仮面ライダーセイザー   作:ボルメテウスさん

18 / 51
夢の迷い

「カプリコーン・ゾディアーツの影響ですか?」

 

その日、部活に顔を出した俺が見たのは衝撃的な光景だった。

こういうハイテンションな事には積極的な城島先輩はともかく、賢吾先輩と野座間先輩まで、こういうロックに嵌まったのは衝撃だった。

だが、それはジーンゴッドのダークナイトカーニバルを聞いたために興奮状態であるらしい。

 

「それで、それを放送しているのはJK先輩だと言う訳は」

「あぁ、あいつのダチが、どうやらゾディアーツだったみたいだ。

今は、それを止める」

 

それと共に、俺達は、その放送を深夜の教室で待っていた。

もうすぐ放送が始まる時間の最中。

 

「ジーンゴッドのダークナイトカーニバル!」

 

それと共に、放送された内容に対して、俺達はすぐに立ち上がる。

 

「放送が始まってしまった!」

「あっさりと裏切ってくれたわね」

「今からでも、俺がすぐにでも止める!」

 

その言葉を聞いて、俺も如月先輩もすぐに放送していると思われる場所へと向かう。

既に朔田先輩が追尾用に用意していた為、その場所を特定するのは、それ程時間はかからなかった。

そうして、辿り着いた先の扉を開く。

 

「JK、放送を止めろ!」

 

その言葉と共に、俺達はすぐに入っていく。

 

「お前は、楽器店にいたゾディアーツ」

「こいつが、カプリコーン・ゾディアーツ!!」

 

その手には、ギターを持っている事もあり、音楽を使っている事は、目に見えて明白だった。

だが、そのカプリコーン・ゾディアーツは、俺を見て、何か驚いた様子だった。

 

「なんで、お前がここに」

「えっ?」

 

何やら、俺を知っている様子のカプリコーン・ゾディアーツ。

それには、俺達が疑問に思っている間にも、カプリコーン・ゾディアーツはそのまま俺達を外へと吹き飛ばす。

 

「ぐっ、行くぞ!」

「えぇ!」『セイザートラゴス』

 

同時に俺もまた構える。

それと共に、変わったのは、カプリコーン・ゾディアーツと同じ山羊座の戦士へと変わる。

瞬時に、その腕にはドリルを装着し、そのまま真っ直ぐとカプリコーン・ゾディアーツに向かって、攻撃をする。

 

「イェェェイ!!」

 

そのまま、奴は、その手に持つギターの演奏と共に奏でる音符で、こちらに攻撃を仕掛けてくる。

 

「だったら!」『『聖貫槍スパイラル・ホーン!エレキ!サンダーホーン!!』

 

鳴り響く音声と共に、俺の身体は電撃を纏う。

同時に、その腕に装着したドリルは電撃を纏い、こちらに向かって来る音符を全て弾いていく。

 

「ぐっ、なかなかに痺れるじゃないかよ、だけどなぁ!!」

 

だが、それでも、攻撃の手を緩める様子はなかった。

しかし、その際に聞こえてくる音は、どこか聞いた事がある。

 

「どうした?」

「いや、この音楽、どこかで聞いた事が、まさか」

「ようやく気づいたな、だったら、俺がこれをする理由は分かるだろ!」

「理由?」

 

それには、俺も、本人が直接聞いたからこそ、知っている。

 

「俺達は、夢の為にロックをしている。

中学生時代に、叶える事ができなかった夢を。

その夢の邪魔をさせない!!」

「っ」

 

その言葉に、俺は、どう答えれば良いのか分からない。

その困惑が、戦闘でも大きく影響が出た。

 

「だから、お前は俺達の夢を邪魔をするなぁ!!」

「がぁ!」

「天馬!」

 

俺は、その攻撃によって、吹き飛ばされた。

それは、本当の意味で、これまで戦った事のない敵に対しての迷いかもしれない。

橘さん、出ちゃいますか?

  • 出る
  • 出ない
  • ナズェミテルンディス!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。