「はぁ、疲れた」
この学校で入学して、未だに慣れていない事もあるが、新入生と言う事で、説明会が色々とあった為、かなり時間がかかった。
今朝、先輩達に案内してもらった場所だが、既に忘れてしまった。
だからこそ、すぐに先輩達と合流しようと、校内を探し始めた。
「どこにいるんだろう、先輩達は」
そう考えていると、何やら騒ぎがあった。
気になった俺はすぐに向かった。
そこには。
「ハルは悪くない。ハルはスイッチのせいでおかしくなってるだけだもの。大丈夫…ハルは私が守る!」
「違う!これからは、僕が蘭を守るんだ!ウワァァァーッ!!」
何が起きたのか、分からなかった。
今朝、騒いでいた子だったが、その目の前にいるのは蠅を思わせる怪物がいた。
何が起きているのか分からない間にも、蠅の怪物は、まるで手足にプロテクターが装着されていた。
そのまま、近くにいた人を襲おうとした。
「っ」
その瞬間、俺は、自然と身体が動いていた。
なぜ、そうしたのか、分からない。
だけど、自然と思い出したのは、あの言葉だった。
『よく覚えておくんだ。これは、お前の愛と正義と勇気の心が、宇宙に届いた時、これはお前に力をくれる』
「はあぁぁぁ!」
それと共に、俺の身体は炎で燃え上がる。
だが、身体は熱くない。
同時に、襲い掛かろうとした怪物を受け止める。
「なっ」
「はああぁあぁっぁ!!!」
その叫び声と共に、俺は押し返す。
それと共に、俺の身体は大きく変化していた。
『セイザータリウス』
その音声が鳴り響くと同時だった。
俺の身体は、炎の鎧に身に纏う。
「これは一体」
困惑する俺は、前を見つめる。
未だに、目の前にいる怪物がこちらを睨んでいた。
「はあぁぁぁぁ!!」
襲い掛かってくる攻撃に対して、俺はなんとか受け止める。
「ふんっ!」
そのまま、俺は襲い掛かってくる奴を跳ね返しながら、構える。
「まさか、堀口なのか」
「先輩ですか。えっと、これ、一体どういう状況なんですか!?というよりも、俺の身体って、今、どうなっているんですか!?」
こちらに向かって、襲い掛かってくる攻撃に対して、俺はなんとか跳ね返していく。
だけど、この状況をどのように打開すれば良いのか、まるで分からない。
それと共に先輩は何やら、調べ始めた。
「このコズミックエナジーは、ホロスコープスと似ているけど、何か違う?」
そんな先輩の疑問を余所に、怪物を守るように忍者が現れた。
「えぇ、忍者!?なんで忍者!?」
そんな俺の困惑を余所に、忍者達に襲われていると。
「宇宙キター!」
「えっ?」
聞こえた声と共に、俺を襲っていた忍者から誰かが蹴った。
すぐに目を向けると、そこには宇宙飛行士だと思わせる格好をする存在がいた。
「よっと、大丈夫か?」
「その声は、もしかして如月先輩!?」
「んっ、もしかして、天馬なのか!?」
俺の姿を見て、如月先輩は驚いた様子だった。
そうしていると。
「弦太郎、ロケットスイッチを彼に」
「えっ、これを?」
「あぁ、堀口はそのベルトにスイッチを入れ替えるんだ」
「えっと、こう?」
俺は何が起きているか分からないが、すぐに従った。
それと共にスイッチを起動させる。
『ロケット!タリアス!ロケットボウ!』
鳴り響く音声と共に、俺の腕には巨大な弓矢が現れる。
その矢は、その名の通り、ロケットであり、巨大であった。
「もしかしたら!」
その言葉と共に、俺はその手に持った弦を引く。
すると、放たれたロケットは、そのまま周囲にいた忍者を吹き飛ばした。
その威力の高さはかなりの物だ。
「うわぁ、すげぇな」
「弦太郎、彼は俺がサポートしているから、君はゾディアーツをなんとかしろ」
「けど」
「先輩、ここは、俺に任せて下さい。
未だに、どういう状況か分かりませんが、どうにかできるのは先輩だけですから」
そう言うと先輩は少し悩むが。
「頼んだぞ」
それと共に、すぐに怪物の元へと向かう。
さて、俺はこの状況をなんとかする事に集中しよう。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!