仮面ライダーセイザー   作:ボルメテウスさん

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怪我の功名

「まさか、獅子座のホロスコープスとさっそく戦う事になるとはな」

「なんとか、無事なのは、幸運だったな」

「あはははぁ」

 

あの後、俺達はすぐに先輩達と合流した。

それと共に先輩達に事情を教えると共に、怪我の状態を見てもらった。

 

「結構酷いな。とりあえずは数日間は戦闘は禁止だ、分かったな」

「分かりました。いきなり迷惑をかけて、すいません」

「気にするな、何よりも、無事なのが一番だからな」

 

それと共に俺もまた、あの獅子座のホロスコープスの強さを、確かに実感する。

奴の戦闘能力は、同じホロスコープスでも、牡牛座のホロスコープスを遥かに超えている。もしも、再戦したとしても、果たして勝てるかどうかは分からない。

 

「とりあえず、今後は山羊座のホロスコープス探しに専念っと、その前にJKの奴はどこにいるんだ?」

「そう言えば、なんか、今日は用事があるとか言っていたけど」

「とりあえずは、あそこに行ってみるか!」

 

その言葉と共に先輩達は、どこかへと出かけた。

 

「先輩達はどこに?」

「PANという店で、ジーンを探しに行ったらしい。

お前は、ジーンという奴は知らないのか?」

「いや、まったく」

「まぁ、俺もだがな」

 

そう、朔田先輩は言いながらも、他の先輩達に付き合うように向かって行く。

 

「さて、俺はどうしよう?

さすがに、このままじゃ、暇だからな」

 

それと共に、俺も未だにこの学校の事を知らない事もあり、すぐに学校を歩き回る事にした。

いつもは、先輩達と一緒に行動している事もあって、こういう静かなのは慣れない。

そう思っていると、俺の耳元で何か聞こえる。

ふと、気になった俺は、その場所へと向かって行く。

 

「イェーイ、これでどうだぁ!!」

「おぉ」

 

これは、なんというか、凄まじい人がいた。

今時は珍しいだろうロックをイメージさせるモヒカンをした人物。

同級生ではないとしたら。

 

「あのぉ?」

「んっ、なんだぁ?」

 

俺の存在に気付いたのか、向こうはこちらを見る。

 

「いや、もしかしてさっきの演奏って、先輩だったのかなぁって?」

「おぉ、聞いてくれたか!どうだ、俺のロックはよぉ!」

「いやぁ、正直に言うと、俺、ロックとか本当によく知らないですよ」

「あぁ、そうなのか?」

 

俺の言葉に対して、不服そうに見つめる。

 

「けど、凄く気になりました。

ここまで聞こえてきたギターが、なんというか、熱というか、なんというか」

「お前」

 

そのまま、その人は、俺に近づく。

 

「分かっているじゃないかよぉ」

 

何やら、笑みを浮かべていた。

 

「ロックというのは魂を震わせる物だ。それを感じ取れたという事は、十分伝わったという事だなぁ!」

「そうなんですか、あっそう言えば、あなたは?」

「俺か?俺は五藤東次郎、この学校に転入してきたばかりの2年生だぜぇ!」

「あぁ、だから、俺は1年の堀口天馬です」

「そうか、よろしくなぁ!」

 

それと共に、俺はそのまま如月先輩流の握手をする。

 

「これは?」

「俺の尊敬する先輩の挨拶です。友情に熱い先輩ですから、きっと五藤先輩と気が合うかもしれませんよ」

「へぇ、それは会ってみたいぜ」

それと共に先輩は、そのままギターを担ぐ。

「あれ、先輩、演奏は?」

「いやぁ、もっとど派手な奴を聞かせたい所だけど、今日はもう特訓のし過ぎで、ヘトヘトなんだよ」

「おぉ、そこまで」

 

俺としては、そこまで熱中する事が出来る事がない。

だからこそ、目の前にいる五藤先輩がロックに命を賭けているのが分かる。

 

「なんだか、羨ましいです。

俺、そういう夢中になれるのが、ないから」

「おぉ、だったら、お前、ドラムとかどうだ?」

「ドラムですか?」

「あぁ、ギターも良いけど、やっぱりドラムもないと盛り上がらないからな。

今は、幼馴染の奴と活動しているけど、それが落ち着いたら、新メンバーで一緒にやらないか?」

「そうですね、考えておきます」

「おぉ、楽しみにしているぜ!」

 

そう言った、先輩は、本当に、どこまでロックに命を賭けている。

そう、思える程だった。

 

橘さん、出ちゃいますか?

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  • ナズェミテルンディス!!
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