恐る質問すると
イリナ「どうかそう怯えないでください。貴方は合格です、見極めると言っても貴方が亡くなった際に魂の本質を見抜くだけです。貴方が目覚めた時この場所にいることはそれが問題ないと判断された時です。」
零「ほっ......」
零は安堵し息を吐く。イリナはそのまま話を続ける
イリナ「つきまして貴方の第二の人生なのですが、今世間では転生物が流行っていますね?」
零「え?あぁ、はいまぁそれなりに人気ですね。ってもしかして!?」
イリナ「はい、貴方は私が見ても問題はないと判断しています。なので転生ではありませんが転移という形で第二の人生を送っていただきます。つきまして貴方が向かう世界なのですが、ふむふむ........『デート・ア・ライブ』の世界になっていますねなので何か特典を与えようと..........」
零「イヨッシャーーーーーー!デアラ来たぁぁぁぁぁ!!」
イリナ「キャッ」
零は生前好きであった世界に行ける事にとても歓喜した。そしてイリナが驚いたのを見て縮こまった。
零「す、すいません生きていた時に好きだった本でしたのでつい.........」
イリナ「い、いえそこまで嬉しいとは思っていなかったものですので。」
零「それで自分はそこへ行けるんですよね!」
イリナ「ふふっ、えぇ貴方はそこの世界へ向かいますが何か聞きたいことはありますか?」
興奮する零に対しイリナは質問する
零「そうですね........あっ自分って虫になるんですか?」
イリナ「・・・・・・はい?」
零の質問に困惑するイリナしかし零は続けて質問する。
零「あっもしかして壁とか無機物系ですかね?」
イリナ「いや、あの.......」
一体話そうと止めようとするが零は止まらない
零「もしかしてゴースト的な奴になります?それなら結構便利ですよね。除き最高ですし悪戯し放題ですから。無機物なら修復されれば何度でも甦りますね。あ!虫はちょっと厳しいですかね?やっぱり小さくても潰されたら終わりですし、それに.........」
イリナ「あの!!」
零「ん?どうしました?」
イリナが大きな声を出す事でようやく止まった零
イリナは一度深呼吸をして話を再開する
イリナ「貴方は人として転移するに決まっているじゃないですか。どうしてそこで虫やら無機物やら幽霊やら、貴方はそこの世界に転移したら自分の好きなキャラクターと恋なんかしないんですか?」
イリナの質問に対して零は
零「無いっすね。」
と即答した。
イリナ「それはどうしてですか?」
零「俺原作のキャラのあの恋させる場面を見る事が好きなんですよ。情報が少ない中でどうやって世界を知ってもらうか。どうやって救うのか。そういうところを見るのが俺は好きなんです。」
イリナ「・・・本音は?」
零「五河士道と原作のヒロインたちのキャッキャウフフな展開を生で見てみたい。それだけでもう十分」
イリナは零の答えに対して
イリナ「......ふ、ふふふ.......あははは!貴方は可笑しい人ですね」
と笑いながら話し始めた。
イリナ「貴方のような方は初めてですよ。自分がヒロインと恋するのではなく、それを眺めたいだなんて。」
零「でもそれが俺ですから。」
イリナ「久方ぶりに笑いました。ふふふ、良いでしょうそれでは何か持っていきたいものはありますか?武器や防具能力などなんでも良いですよ♪」
少しご機嫌なイリナに零は頭を抱える。
すごく悩んでいる様子の零に対しイリナは提案を持ちかける。
イリナ「悩んでいらっしゃるので有れば、ランダムという選択肢もありますよ。」
零「う〜ん、ずっと悩んでても仕方ないしそれでお願いします。」
イリナは箱を出現させ中を探るそして一枚の紙を取り出し開く
イリナ「貴方はどうやら運命的な何かがあるのかも知れませんね」
零「どういう事ですか?」
零の質問にイリナは紙を零に見せる。そこには
ウルトラマンゼロ
と書かれていた。
零「マジか......俺がウルトラマンかよ。運命的な何かって名前のアレかよ。」
イリナ「どうやら最初から使えるのは基本スタイル、そして槍にスラッガーの様々な技そして力と神秘へとタイプチェンジですね。それとイージスという物を持っていける様ですね。転生直後は使えない様ですが」
零「いやもう十分すぎるのでは?」
零は紙をイリナへと返す。
イリナは受け取ると、手を動かす。すると地面に魔法陣が現れる
イリナ「そこへ入ると転移が開始されます。どうか貴方の二度目の人生が有意義である事願っています」
零「短い間でしたがありがとうございました!」
そう言って零は魔法陣の中へ入っていった。
見送ったイリナは一人魔法陣があった場所を見つめていた
イリナ「今までの人とは違う不思議なお方でした。」
イリナの頭の中で故星零という青年の姿が離れなかった。