オシえもん   作:完璧で究極の青ダヌキ

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最悪な未来を変えたくて

 

 

 

土管が三つ並んでいる空き地。そこで二人の子供が話をしている。一人はキツネのような顔でもう一人はゴリ…野性味溢れるワイルドな顔で何やら話している様だ。

 

「見てよジャイア〜ン!ウチのパパがさぁ!B小町のアイと仲の良い鏑木プロデューサーの友達でさ!」

 

そう言って少年はサイン色紙を見せる。「アイ本人からサイン貰ったんだ〜!凄いでしょ〜!」「うっわ〜!すっげえぇ!!本物かよ!?」

 

「当たり前でしょ!」「おぉ心の友よ…なぁもう少し俺にも見せてくれよ触らしてくれよ!」「いやっそれはちょっと…」「お前のモノは俺のモノ。俺のモノも俺のモノだろ?なあスネ夫!」「分かったよ…はい…」「心の友よ〜!!こんなにイイモノを!ありがとな!!」

 

 

 

 

「はぁ…ジャイアンはいつもああなんだから…見せなきゃ良かった」トボトボと背中を小さくして帰り道を歩いていった。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

『のび太くん』「…」『そろそろ起きなよ…のび太くん。アイをどうやって守るのかとか誰に殺されるのかとかそもそも場所も知らないんだよボク…』

 

「…おはようドラえもん。おやすみなさい…」『ほらっ起きてよのび太くん!寝ぼけてる場合か!君が言い出したんだろ?アイを救うって!その為にもしもボックスを使ったんだろ?』

 

「…そうだ!アイさんが殺されない様にしないと!」『君が起きる前に新聞やらで情報を探してみたけどまだアイは生きてるみたいだよ』「良かった…」『当日が何日とか覚えてないの?』「僕がそんな事を覚えてると思うの?」『君に期待したボクがバカだった…』

 

『でどうやってアイに近づくの?』「いや普通にどこでもドアで…」『彼女が今何処にいるかも何をやってるのかも分からないのに?』「うっ…」『いつもやってるしずかちゃんのお風呂場までの道のりとは違うんだよ?』

 

「…うーんどうしよう」『…何か思いついたらこのブザーを押して。ボクはちょっと用事があるから』

 

そう言ってドラえもんはブザーを渡すと机の引き出しを開けてそのまま消えていく。その背中を横たわりながら考えた。

 

…ダメだこのままじゃ寝てしまいそうだ。そう思い散歩をする事にした何か良いアイデアが思いつくかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

今日は良い天気だ。空き地の土管で昼寝したら気持ち良いだろうなぁ…とかしずかちゃんと遊びたいなぁとか。そんな事は思いつくけど肝心な事は何も思い付かずついには町内一周をしてしまった。

 

…ん?誰かが泣きながら歩いて来る。誰だろうと目を凝らすとスネ夫だった。またきっとジャイアンに自慢して…そうだ!スネ夫のパパは色々なコネがある!ならもしかしたらB小町とのコネもあるかもしれない!

 

僕はスネ夫を慰めながら話を聞く事にした。

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