ありふれない光は剣士達と共に最強の親友と歩む 作:匿名希望のK
訓練場
朝の絶叫から少ししてアラタ達は訓練場へとやってきた。
「ア、アラタ?どうしたのその目」
「ハジメ........なにも聞かないでくれ。厨二病みたいで俺は今すごく恥ずかしい」
「か、カッコいいよ!うん!」
ハジメは苦笑いでそう言う。アラタはため息をついて話を聞く
「よーし!全員揃ったな!俺の名前はメルド・ロギンスこの国の騎士団長をやっている者だ!早速だがお前達にはアーティファクトを配る。」
メルドと言った人は四角い銀のプレートを配っていく、ハジメが「団長なのにこんなところで油を売っていても良いんですか?」と聞くと「良いんだよ、逆にこんなことが無ければ雑務をしなくちゃいけないからな!」と盛大に笑った。「多分その雑務は副団長あたりの人がやるんだろうな」とアラタは顔も知らない副団長に心の中で合掌した。
「よし、全員に配り終わったな?このプレートはステータスプレートと呼ばれている。
文字通り自分の客観的なステータスを数値化してくれるものだ。もっとも信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だから失くすなよ?」
一通りの説明を終え使用の仕方を聞き全員針を使って血を垂らす
鳴星 アラタ 17歳 男 レベル:◼️◼️
天職:◼️の戦士◼️◾️◼️◼️
筋力:測定不可能
体力:測定不可能
耐性:測定不可能
敏捷:測定不可能
魔力:測定不可能
魔耐:測定不可能
技能:◼️◼️◼️◾️◼️◾️◼️・◼️◼️◼️◼️デュアルソード・神秘の◼️ 力の◼️・超能力の◼️・◼️◼️の◼️・言語理解
アラタ「は?」
アラタは驚いてそんな声が出た。一回目を擦り改めてステータスプレートを確認する
鳴星 アラタ 17歳 男 レベル:1
天職:万能戦士
筋力:150
体力:100
耐性:80
敏捷:90
魔力:60
魔耐:70
技能:デュアルソード(召喚)・神秘・怪力・超能力・魔力供給・言語理解
先ほどとは違うステータス画面になっていた。
アラタ「・・・もしかして読み込みが出来てなかっただけ?あぁ〜良かった。」
先程の化け物じみたステータスでは無かったので安心している。
どうやらメルド団長が全員のステータスプレートを確認するらしい。
最初は勇者である光輝
天之河光輝 17歳 男 レベル1
天職:勇者
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・集光・光の兆し・剛力・縮地・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
見事にザ・チートである
筋力では勝っているし体力も同じだがその他は全然負けている。
メルド団長も「ほぅ」と言っている
「流石勇者だな、レベル1でもう全て3桁か。技能の方も普通なら2つ3つだが、規格外な奴め!」
そう言って笑い飛ばすメルド団長、因みにメルド団長のステータスはオール300しかしこれは長年の経験とレベルによる恩恵初期に3桁はかなりの異常であった。
続いて和人の番
桐ヶ谷和人 17歳 男 レベル1
天職:◼️の剣士
筋力:98
体力:86
耐性:76
敏捷:80
魔力:88
魔耐:50
技能:剣術(アInクrッd)・投擲・索敵・変幻・交渉・軌道予測・利用不可能・利用不可能・利用不可能・◼️◼️の婚約者・言語理解
和人もそれなりにあったが天職が文字化けそして技能の幾つかが利用不可能と表示されていた。これにはメルド団長も悩んだ様な顔になっていた。
「こんなステータスは今まで見た事がないぞ。アーティファクトが故障したのか?いやしかし........」
考えているがメルド団長は「こう言うのは俺の性分じゃない」と納得したのかステータスプレートを和人に返した。そして次は明日奈
結城明日奈 17歳 女 レベル1
天職:◼️◼️の魔剣士
筋力:66
体力:82
耐性:78
敏捷:99
魔力:96
魔耐:95
技能:剣術(アInクrッd)・俊足・回復魔法(aルbh iム)・食材理解・利用不可能・利用不可能・◼️の婚約者・言語理解
こちらもまた同じだった。これは全員にあるのかとメルド団長は見たがこの様なステータスになったのは和人と明日奈だけであった。
「俺たちのステータスどうなってんだ?」
「和人、不正はダメだぞ?」
「うるせぇ、厨二眼野郎」
「やるか?」
「2人とも辞めなさい!」
和人と一色触発になりかけたが明日奈の一声で俺たちは喧嘩を辞めた。次に俺のステータスを団長に見せる。
先ほどまで異常だったため俺のステータスを見てうんうんと頷いている。
「流石だな、聞いたこともない天職に加え筋力では既に勇者を超えるか。これは成長が楽しみだな。それに魔力を分け与えられるのはかなり強い、この武器も気になるな」
と言った感じでステータスの確認は行われたが、ハジメの番なると周りが騒がしくなった。
「おいおい、キモオタ!お前そこら辺の子供みたいなステータスじゃねぇかよ!」
「いやいや、もしかしたらそこらの子供より弱いって!」
「マジ情けねぇ!ギャハハハ」
檜山一派がハジメに対して侮蔑の言葉を並べる。これには俺は拳を握り殴ろうかと思ったが、和人に腕を掴まれ止められる
「和人邪魔するのか」
「今問題を起こせば後々面倒だ。今は耐えろ」
よくみると和人も必死に抑えている。そんなところへ教師の愛子先生が止めに入った。
檜山達はバツが悪そうにその場を後にし愛子先生は自分も非戦闘職だと居て南雲にステータスプレートを見せ南雲は白くなった。
「なぁ和人あれって........」
「あぁ、非戦闘職だけど食糧の供給がエグいやつだな」
「ハジメ.......哀れ」
「言ってないでハジメを回収するぞ」
俺と和人はハジメの肩を叩きながら列へと戻った。
1週間後
あれから訓練をして1週間が経つそれぞれ訓練で順調にステータスを更新している。現在の俺のステータスは以下の通り
鳴星 アラタ 17歳 男 レベル:10
天職:万能戦士
筋力:350
体力:300
耐性:120
敏捷:132
魔力:540
魔耐:130
技能:デュアルソード(召喚)・神秘・怪力・超能力・魔力供給・言語理解
何故か魔力のステータスが他のと比べて飛躍的に成長している。原因は魔力供給と超能力と推察される。
どうやら超能力は魔力を通りて行っていると学者達は言っているらしくそれと魔力供給による魔力の異常な消費によって魔力のステータスが上がったにではと
「でも超能力は違うと思うんだよな、だってこの間ぶっ続けに超能力を使ったら魔力切れ寸前の疲労とは別の疲労だったし.........それにしても神秘ってなんなんだよ、使おうにも全然わからねぇ」
そう愚痴をこぼす。光輝はあれから全てのステータス全てが200となったらしい。正直興味がないと言うのが現状ハジメはあれから頑張って訓練をしたがやはり元のステータスもあってか25止まりだった。
しかし俺と和人が必死に功績に関しての知識や技能の特訓に付き合ったお陰もあり[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査]の派生技能が増えた。
これには俺と和人もとても喜んだ。今日はさらに派生技能を増やすためにこれからハジメと合流するところである。
「今日は確か結城さんも手伝ってくれるんだっけ?楽しみだなぁ結城さんの飯ってかなり美味いし」
そう思いながら歩いていると前の方から笑い声と微かな呻き声が聞こえる、この声には聞き覚えがある俺は駆け出し現場に訪れると
「ギャハハハ!オラ!早く立てよ!燃えちまうぞぉ?」
「此処に火を求む.......火球」
檜山一派が南雲をリンチしていた。南雲は所々に切り傷などがありされるがままだったのだろう。俺はすぐさま技能の超能力で火球の軌道を逸らす。
「あ?おい何はずしてんだよしっかり当てろよ」
「え?いや俺はしっかり狙ったぞ?」
あぁ、やっぱり狙ってやっていたのか.........俺は無言で近づき檜山の肩を掴むと
「あ?ぶべら!」
容赦なく殴り飛ばした。
「檜山!テメェ何しやがっ!な、鳴星.......」
俺の姿を見て仲間の1人......中野が怯えた表情で俺を見る
「なぁ楽しかったか?ハジメを痛めつけて.........さぞ楽しかったんだよな?向こうでもハジメをイジメていたからなぁ」
「ひっ!お、俺は」
「黙れ」
「ぐほっ!」
中野を殴り飛ばすと残りの斎藤と近藤が怯えながら逃げようとする
「逃す訳ねぇだろ」
俺は再び超能力を使い2人を金縛りの要領で動けなくする。
「う、動けねぇ!」
「た、助けてくれ!」
叫ぶが生憎と親友を傷つけられて今結構来てるんだ。向こうではかなり我慢した。こっちでもあらかたは笑って見過ごしたでもな
「他人を傷つけて自分が傷つかないなんて甘い考えは持つなよ?」
腕を上げると2人も宙に浮くそしてそのまま壁に向け腕を振り抜くと2人は壁に叩きつけられる。
「・・・」スタスタ
俺は最初に殴り飛ばした檜山に近づき胸ぐらを掴む
「て、てめぇ.......こんな事して許されると......ひ!」ドゴン!!!
檜山は何かを言おうとしたが俺は拳を檜山の顔のすぐ横に叩きつけ地面を貫通する。
「またハジメを虐めてたりしてみろ、次は容赦しねぇぞ。」
そう言っていると足音が近づいてくる
「こ、これは!」
「おいおいマジかよ」
「南雲君!」
「アラタ.......」
光輝と龍太郎そして香織に雫がやって来た。香織は傷ついた南雲に駆け寄り異常がないかを確認している。元凶ではあるが心からハジメを理解しようとしてくれているのは親友として嬉しい。雫は俺を見ながらなんとも言えない表情をしている。
香織はハジメの治療を始める、そして光輝は俺に近づき
「アラタ何をしているんだ!これから一緒に戦う仲間に....お前は自分が何をしたのかわかっているのか!」
「お、俺たちはただ南雲を鍛えてやろうと.......」
「黙れよ...........確かにこれはしちゃダメだとわかってる、だけどなハジメがリンチされてたんだよ。親友として許せる訳ないだろ」
「そんな事で人を殴ったら駄目だろ!確かに檜山達にも非がある、だがお前のはやりすぎだ!それに南雲も最近訓練に参加していないのは確かだ。」
は?コイツ今なんて言った?そんな事?やりすぎ?ハジメはこいつら以上に怪我をしているのに?怪我するまで訓練するのを許容するのかこいつは......また自分の中で物事を決めつけるのか?
「なぁ光輝、お前昔した約束覚えているか?」
頼むから俺の予想とは反対の事を言ってくれ、あの約束は俺たちがまた親友に戻る為にした誓いだ。
「約束?
「ッ!光輝あんた!」
「・・・・・・」
そんな事だろうと思ったよ。あいつにとってあの約束はその程度の事なんだ。期待した俺が........5年間の俺の期待は無意味だったんだな........あれだけぶつかり合ったのに、あれだけ待ったのに
「それよりアラタ檜山達に謝れ!」
「
「え?」
「お前とはもう友達でもない、2度と俺に話しかけないでくれ。それと前言っていたパーティの話だけど俺は参加しない。天ノ河達だけで組んでくれ、じゃあな」
「おい!待てアラタ!」
俺はハジメを香織に任せてその場からテレポートを使い消える。
王宮で割り振られた部屋に戻るとベッドに倒れ込み
「約束......したじゃねぇかよ..........」ポロポロ
俺は涙を流しながらその日は部屋から出る事はなかった。
そして俺は明後日に向かうオルクス大迷宮攻略にて絶望の淵に叩き落とされる。